3/30ウクライナ停戦ヤマ場越すも道のり長し、悪材料や利確の売りが出やすく要注意
3・30記述 ウクライナに栄光あれ!
ロシアが求めていたウクライナのNATO非加盟をウクライナが了承したので峠は越えました。
とはいえこれからが予想よりも時間がかかるかも知れません。
ですから停戦を織り込んでいれば今後の「もどかしい展開」で下げる可能性はあります。
それにロシアは東部に戦力を集中する戦略ですからこの地域の紛争が長引く可能性もあります。
東部をウクライナが承認はできませんから「棚上げ」して今後の話し合いにして親露勢力が実効支配する形が落とし所でしょうか?
しかし領土問題は目に見える形なのでどちらも譲歩しづらいですね。
さて停戦が見えてきたことで株価は上昇しています。
下はS&P500のSPYです。200日線のはるか上に来ました。下落トレンドが終了してそのあとどうなるか不明でしたが結局上に行きました。
円建てでは損益がプラスになったことでしょう!おめでとうございます。
積立部分はプラスになっていますよね。やはり積立は偉大です。
みんなで唱えましょうね「積立は偉大なり!」
冗談はさておき、2月の底値が今年の底値になる確率は高いです。
RSIが65とやや高めです。今後は利確も出るでしょう。出来高は相変わらず多くはないので売りが少ないことによる需給相場ですね。まあこの状況で空売りはできないでしょう。
◆次はナス100を見てみます。
待望の200日線を突破して来ました。
過去10ヶ月間に買った人はプラスになったわけです。心理的にも強気の人が増えて来ます。
◆核使用の脅威も去った
ロシアもあとは条件闘争ですから核や生物化学兵器を使用するのはデメリットが大きすぎます。
もっともウクライナ侵攻そのものがデメリットが大きすぎるのですが。
より悪い方への拡大がなくなったことは安心感を与えます。
とはいえ引け越し一辺倒ではなめられますからすぐに戦闘停止にはならないでしょう。
心情的には一刻も早く停戦してほしいですけど。
◆原油等は落ち着く方向へ
停戦の方向になればロシアの原油輸入は中国やインドはよりやりやすくなります。
中印が買えばその分は供給量にゆとりができるので日量250万バレルといわれるロシアの原油のだぶつきがはけて、需給が緩みます。
◆円安もやや和らぐか
原油高騰により貿易赤字拡大から続いていた円安もやや修正されつうあります。
とはいえ日銀の国債無制限買取により日本の長期金利の上昇は絶対に認めない方針です。
ですから円安傾向が続くことは確かでしょう。
現在の日米の金利差の2.2%が今後はより拡大するでしょうから。
ドルの使用は減る?
今回のロシアの教訓で世界の独裁者や反米国家はドル資産は凍結、没収の恐れがあり保有しにくくなりました。
そのことによるドル離れは一定量は起こるでしょう。
しかしドル円でみると円安傾向はしばらくは続くとみています。
なので120円をきれば一部分をドル転しようと思います。
住銀SBI銀行では指値でドル転できるので使おうと思います。しかもコストは片道0.04円です。
今日のユーチューブはこちらです。桜の季節なので桜色にしました。
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3/25円安進行独歩安!いつまで続く?岸田政権に打つ手なし!
3・25金
桜も咲き始めました。みなさまのところはどうですか?
コロナで桜の木の下での飲食は微妙ですが。
<ご報告>
以前から農産物ETFのDBAを紹介してきましたが指値が刺さらず買えていませんでした。昨夜ようやく買いました。22.05ドル200株、約50万円。これで3月のスポット買いは合計200万になりました。他はグーグルとマイクロソフトです。
手持ちのドルはSBIにはあったのですがSBIでは取引中止でできませんでした。なのでマネックスで高いドルを買って買いました。楽天でも可能なようです。
ところで円安が止まりません。しかも独歩安です。
普段ドル円チャートが一般的なので円ドルチャートは衝撃的です。
下は日足
いかがでしょうか?まさに急落!RSIは見たこともない13.9です!
いったいどうしちゃったんでしょう?
「ロシアのせいに決まってんだろうが!」「ロシアが悪い」
確かにロシアのウクライナへの侵攻は歴史的暴挙です。
1236年のモンゴル軍バトゥによるキエフ攻略を彷彿とさせる暴挙です。
しかも大昔の野蛮な時代ではないので許されるものではありません。
ところでモンゴルとロシアは似た文化を持っているのをご存知ですか?
モンゴルがロシアを2世紀半に渡って支配したモンゴルタタールのくびきの時代にはロシア王朝の先祖はモンゴルの手先となって徴税人を請け負いました。
日本でいうと地頭みたいな感じでしょうか。
だからロシアの地域の中ではモンゴル中枢に最も近かったのです。
もっとも被害者の数ではスターリン飢饉と呼ばれる1932年1933年では600万人がなくなったと言われています。しかも餓死と伝染病です。スターリン最強 モンゴル超え!
しかも作物は豊作だったのですから完全なる政治の問題です。
話を円安に戻しましょう。
円の独歩安
今回の円安は対ドルだけではなくてほぼすべての通貨に対して進んでいることです。
いつもは危機には円高になっていたのにも関わらずです。
ドル以外の通貨のチャートは自分で見てね
貿易赤字進行 日本からお金が流出中
1月の貿易赤字は2.2兆円で過去2番めの大きさ、2月は6682億円の赤字
もっとも日本の貿易赤字は恒常的なもので貿易外収支で稼いで経常収支では黒字という構図です。
しかし今回は経常収支も赤字になっています。
つまり「お金が日本から流出している」ということ
原因は原油高、エネルギー高、資源高
赤字の一番の原因はエネルギー価格の上昇としています。しかし本格的な原油の値上がりはロシア侵攻以降ですから3月以降の貿易収支は赤字拡大かもしれません。
ガスは長期契約でしょうが長期的にはコスト高は免れません。
それを受けて商社株は高値を更新しています。バフェットさすが!
円安はいつまで続く 原油高が続く限り
原油高が続く限り円安は進行します。原油価格についての予想はむずかしいです。ロシア憎しの政治問題だからです。
ロシア産の原油の売り先がなくて日量250万バレルくらい余るそうです。
この分を他の地域が増産できればいいですがそんな都合良くはいきません。
中国やインドがこっそりロシアから買うのがいいですが、こんな発言も多分非難されるでしょう。今はロシア憎しが何事にも優先されているからです。
冷静になるまでにはまだまだ時間がかかります。
それに政治家は電気代がいくらあがろうが、ガソリンが高かろうが理由がロシアならなんとでもいいわけができます。むしろ原油価格を下げようとするほうがなにかにつけて非難されるでしょう。
一方産油国も増産して価格を下げるメリットは皆無です。
だから現在は地球上で原油を下げる要素がありません。
全員が風呂に入らないようにすれば別ですが、友達はうんと減るでしょう(笑)
原発再稼働は岸田政権はしないだろう
広島選出の岸田首相は核アレルギーがすごいもしくはすごいふりをしているので原発再稼働はしないでしょう。世論も「金より安全」という人が多いのでしなくても大丈夫です。
結論
貿易赤字は当分続く、円安も続く
かなり前ですが私が参考にしている山崎元さんが読者の質問に答えて
「将来日本の力が減退して円安が進むのが心配なのですが」という質問に
「全然心配は要りません。まあ120円くらいになって考えれば大丈夫です」と答えてらっしゃいました。
その120円を突破していましました。
そろそろ円安対策を用意したほうがいいでしょうか?
米国株フル投資の人はウハウハだよね
もっともこれは一般人の話で米国株フル投資のあなたはさぞうわうは、ウキウキ、でしょう!
やはりリスクヘッジとしても半分は海外資産で保有するという私の主張は間違ってないです。
なのに本人の海外投資がまだその水準に達していないのは情けないですが(わらい)
今後はどうなるの?
これに対するわたしなりの結論をはじめに言っちゃいますね。
「今回の円安がどこかで止まったとしても隠れ円安は今後も続く」
今回の円安と同程度なのは2016年もそうです。しかしそれからの6年間で同レベルということは物価の差だけ円安が進んだという証左です。
米国のインフレ率は仮に2%X6=12% 日本は0.5%X6=3%
9%分円高になっていてイーブンです。それが同レベルなら9%円安が進んだのです。
これからもこの傾向は続くでしょう。さらに現在の米国は8%近いインフレですからさらに実質的な円安が進むでしょう。
緩和継続、ゼロ金利が固定化している日本
米国の金融政策はみなさんのご存知のとおりです。現在はインフレに全力ですね。とはいえここでも政治が優先してロシア制裁で原油高騰を招いています。
政治家は都合がいいですね。ロシアが悪いと言えば何でもOKですから今までの失政がなかったことになりました。まあ実際にロシアが悪いんですけど。
対して日本の金融政策は今も今後も変わりません。それは「ゼロ金利、金融緩和継続」です。
スポーツでもゲームでも相手の手が決まっていれば勝率は激しく100%に近づきます。
じゃんけんでもグーを決して出さない相手に対してはチョキを出しておけば絶対に負けません。
日本の金融政策が固定化しているならドルで運用するのが有利です。
その中でも米国株ですね!
円安歓迎の日本
本当は円安で恩恵があるのは限られた人々です。輸出企業と海外資産を持つ人々です。日本全体では20%もいないでしょう。その他の輸入企業、中小企業、家庭、年金受給者全員がデメリットです。
しかしなぜか日本では円高は嫌われ円安は好まれます。したがって選挙でも争点にはならないので政府も対策はしません。
政治的にも円安が止まる要素はありません。まして隠れ円安は大歓迎でしょう。
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3/23祝ナス50日線突破+投資雑談会大阪第1回申し込みありがとうございました。
3・23水記述 今週は軟調と予想しましたが今の所堅調ですね。
◆さてはじめにお礼とお詫びです。
投資雑談会大阪第一回申し込みありがとうございました。
今回お受けできなかった方はまたの機会にお願いします。
先日のこのブログに貼ってあったメルアドはコピーでは通じなかったです。
申し訳ありませんでした。諦めた方ごめんなさい。
ツイッターのDMで何人か連絡いただきました。面倒をかけました。
セミナー形式ではなくて雑談と仲間づくりが目的ですから気楽にやってます。近場からやってますので東京他の方ごめんなさいです。要望があれば少しずつやっていきます。
祝 ◆ナスダック50日線突破
ナスダックも50日線を突破しました。これで明らかに1月からの下落トレンドは終了して新たな旅にでます。
とはいえ出来高は減少しているので積極的に買われて上昇というわけではなくて売りが減少していることが原因でしょう。つまり消極的な上昇です。なのでこのまま一直線に上げると考えるのは早計です。
◆心配事山積みでも上げる力強さ
利上げ、QT、リセッション入り、インフレ、ロシアと心配事には事欠きません。
元に昨日で長期金利は2.37%と高い水準で原油も111ドルと高いです。
しかし市場はこれらは克服できると見ているのでしょう、知らんけど
◆当面感情的な政治の動きに注意
ロシア憎しで自分たちにも不利益な政策に走りがちです。
欧州はロシア産の原油の禁輸を検討しています。
どうしても感情的に行き過ぎますね。早く効果を出そうとするから。
しかし経済制裁は時間がかかります。
行き過ぎた政策が自分たちの首もしっかり絞めます。
経済制裁に反対しているわけではありませんが、どちらにしてもロシア経済はすでに終わっています。だから現実的には自分たちのことを優先すべきなのですがそこはどうしても感情的になりますね。
ロシア抜きの世界の状況については動画にしました。ちょっと政治的ですがしかし欠かせない視点なのでどうぞ
◆今日の動画はこちら。各指数や主要株の現在位置の解説もあります。後半は初心者向けに「投資成功の条件」です。
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3/20米国株今週以降どうなる?雑談回勉強会大阪第一回のご案内
3月20日記述(日)
先週S&Pは6.2%月間で2.0%ナスは週間で8.4%月間で1.3%の上昇でした。
1月は-5.3%2月は-3.1%だったので明らかに一方的な下落ではなくなりました。
というかチャートで見ればいいですよね。
週足です。先週大きく伸びて50日線から頭を出しました。これをトレンド転換と見たわけです。
日足だとこんな感じ
50日線200日線を越えて上値抵抗線を突破しました。
下落トレンドは止まったけど上昇トレンドになったわけではない
課題がまだたくさんあります。
中でも景気後退(リセッション)になりますよね
というご意見が多かったです。
理由としてはインフレの高さと長短金利の逆転です。
長短金利が逆転すると平均1.5年でリセッション入りしています。
長短金利の逆転は避けられない。
インフレを抑えるためにはFF金利を上げたりQTで資金を絞るしか方法がありません。
しかし長期金利は将来のリセッションを見込んで低めになりますから長短金利の逆転はもうすぐ起こるでしょう。
したがってリセッションも今後においては起こるかもしれません。
それは覚悟しとかないといけないです。資本主義は都合よく好景気ばかりとは行きません。
不景気による下落時も長期では恰好な仕込み場です。今から長期積立をするとか、今までしていたとかは全く問題ありません。むしろ積立を増やす人も多いです。
とはいえ、不景気になりそうな時に投資はいやだな!という方も多いでしょう。
現在でも調子がよくて不景気が関係なさそうな株4選
そんな方に視聴者の方から教えて頂いた会社を4つシェアしましょう。
1つめ ヘルスケアETF【VHT】
ヘルスケアはインフレに強いです。軽いので輸送コストもかかりません。原油の値上がりもあまり関係ないです。
チャートは日足です
S&P500よりも早く上値抵抗線を抜いています。
2つめ
バークシャーハサウエイ【BRK-B】
ご存知投資の神様ウォーレンバフェットの会社です。
な、なんとずっと上昇じゃないですか!バフェット恐るべし!
しかもダブルボトムの好形です。
3つめ 【CTVA】
ダウからスピンオフしたとうもろこしなどの種子や作物技術の会社
時価総額40.6B PER24 割高じゃないですね。農業は有望です。
チャートは週足と日足
今回の下落とは無縁の世界です。うらやま!高値更新中みたいです。
4つめ 物流サービス大手 【JBHT】
時価総額22.5B PER 30.1
日足です。最近の急上昇は大きな契約で取り扱いが大きく増えたためだそうです。
個別をすすめるわけじゃないですよ。だけどこれからの厳しい数年間をS&Pとは違う動きをする株も持って楽しく過ごしたいと思うなら1割とか2割とか取り入れるのはいいと思います。
株式と違う動きをするものというと債券なんかが思い浮かびますがこれから実に難しいです。金利動向がわからないからです。だけど農業や流通なら不景気でもそんなに影響を受けないでしょう。
情報をくださったぐりペンギンさんはじめありがとうございました。
さて好評だった神戸に続いて大阪でも雑談会・勉強会やります。
株式投資勉強会・雑談会大阪第1回ご案内
■3月26日(土)開始1:15 1部~2:00 2部
2:15~ 入室は1時から、会場は5時まで借りています 途中退席OK
■場所 大阪市北区区民センター第5会議室 北区扇町2-1-27
環状線天満駅、地下鉄堺筋線扇町駅
■募集人員 17名、内女性枠8名 ■参加費用 500円~600円
■内容 1部 情報交換等、懇談、雑談
2部 グループで情報交換 A初心者B個別株含むCその他投資 入れ替わり自由
■申込みはメールでお願いします。お名前、性別をお書きください。
メルアド tingisuhan01@gmail.com
定員の時はまたの機会にお願いします。案内板には「チンさんオフ会」
となっています。
◆よろしくおねがいします。定員の場合は次回お願いします。
今日の動画はこちらです。
youtu.beお願い
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3/18【米国株】悪材料出尽くしで相場転換
3月18日記述
長かった下落相場もどうやら転換したようです。
下はS&Pのチャート 日足です
3日連続の大きな陽線です。1昨日の大幅上昇ではまだわからない状態でしたが昨日上げたことで1月からの下落トレンドの上値抵抗線を上に破りました。
これは相場転換と見ることができます。
つまり1月からの下落の流れは終了です。ばんざい!ですね。長かったです。
「じゃあもうあとは以前みたいに上昇するんだね」
いえちょっとまってください。
下落トレンドが止まったからといってすぐに上昇に転ずるとは限りません。
横横のこともあるでしょうし、あるいは今までよりはゆるやかな下落になるかもしれません。
週足で見てみましょう。
まだまだおぼつかないですよね。ですからあわてる必要はないです。
今までどおり積立を続けてもいいし、新たに積立を開始するのも賛成です。
ナスダックや米以外、新興国、米リート、それから現在も上昇トレンドにあるいくつかの会社は動画で解説していますからみてください。
ちょっとブログでは説明しにくいので。
それではお仕事がんばってください。明日から3連休ですね。
今日のユーチューブです。コメントもどしどしください。
追伸 勉強会して良かったです。
先週と先々週神戸でした勉強会ですが、ラインでやり取りして情報交換もされているようです。投資はなかなか仲間を見つけるのが難しいのでお仲間ができて良かったです。
とりあえずは日程は未定ですが大阪を予定しています。
東京その他からのリクエストも頂いていてありがとうございます。
ただ私が現在神戸にいて東京は遠いのと、私が公演するのではなくみんなで話し合うだけなので費用をいただいてする価値があるかどうかは私にはわからないでいます。
練習してよりよい運営ができるようにしておきます。
「集まり、懇談だけでいいよ」ということでしたら関西以外でもやりたいと思います。ご意見くださいね。
お願い
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3/15中国次第で世界不況突入、ヤバい!
3.15記述
ロシアが中国に軍事支援を要請しています。中国が応じるとの報道もあります。
そうなると対ロシア制裁は対中国制裁に拡大します。
輸出で成り立っている中国経済は大打撃で不動産バブルの崩壊と相まって経済クラッシュです。
ロシアの「抱きつき心中」ですね。
一方西側も無傷ではすみません。
制裁合戦になります。
まず中国からの安価な産品が入らなくなるとインフレがさらに激しくなります。
最大で対前年度比10%と言われている米国インフレ率はさらに上振れします。
抑えるためには大幅な利上げが必要になり経済をさらに冷やします。
また米ドル資産の凍結を恐れて米国資産、米国債を売却に動く可能性があります。
約100兆円以上の保有は日本に次ぐ膨大な金額です。
これが売られるとなると急激な値下がり、つまり金利上昇がおこります。
そうでなくても金利上昇が起こりやすい環境なので金利大上昇は不況に一直線です。
つまり米中のどちらが損害が大きいかというルーズルーズの我慢比べです。
過去には中国は何千万人もの餓死者を出しました。
共産党さえ存続するなら何百万人の犠牲が出ても構わないという姿勢ですから我慢比べには強いです。
一方西側は、コロナの後遺症でインフレが起きておりこれを理由に景気後退が予想されだしていました。
もし中国がロシアに加担するという最善でない選択をすると大不況に突入です。
もう株価の底は想像できません。
あえて例えるならリーマンショック級となるでしょう。
リーマンは金融危機で信用不安でした。
今回は中露に対する貸し倒れはそこまでのレベルではないので、欧州が多そうですが、金融危機ではないです。
経済が回らない「目詰まり型」に思います。
被害の大きさは
ロシア>中国>日欧>米、カナダ、英
でしょうか。
米国も大不況なので高みの見物とはいきません。
1970代のオイルショックのときのように10%を超えるインフレが起きる可能性もあります。
中国は動かなければ漁夫の利を得る
ロシアに加担するという損な選択をしなければ中国は今回利益を得られます。
人民元の使用範囲がロシアに及び、ロシアの安い資源を手にして、さらにロシアの開発を一手に引き受けます。
いわば経済的にはロシアは中国の植民地状態になります。
ロシアには他に選択肢はありません。
しかし中国がここでロシアに加担してことを荒立てて米国と早期決戦をすると
ロシアほどではないですが中国の損害は計り知れません。
経済的な世界征服どころか自国民を食わせることすらままならないでしょう。
不愉快な言動の多い中国ですが今回ばかりは「最善の行動を選択して」と願わずにいられません。
◆米国上場の中国企業は米国から締め出しに
230社ほどあるそうです。上岡正明さんの動画で見ました。
香港に移るのでしょうが、香港も中国色が強くなりかつての国際自由都市とは言えません。
中国株はリスクがとても高いです。
最悪になる可能性は高くはないものの、メンツや意地が優先すればなる可能性はないわけではないです。
もちろん株式投資は成功が約束されているので大不況、大暴落でもそれなりにチャンスと言えますが対策は必要です。
素人はまず動かないことが最善になります。
「株がだめならコモディティ取引だ」とかやっていると逆にお金を失うリスクが高いですよ。
今回のユーチューブはこちら
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3/14低迷期の投資戦略、低迷が長いほど有利な投資法は?勉強会神戸第二回報告
3.14月曜日
すっかり暖かくなってきましたね。
ウクライナはまだまだ停戦になりそうにないです。
ともあれ、ロシアは経済的には没落は決まりました。
中国への原油、小麦などの供給国、属国として生きることになります。
指導者がだれであれ今回失った信用を取り戻すには最低10年はかかるでしょう。
経済制裁は返り血も浴びます。
そうでなくてもコロナでじゃぶじゃぶに出したお金やら財政出動でインフレが起きているので、原油高はそれをさらに押し上げるでしょう。
ですから原油高を抑える政策が望まれるのですが、米政権はロシア憎しの感情を利用して支持率を高める作戦です。
さらに潔癖主義ですからサウジやUAEの皇太子の独裁的、部族的傾向を嫌って反目していました。
今回「原油増産してね」とか都合よくお願いしても、部族長である彼らがすんなり応じるはずもありません。
清濁併せ呑むことも政治には必要ですが「民主党政権」はどうも清らか好きで濁への対応は苦手です。その上対外的には弱腰一辺倒です。
長期的な原油、食料の需給バランスは問題なし
インフレから景気失速になれば需要は減ります。
またロシアの生産分は中国やインドが買うので世界的な需給バランスには影響はありません。たとえドルで決裁できなくても人民元はドルに交換できるので問題なしです。
欧米が撤退したロシアへの投資もかなりの部分は中国が買い叩いて乗り込むでしょう。
中国が一番警戒すべき相手なら今回のことで中国を太らせるのは賢明ではありません。
とはいえ一時的には、ポピュリズム的には「反ロシア」を強く打ち出したほうが政治家には有利なので場当たり的に強い政策が好まれます。
だから資源不足というのは多分に政治的なものです。
長期的にはバランスはとれますから問題ないですが、問題なのはここ当分のことです。
収まるまでの間はインフレは高止まりして経済を苦しめるでしょう。
そのブレーキの強さは
日欧、新興国>米、英、カナダとなります
中国がどこに位置するかが問題です
低迷期の投資はどうすればいい?
昨日の勉強会で一番関心があったのはこのテーマでした。まあ誰だって気になるし迷いますよね。あなたはどうお考えですか?
「ばっちり」というあなたはもはや脱凡人です、おめでとうございます。
世界への株式投資は成功が約束されている
資本主義が続く限り世界の株価は右肩上がりです。特定の国や会社にだけだとわかりませんが。
ですから世界の株価指数に投資する方法は「成功が約束されている」のです。ここ重要です。
インデックス積立は低迷が長いほど深いほど有利
ドルコスト法で投資していく方法は鉄板とされています。付け加えると低迷期に多く仕込めればリターンはより向上します。
そして低迷が長く続くほど、そして低迷が深いほどトータルでは安く仕込めるので有利さが増します。
つまり低迷期には積立額を増額するほうが理論的には有利です。
とはいえ低迷期に増額するのは心理的には負担が大きいです。ですから精神的な面では低迷期にはストレスを感じるようなら減額あるいはストップしてもいいと私は考えています。私自身は積立は続けています。
低迷期を甘く見るべきではない
現在はコロナでの大幅な金融緩和、財政出動の結果としてインフレが最重要課題としてあります。
これだけなら1,2年で消化できると見ていました。
しかしロシアの暴挙でさらに数年低迷が長く続く可能性があります。
下の図のはこの中にこれから入ろうとしています。
いずれ低迷から抜け出すのは確実だが時期はわからない
不確実にしている最大の原因は「政治」だからです。
政治家は最適解よりも「国民受けする」政策を好みます。
ポピュリズムですがこれによって事態はより深刻化します。
政治は人間がすることで大衆の支持によってどうにでも転がります。
ですからブラックボックスになるのです。
このブラックボックスの低迷期を甘く見ないほうがいいです。
米民主党は特にこの傾向が強いです。
<リーマンショックのFRB資産拡大と財政出動>
オバマ政権時ですが
FRB資産は1兆ドル→4兆ドルと4倍になりました
財政出動は2兆ドルでした
<コロナでのFRB資産と財政出動>
FRB資産4兆ドル→9兆ドル
財政出動 4兆ドル
さらに3.5兆ドルの大型財政出動を提出しましたがインフレを招くという理由で共和党が反対して1.75兆ドルに縮小、マンチン上院議員の反対で現在棚上げになっています。
たった3ヶ月前のことです。
現在でもインフレが7.9%もあるのにこんな法案が通っていればさらにひどかったでしょうが民主党は法案を通すことに狂奔してたのです。いかに近視眼的な、その場しのぎ、場当たり主義、ポピュリズムの政治家がよく分かる例です。
対ロシアでも同じことが繰り返される
もちろんコロナで苦しむ人を助けることは重要だし優先ですが、それはバランスを重視する必要があります。
感情的に先走る傾向が強い政治の中においても米民主党はその傾向が強いです。
好き嫌いで言っているのではなくこのことで経済正常化が遅れて低迷が長引くでしょう。
インフレ率を抑えるには家賃と原油の上昇に気を使わねばなりません。
原油の高騰は言うまでもなく需給で決まります。
コロナ後で人々が動くことで需要が増大していますが供給は増えません。
今回のロシアへの制裁で世界第2位の石油産出国であるロシアからの供給が一時的にストップする可能性があります。
ロシアの企てを察知していたならサウジやUAEやベネズエラに先回りして根回ししておくべきでしたが、潔癖主義のバイデン政権は部族主義、独裁のサウジ、UAEの皇太子を嫌って関係は悪いです。
だからかれらが米国の頼みに応じて素直に増産には応じないことも原油高に拍車をかけています。
バイデンの潔癖主義で困るのは世界の民衆なので、「我が強い」ことが人々を苦しめています。中間選挙は負けそうですね。
低迷の期間と深さは未定
したがって政治に大きく左右されるので低迷の期間や深さは安易に判断すべきではないです。私は5年は覚悟して投資しています。
インフレを抑える有効な手は打てていないのと、むしろ逆行する政策でかなり長い低迷が予想されるからです。
また脱ロシア経済を織り込むにもかなりの時間を要するでしょう。
勝手に「ここが底」とか判断すると痛い目に合いそうです。
<神戸第二回勉強会報告>
◆3月13日(日)1:15~4:00 三宮JR東口徒歩2分の会議室にて
◆12名参加(定員12名)男性8名、女性4名 チンさん含む
◆内容 みなさんの疑問や気になっていること、低迷期の投資について
(感想など)
三宮の土日の会議室の空きがなくて前回と同じ駅前会議室base02になりました。
前回より狭くて実質10名ほどが程よいのでしょうが12名だったのでギチギチでしたね。
投資内容については全員がインデックス投資をされています。ご年齢が高いほど日本株とか、リートとか金とか不動産とかいろんな投資をされていました。
若い方は一直線に、世界とか米国のインデックス投資をされる方が多いのですね。
高配当株から始めたという方が相変わらず多いですが以前よりは減ってきたかなという印象です。
8名の方が2次会に参加いただきました。2次会は予約していなかったので前回の居酒屋に入れず近所の小綺麗な居酒屋になりました。最初に2時間の参加を聞いて予約するのが確実ですね。運営がまだまだ下手です。
2次会が2時間ほどで3次回でガストで8時半まで話しました。
私のトーク力が不十分でみなさん一人ひとりのお悩みに対応はできてなくてすみませんでした。ただみなさん「楽しかった」と言っていただいたので嬉しいです。
○今後の課題としてはそれぞれのお悩みや取り組みは実に幅広いので、将来的には的を絞った勉強会もいいですね。「インデックス」とか「米個別株」とかのグループで募集すればより盛り上がるでしょう。
○個人的にライン交換なんかして仲良くなれるのはいいですね。
○大阪も日程は未定ですが予定しています。
○会場をゆとりある定員で募集しないと不自由をかけますね。気をつけます。16人定員で12名くらい、12名なら10名いかがいいみたいですね。
○関東、中部のみなさんからもリクエストいただいているのですが近場からやっているのでごめんなさいです。ノウハウをためてそのうち東上します。
今回の動画です。
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3・12予想5週連続的中、来週は上昇を予想
3.12土曜日記述
さて今週の予想の答え合わせの日がやってきました。
今週は大荒れの展開でした。下はS&Pの日足チャート
月曜に大幅下落、水曜に大幅上昇、金曜下落でした。
さて今週の私の予想は
①上下動大きい→的中
②相場は下→的中
③最安値は下回らない→的中
で5週連続(1週スキップあり)となりました。
この1週間と3月度、年初来をまとめると
3月12日 | S&P500 | ナス100 | ダウ |
今週 | -2.9 | -3.9 | -1.8 |
今月 | -3.9 | -6.6 | -2.7 |
年初来 | -11.6 | -18.5 | -9.2 |
ナスがS&Pより大きいのは仕方ないです。上にも下にも大きく動きます。
ダウは石油銘柄も2つあるし下落が小さくなっています。裏山ですね。
◆今週の予想の理由
プラス材料が出にくくマイナス材料が出やすい
来週の予想 エンタメとして楽しんでね
1 動きは今週より小さくなる
新たなマイナス材料が出にくいです。FOMCでの利上げ0.25%はすでに織り込んでいます。
2 相場は上と予想
実際は横ばいと言いたいのですがそれだと「都合のいい予想だよね」「リスク取ってないよね」と言われそうです。なのでここはリスクをとってあえて「上」と予想しておきます。
理由は新たな材料が出にくいならばショートも仕掛けづらいので、利確と自律反発の綱引きですがやや反発が強いとみました。結果は来週のお楽しみです。(笑)
3 戦争終結ならトレンド転換も
S&Pの週足はこちら
上昇トレンドから今年に入って割と一直線に大きく下落中です。
この角度が転換するという意味です。一気に上昇に転ずるかは不明です。
戦争終結なら一時的にはバク上げするでしょうが長続きするかは別問題です。とはいえ1月から続いてきた激しい下落スピードは一旦終了して、中期の下落トレンドはとりあえず止まる可能性があります。
その後はレンジ相場になるのか、緩やかな上昇になるのか、あるいは緩やかな下落になるのかはわかりませんが、一方的な下げ展開はとまります。
理由は、戦争という予期せぬ異常事態が収まり、脱ロシアにも目処がつくからです。
とはいえインフレ率高止まりとそれによる引き締め懸念、さらに景気後退懸念は引き続きあるので程度の問題です。最悪期は抜けるという意味です。
<お知らせ>
先日ご案内しました3月13日(日)開催の投資雑談会・勉強会神戸第2回
は定員に達しました。多くの申込みありがとうございました。今回ご参加できなかった方も次回にお待ちしております。
今回のユーチューブはこちら
お願い
下をクリックして応援いただければありがたいです。よろしくおねがいします。
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3・10一喜一憂は無意味、まだ織り込み中、雑談会神戸第2回のご案内
3・10
昨日はなぞのバク上げ、マネーゲーム中ですね。
原油も100ドルを割る大幅下落、何かの理由はあるんでしょうがエネルギーがこのまますんなり収まるとは思えませんので思惑によるマネーゲームは続きます。
マネーゲームに参加しないのなら毎日の株価の上下にストレスを感じるのはまるでデメリットでしかありません。
人間の付き合いでもマイナスの強い人とは距離を置くのがストレスにならなくていいですよね。
株式投資は長期でメリットが大きいですが短期では値動きがある程度大きいです。
だからそのマイナス面に近づくと精神的にマイナスになります。
投資をしている以上、上下動はあることです。さらに短期では損益もマイナスになるのも仕方ありません。だから「今日は50万円減った」とか確認するのはマイナスです。
新幹線で移動しても富士山が見える絶景もあればトンネルばかりの場所もあります。
そりゃあずっと絶景ばかり続けばいいですがそうもいきません。
特に今はそうでなくてもコロナで大幅緩和の後始末で株は軟調だったところにロシアが勝手に攻め込んで余計にややこしくなりました。
つまりロシア抜きの世界経済を構築する必要があります。
できれば徐々にやってほしいですが政治家としてはポイントの稼ぎ時なので、世論を受けて「ウケ狙いの政策」に走ります。
今回の米国のロシアからの石油禁輸は米国民も支持しているそうですが「ウケ狙い」です
なぜならロシア経済は「勝手に衰退」するのは明白だからです。
今後は単なるエネルギーの供給国としてだけ存在するでしょう。
そのエネルギー輸出も止めたい、ウクライナ応援から気持ちはわかりますが経済には悪影響です。
インフレを助長するからです。
一時の感情としては「対ロシア」に行動したとスッキリするでしょうが、米経済には暗雲がタレこみました。
スタグフレーションの予兆です。
インフレが止まらず、それによって景気が減速して不景気になればスタグフレーションになります。
これが一番の懸念ですがバイデン政権、というか政治家は感情、党利党略優先です。
織り込みには時間がかかる
当初は金融引締を織り込むのは3月16日のFOMCが目処になるとみていました。
しかしウクライナ問題でさらに脱ロシアを織り込まなければならなくなりました。
下はVOOの週足です。バンドを1月2月3月と割っています。中期的には下落トレンドに見えます。トレンド転換するほどの好材料はないのでこのまま下落が順当です。
プロはS&Pとの比較で生きている、一方素人は?
待つことは素人投資家の特権です。プロには許されません。
ですからプロはS&Pとの比較が全てです。
たとえ持ち株が下落してもS&Pよりも少なければOKです。
だから少しでも下落が少ない分野を求めて激しく動きます。
素人はセクターローテーションの必要なし
このようなプロの動きによって激しい需給が生まれて今回でしたら高配当やディフェンシブ銘柄、石油株、バリュー株にお金が流れ込みました。
それらはS&Pとの比較では有利かもしれませんが現金より有利ではありません。
ですから素人があわててそれらに資金を動かすのは愚かな行為です。
下はPGのチャート
S&Pやナスよりは下落は小さいかもしれませんがやはり下落しています。
つまり素人がこれらに乗り換えたとしても意味はないのです。さらにPERは26とグーグルよりも高いです。
一方将来の成長性がグーグルよりも大きいとは思えませんしそんなデータもありません
プロの動きに流されてはいけない
プロの事情は私達とは違いますから、かれらのやり方を真似ると失敗します。
後追いになるからです。
底の時期と価格はまだわからない
そんなわけでロシアの侵攻により底の時期はさらに不明になりました。
また下落幅も半分になるとかの動画もあり動揺している方もおられるようです。
インフレで金利が上がり不景気を予想すれば瞬間的には現在の30%安くらいはあるかもしれません。
株式投資では仕方がないことです。
しかしやがてそれらを織り込んで上昇してきます。
だから売らずに保有していれば問題は全くありません。
底をぴったり当てて安く一気に仕入れるという「無謀な野心」はこの際あっさり捨てましょう。心の迷いになるだけです。
ですから積立はもちろんOKです。
しかしそれも精神的に負担になればイデコとかNISA以外ならやめたり減額もOKです。
「売る以外はすべてOK」の姿勢です
ストレスなく長期投資をするためです。
織り込みには時間がかかる
3月16日で織り込み完了とはいかなくなりました。
いつまでかかるかわかりませんが安易に終わると考えないほうがいいと思っています。
トレンド転換するにはスッキリすることが大事ですが今はモヤモヤだらけです。
そう簡単にもやもやが晴れてトレンドが転換するとは考えにくいです。
素人の特権で待つのはいい戦略です。
今回のユーチューブはこちら
お知らせ
勉強会神戸第2回(初回者限定)のご案内
■日時 3月13日(日)午後1時入室可能 1時15分開始 途中退席構いません
■場所 〒6510094 兵庫県 神戸市中央区 琴ノ緒町 4-3-1 ヤナイビル 401
JR三宮駅から徒歩2分 線路沿いに東に進んでファミマ、ラーメン屋希望軒と阪神調剤薬局の間のビル4Fです。三聖病院の手前です。 チンさんがJR三宮駅東口北側出口に12:50~13:10の間立っています。
■会場定員 12名 申し込み受け入れ定員11名 ■費用 会場費お一人様500円~600円
■申し込み方法 メールください tingisuhan01@gmail.com またはTWDMで。ご返事がない場合は次の方に順番が回ります。前回お受けできなかった方に優先してご案内しました。
■内容 ○皆様の自己紹介○一番言いたいこと、聞きたいこと○意見交換
※大まかな集まりですので個別株についてはメジャーなものに限ります。
下を押して応援いただければ嬉しいです。
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3・8世界リセット中、第二のヒトラー出現でゼニカネは後回し、スタグフレーション一直線
3.8記述
ブログ更新の間が空きました。
1 投資勉強会・雑談会神戸1回目シェア
3月6日(日)三宮 午後1時から
ガストに集合して雑談後に徒歩8分のJR三宮駅北の貸し会議室へ
4時半まで借りていたのですが時間まで話しました。3時間じゃ足りなかったですね。
会議室の定員が12名だったので12名の募集でした。
そのうちお一人とはDMをお読みにならなかったようです。あとお一人はガストまで来られて行き違いでお会いできませんでした。玄関に名札を下げて立っていたのですが別の入口からお入りになられたのでしょう。メールをいただいていましたがみてなくて申し訳ありません。
その後お時間のある5名で近所の居酒屋で7時半まで話しました。
内訳は①ご年齢は30歳から69歳(自分)②お住まい 大阪2人 兵庫8人
③男6人女4人
保有内容 インデックス全員 個別株割合2,3割 レバ型保有5名
◆内容
(1)これからの逆風でどのような投資を続けるのがいいか
(2)有望な個別株はどうやって見つけるか?
※私自身は個別株には詳しくないですが参加者の方からのリクエストで意見を出し合いました、会計を学ぶために花子さんのオンライン有料講義を受けている方もいらっしゃっしゃいました。花子さんの動画のファンの方が多かったです。一番ダブってました。
(3)リタイア後の目標や生き方はどうすればいいか?
ファイアー組が私を入れて3人いたのでそれぞれが経験を話しました。
他の2名の方は50代半ばでリタイアされています。
その報告の動画はこちら
youtu.be◆定員が少なかったのですぐに枠が埋まり申し訳ありませんでした。
神戸第2回めも「初参加者」限定で近日予定しています。東京、名古屋のリクエストも頂いていますがとりあえず私の近くの大阪は予定しています。
◆今回の会で筆者が感銘を受けたこと1つ
昨年リタイアされた56歳元会社員の方のお考え
70歳からは繰延した年金で生活する予定
だから70までに現在の資産は全部使うつもり
現実には全部は今すぐは使わないので、資産はすべて株に変えている
→投資はしてもしなくてもいいならやめとこうみたいな考えもあるけど
どうせなくなっていい覚悟ならフルポジも問題ないよね
というスタンスは新鮮でした。
私も年金の範囲でやれているのでほぼ全部投資しても問題ない立場です。
しかし6割くらいを投資の予定にしていました。90%くらいに高めてもいいのかもとヒントをもらいました。
今日の話題です。
プーチンの暴虐な行いに第二のヒトラーの出現を見た欧州は
ゼニカネ後回しで対応しています。
つまり
1 ロシアからのエネルギーは徐々に排除する
ノルドストリーム2は破産
石油プロジェクトからBP、シェル、エクソンは撤退
→ロシアの石油や天然ガスは今後主に中国だけが輸出先になるでしょう。
中国は安く買えるのでメリットが大きいです。
とはいえ中国も独裁なのでピークアウトしていると見ています。
2 エネルギー高騰によるデメリットは受け止める
→インフレ上昇からのスタグフレーション一直線ですがナチ撃退のためにはヤムを得ないということ
3 自国の安全保障優先
北欧諸国がNATO入りします。
ロシアの脅威から自国を守る具体策が問われます。
◆日本はロシアに加えて中国も隣国に持っていますからさらに深刻です。
「日本にはせめてこないだろう」
「国連が守ってくれる」
「話し合いで解決できる」
といういわゆる「非武装中立」主義は空論だとわかりました。
今後より具体的かつ有効な論議が期待されます。
憲法9条さえ守っていれば安全とは言えなくなったので「あらゆる選択肢を想定しての論議」が必要ですが一部の左翼政党は話し合いさえも拒否しています。
さらに首相自ら「論議の必要なし」としている日本は大丈夫なの?と心配しちゃいます。
日本に核兵器がどうしても必要かどうかはわかりませんが論議さえもしないという姿勢はまじめに日本の将来の心配をしていないと考えちゃいます。
本筋の株の話です。
1 利益の下方修正があればPERも変化する
原油の高騰でマクドも4%と大きく下落しています。
ディフェンシブだから下落しない、とか高配当だから大丈夫とは言えないです。
さらにPERの元になるepsがスタグフレーションで下方修正されれば安いとは言えなくなっちゃいます。
2 6ヶ月前を先行する
株式は半年先行しますから今回の下落は単にウクライナ問題だけでなく将来の下方修正を織り込んでいる面もあります。
3 新枠組みには時間がかかる
ロシアを除いた世界秩序の構築には時間がかかります
落ち着けば「何事もなかった」かのように再び経済も株も上昇するでしょう。
とりあえず停戦講話で株は上昇するでしょうがその講話がいつになるのか未定です。
民主主義・資本主義・市場経済
の原則は普遍
今回の侵攻はロシアの、プーチンのオウンゴールなのですが
結局は上記の3原則が守れない国は衰退します。
中国もそろそろピークアウトしそうです。もうしているかもしれません。
だから長期の投資は問題ありません。
今まで買った株式も売る必要はありません。
インデックス積立も問題ありません。
何もしないのも立派な投資
この動きを利用してショートや原油で儲けるのもあるでしょう
しかし値動きが激しいのでストレスにはなります。
そんなことをしなくても長期投資で十分金持ちになれることが証明されています。
大きな動きを受け入れて、株価の値動きは気にしないようにしましょう。
だから売る必要はまったくないです。
逆にチャンスかどうかわからなければ動かない選択肢も立派です。
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