3/15中国次第で世界不況突入、ヤバい!
3.15記述
ロシアが中国に軍事支援を要請しています。中国が応じるとの報道もあります。
そうなると対ロシア制裁は対中国制裁に拡大します。
輸出で成り立っている中国経済は大打撃で不動産バブルの崩壊と相まって経済クラッシュです。
ロシアの「抱きつき心中」ですね。
一方西側も無傷ではすみません。
制裁合戦になります。
まず中国からの安価な産品が入らなくなるとインフレがさらに激しくなります。
最大で対前年度比10%と言われている米国インフレ率はさらに上振れします。
抑えるためには大幅な利上げが必要になり経済をさらに冷やします。
また米ドル資産の凍結を恐れて米国資産、米国債を売却に動く可能性があります。
約100兆円以上の保有は日本に次ぐ膨大な金額です。
これが売られるとなると急激な値下がり、つまり金利上昇がおこります。
そうでなくても金利上昇が起こりやすい環境なので金利大上昇は不況に一直線です。
つまり米中のどちらが損害が大きいかというルーズルーズの我慢比べです。
過去には中国は何千万人もの餓死者を出しました。
共産党さえ存続するなら何百万人の犠牲が出ても構わないという姿勢ですから我慢比べには強いです。
一方西側は、コロナの後遺症でインフレが起きておりこれを理由に景気後退が予想されだしていました。
もし中国がロシアに加担するという最善でない選択をすると大不況に突入です。
もう株価の底は想像できません。
あえて例えるならリーマンショック級となるでしょう。
リーマンは金融危機で信用不安でした。
今回は中露に対する貸し倒れはそこまでのレベルではないので、欧州が多そうですが、金融危機ではないです。
経済が回らない「目詰まり型」に思います。
被害の大きさは
ロシア>中国>日欧>米、カナダ、英
でしょうか。
米国も大不況なので高みの見物とはいきません。
1970代のオイルショックのときのように10%を超えるインフレが起きる可能性もあります。
中国は動かなければ漁夫の利を得る
ロシアに加担するという損な選択をしなければ中国は今回利益を得られます。
人民元の使用範囲がロシアに及び、ロシアの安い資源を手にして、さらにロシアの開発を一手に引き受けます。
いわば経済的にはロシアは中国の植民地状態になります。
ロシアには他に選択肢はありません。
しかし中国がここでロシアに加担してことを荒立てて米国と早期決戦をすると
ロシアほどではないですが中国の損害は計り知れません。
経済的な世界征服どころか自国民を食わせることすらままならないでしょう。
不愉快な言動の多い中国ですが今回ばかりは「最善の行動を選択して」と願わずにいられません。
◆米国上場の中国企業は米国から締め出しに
230社ほどあるそうです。上岡正明さんの動画で見ました。
香港に移るのでしょうが、香港も中国色が強くなりかつての国際自由都市とは言えません。
中国株はリスクがとても高いです。
最悪になる可能性は高くはないものの、メンツや意地が優先すればなる可能性はないわけではないです。
もちろん株式投資は成功が約束されているので大不況、大暴落でもそれなりにチャンスと言えますが対策は必要です。
素人はまず動かないことが最善になります。
「株がだめならコモディティ取引だ」とかやっていると逆にお金を失うリスクが高いですよ。
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