チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

<リタイアしてわかったお金の問題>まずは大変身して徹底節約。プライドは捨てる。

こんにちはチンギスハンことケンです。65歳でリタイアして1年半になります。その間に気づいたことをまとめています。2回目はお金編1です。最低限を志向する私のプランです。ゆとりプラン志向の方はスルーまたは参考に留めてください。

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まずは出るのを制するのが先決かと考えます。池の水と同じでどんどん出て行っていると減りは早いです。そこでポイントを整理しました。

1 今までの自分は捨てる。余計なプライドは捨てる。

仕事人生を終えて新しい人生がスタートです。この際今までの自分の余計なものを捨てて「本当の自分」で出直してはいかかでしょう。林住期という感じですかね。上の絵の「池の水全部抜く」という感じです。中でも「プライド」が大きなネックになっています。プライドを捨てればほとんどの問題は解決します。肩書が無くなれば部下におごる必要もないでしょう。「ここはオレが払う」という習慣をなくします。それで去っていく人は「友達」ではなかったのです。ムダを省こうとするより、ゼロからやり直すと考える方がシンプルでうまくいくと感じます。

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2 予算は要らない。

週刊誌などを見ると月に25万円とか30万円とかの予算を先に設定していますね。私も最初そう思っていたのす。しかし国の予算を見てもわかるように予算が先にあると油断が生まれます。補正予算とか組んでますね。「まだ5万円の余裕があるな」と思えば使ってしまうのが人間です。何にも枠を作らずに「最低限」を目指して暮らしていれば「予算が余ったので今日は焼肉だ」という無意味な散財はなくなります。

3 暮らしに必要なものを整備する。要らないものは捨てる。

生活が大きく変わるわけですから必要なものも変わります。固定電話や新聞は要らないです。服もほとんど処分ですね。そうやって整備すると驚くほどコンパクトになります。電球はLEDにしてラニングコストを下げます。

4 家事をマスターする。奥さん離れする。

料理、洗濯、掃除など簡単に見えてもコツはあるものです。そしてそれぞれに理由があります。奥さんに教えてもらいました。家事が理解できるとコスト削減につながります。ウチは料理はそれぞれがつくります。二人で一品ずつ作れば2品が早くできます。あなたが自立すれば奥さんは安心して家を空けることもできます。またもし離婚とかで一人になっても困らないです。リタイアしたら「おーいお茶」はやめましょう。自分でやれば済むことです。

そうやってみた結果→思った以上に安く暮らせることがわかった。

私も半年ほどやってみて初めて「費用は思ったほど要らないな」と気づいたわけです。支出のめどがつけば今度は収入編です。長くなりますので次回にします。それでは。

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<リタイアしてわかったこと>得るものは時間、失うものはいっぱい、延期も選択肢。

仕事に追われる日々を送っていると時間が自由に使える人がうらやましくてしかたありません。そこで「早く仕事を辞めて、精一杯自分の生活を楽しむぞ」と誰もが思います。私もそう思っていました。現役時は土曜日も仕事で月に3回くらいしか休めなかったからです。そして念願のリタイアをして1年半が過ぎました。その経験をふまえてまとめました。

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得るものはあり余る時間、失うものはいっぱい。

私たちはつい得られるものに目が行きがちです。しかし、リタイアによって失うものはたくさんあります。一旦手放してしまうと手に入らないものも多いです。リタイアしてから現役でバリバリ働いている同級生に会って「いいなあ」と思うならそのリタイアは先に延ばした方がいいです。

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仕事をしていれば考える必要がない。

忙しくしていれば、どうやって自分の時間を捻出するのかが課題です。毎日が自然と埋まっていて工夫できる余地は限られています。そして少ない時間を有効に使おうと努力します。リタイアすると一週間の予定を全部自分で埋めなければいけません。

時間を持て余すようなら、週に何回かでも働いている方が得で楽。

余った時間にアルバイトでもしよう、と考えるなら、今の会社もしくは同じ業種が有利です。経験はなにものにも代えられない価値だからです。一から新しいことにチャレンジして成功した例もマスコミに紹介されていますが確率は低いです。先日行った起業の支援相談会で聞いたところでは、3年後も続けている確率は10%~20%の間と担当者が言ってました。(私はついて行っただけですが)嘱託として勤務日を少なくしてもらう手段もあります。一旦離れると復職はよほどでないと難しくなります。

急な変化への対応の準備ができているか?

リタイア生活に入るのはとても急激な変化です。一日のほとんどを占めていた仕事がなくなりぽっかり穴が空くわけですから。変化に対応できない方がふつうと言えます。対応がまだ準備不足と思えば先延ばししながら「徐々に準備する」方が変化は少なく成功確率がぐんと増します。

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孤独に耐えられるか?

日本では人間関係の多くの部分は仕事がらみです。仕事を辞めるとそのような人たちからは「関係ない人」として忘れ去られる運命にあります。会社や業界で幅をきかせていた方ならさみしさはひとしおでしょう。新しい人間関係を作るとしても一気には難しく、また苦労して作っても今までのメンバーからすると「さえないなあ」「地味だなあ」と感じることでしょう。あなたも単なる普通のシニアになるわけですから。「落ちたもんだなあ」「自分の時代は去ったなあ」と感じる人が多いようです。

母のいるサ高住では男性は80を過ぎても元〇〇会社、元校長、元~という人が多いそうです。レッテルなしの自分に耐えられないのでしょう。「わしを何だと思っとる」と言う人もいるそうです。施設側からすると問題老人ですね。

嫌っていた会社や会社の人間関係がなつかしく思え、逆に望んでいた「自由な時間」が「手持ちぶさた」となって自分を苦しめることもあります。退職後の勤務が柔軟に選べるようになりつつある今、リタイアには十分な検討が必要と考えます。蛇足ですが私自身はリタイア生活を楽しんでおり後悔はありません。以上です。次回はお金編を。

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<要注意>リタイア後の田舎暮らし、不便とコスト高にインフラ危機も加わる。

リタイア後は田舎で暮らしたいと考えている方も多いでしょう。田舎の不利な点として職場が少なく収入が低いことが良く言われますね。だからリタイア後はその問題がなくなり「田舎でゆったり暮らすのがいいかも」とつい思いますね。確かに都会の喧騒から離れてたまに見る景色は魅力的です。でもよく考えた方がいいかもです。

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岩手県の村で民間の水道が止められそうな危機

昨日のNHKのニュースナインでやってましたね。何軒かのペンションや民家の水道が止まりそうなこと。請求されている金額も高いことに驚かれた方が多いと思います。会社の姿勢は納得いきませんが、設備費を負担する軒数で割れば割高になります。

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コストが高いものは多い

スーパーも1軒しかないと割高になります。意外なことに野菜も高いことが多いですね。たいていの人は買わないからです。何やかやで2割くらいは高いかと。距離が長くなるのでガソリン代もかかります。灯油代もかかります。バスとかは相当に高いです。隣町まで行くと千円とかね。バス会社自体も成り立たなくて市や町が運営しているところも多いです。ガソリンスタンドやスーパーもですね。さらに付き合いが濃厚なので冠婚葬祭の費用が高いです。

当然不便です。

3時間に1本のバスとかどういう人が使うんだろう?と思っちゃいますね。携帯の電波も途切れたりしますね。さらに今回のように水道とか止められると困りますね。といっても私の生家にはそんな水道も来てません。山の小川から引いています。

一番困るのは医療、福祉。

これは想像がつきますね。

田舎は住むところではないという結論に

住まなければならない特別な事情があれば別ですが。また地方の隅々までインフラや医療福祉の整備をするのは現実的ではないと思いますね。それよりどこか便利なところに住む場所を提供する方が安上がりと思います。学校とかは地方では空いていますから土地は空いています。田舎の人でもっと便利な場所に移り住みたい人は実はたくさんいます。しかし住居を買うお金と心理的な壁があります。公営住宅なら安いですが、結構不便なところにあります。

私自身は地方の中核都市で人口も数十万ありますのでとりあえずの不便はないです。お酒が店で飲めない点だけですね不便なのは。地域おこしで頑張っておられる方には叱られるのでしょうが人材も困っている現在「選択と集中」に割り切る時期に来ていると思います。以上です。

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高齢者で幸せになるにはお金と・・・が大事

こんにちはチンギスハンです。義母の介護の件でまだ神戸にいます。

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性格は変わらない。

病院で診察してもらい薬を代えました。同じ認知症の薬ですがずいぶん適合したようです。しかしグループホームで問題になった協調性などが改善したかは不明です。そもそも薬で性格を都合よく変えることはできないと言われました。もっともです。だとすると「特定の人としか話さない」「気に入らない人がいると不機嫌になる」というわがままな性格は治らないことになります。

選択肢が非常に狭くなる

相談しながら次の施設を探しています。しかしグループホームで起こしたトラブルが解消されるという保証もないので選択肢は非常に限られます。周りから見るといろんな人と触れ合える施設の方が快適に思えるのですが母の基準は違うようです。都合よく自分の気に入る人だけがいる場所はないので困っています。

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以前は周りが気を遣っていた。

周りの方が上手にわがままな性格を理解していたとも言えます。しかし80を超えてくるとそんな面倒な気遣いなんかしない人も多くなります。「あんたうるさいね、少し黙ったら」とかも言われるようになります。ずっと以前も言われてはいたのでしょうが、苦い注意をする人を忌み嫌っていたのです。さらにわがままを通すことで「自分は上手に生きている」と勘違いしていたようです。そのツケがまさに今やってきました。 

お金をクリアしてもまだ条件はあった。

高齢者の介護はお金の問題が第一に話題になります。実際「いくらまで出せますか?」と聞かれるのも事実です。母は亡くなった父の年金を加味して15万ほどありかなり選択肢はあります。しかし「性格」で選択肢は制限されます。誰とも付き合えるあるいは百歩譲って誰かと対立しない「おだやかな気持ち」があればいいのですが・・・

性格については私も課題があります。それはまた別の記事で。以上です。

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バフェットでもある保有株のトラブルにどう対応する?。

こんちにちはチンギスハンです。災難は自分の身に降りかかってみなければ実感できないものです。トラブルを抱えて下落している株を見ると「あー、あんなクソ株でも持ってる人がいるんだ」と全く他人事に思ってしまいます。しかし

保有株のクソ株化は誰にでも起こり得る。

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個別株を保有している限りこれは避けられないことだと思っています。経験の浅い方や運のいいかたは「自分には起こらないだろう」と思っておられることでしょう。なぜなら「自分は優良株を選ぶのでそんな危ない株は選ぶはずがない」という思いがあるからです。しかしです、実はかのウオーレンバフェットでさえもそんな株を大量に保有しています。はい銀行株のWFCウエルズファーゴです。米大手銀行の一角です。

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2016年の秋の不正な顧客への営業で急落しました。その後回復していましたが先日FRBの業務改善命令の拒否を受けて急落しています。47.03ドル△1.49%PER11.36配当2.5%投資の神様にさえこのようなことは起こるのです。一般の投資家が個別株を10ほども保有して長年投資していれば高確率で遭遇するわけです。

対応が難しい。

実は私も保有がありました。というか奥さんはまだ保有しています。それで急落を受けて相談されたのです。彼女は投資には興味を持ちません。主に高配当株をいくつか保有しています。WFCも3%超の配当があったのでそのくくりでの保有です。

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2016年に起こした顧客への不正な営業に対しての制裁をFRBから受けていました。資産拡大の禁止などの業務制限です。今年の早い時期での制限解除を目指していましたが、12/7にFRBが改善計画が不十分で拒否していたことが判明。その後下落が止まりません。12/11にはわざわざ議長がさらなる改善がなされるまで解除しないことを言明。深いトンネルに入りました。まだ買値よりは上にありますが手放すか保有するか難しいです。バフェット氏は現在どのような判断をしているのかわかりません。

トラブルの全容と影響はわからない。

現在でも利益は上げているので、そして配当も出しているので配当狙いなら問題ないとも言えます。しかし当面営業が不自由な、成長が期待できない株をわざわざ保有する意味も無いとも言えます。バフェットと違って明確な分析ができるわけでもないです。なので私はトラブルからは「なるべく早く逃げる」方針です。対応はこれから話し合って決めますが。幸い半分は60ドル弱で売却済みです。全部売りは拒否したのです。配当の魔力ですね。それではみなさんのよい投資を!

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<投資家必見>難しい時期には無理は禁物。出直すなら早目の整理がベスト。

株式市場の変動が激しいです。ご心配な方も多いでしょう。そんな方に提案です。

難しい時には無理をする必要はない。

これは私の投資哲学です。難しい時期には無理をせず、やさしい時にしっかり成果を上げれば十分という考えです。麻雀でも上がれるのは4回に1回です。確率的には。サッカーでも攻めるだけでは勝てません。大事なのは今が「易しい時期」なのか「難しい時期」なのかを見極めることです。これから2、3年は難しい時期だと思います。

投資を縮小できるのは個人投資家の権利

プロの投資家は「相場環境が難しい」とかの言い訳はしてられません。あらゆる機会をとらえて利益を上げることを要求されます。しかし個人投資家にはそんな縛りはありません。全額現金でも一向に構いません。

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防御を固める意義は?難しい時期は大した利益は上がらない。

今の保有が「自分には過大だ」と思えば、いったん縮小して「次の攻め」を狙う方が現実的です。難しい時期の投資は一般的な個人投資家にとってはうまくいっても大した利益は上がりません。使用する武器がプロに比べて少ないからです。プロは「空売り」「オプション」を使いこなします。素人は「空売り」には抵抗があります。ほとんどの方はバイ&ホールドが基本でしょうから。

戦線を拡大したままだと暴落時に動きが取れない。

そのまま放置して暴落をむかえると最良の選択が「売らない」になります。「新規買い」までの余裕はありません。ほとんどの投資家は下落時での買いを狙っていますが、実際には買える人が少ないのは「抱えている荷物が多すぎる」ことが原因でしょう。

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具体的にはどう整理する?

インデックスは保有で問題ないでしょうから対象は個別株になります。

(1)長期保有、当面保有を除外する。

(2)処分対象をリストアップする。優先順位をつける。

(3)売る。という流れですね。

株の教科書には「買い値にはとらわれず処分する」とあります。しかし多くの方は、私もですが、そんなにドライにはなれません。そんなときは「損をしないものから売る」作戦が有効です。利食いは心理的抵抗が少ないですからです。オープニング成行が確実ですね。処分が進めば気分も変わります。次は損切りですが量が少ないモノから処分するとやりやすいです。最後に大物が残ります。これは一気が難しければ分割して売ります。4回とか2回とかね。抵抗が大きければ「一旦手放すだけだ、すぐ買い戻すぞ」と自分に言い聞かせればできます。実際買い戻す確率はゼロに近いです。

今年参入された方には「気分が悪い」方も多いでしょう。「こんなはずじゃあなかった」からです。今の保有が不本意でやり直したいなら一旦処分して現金に戻すのがベストと思います。まだ損失は出ていても少額でしょうから。それではよい投資を!

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<長期投資>ドルコスト法は個別株でも大丈夫か?

一般にドルコスト法はS&Pインデックスでやるのが普通です。個別株でも可能かどうかを考えました。

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結論は相当な力量が必要でコスパは悪いと思います。その理由は

1 銘柄選びをどうするか?その会社は業績を上げ続けられるか?

2 5~10の銘柄のうち1つが不振になったときどうするか?

3 手数料コストはどうか?

4 配当はどうするか?

5 保有期間はどうするか?

の問題があるからです。そもそもドルコスト法は長期的には右肩上がりの投資対象に対してするものです。S&Pは歴史的に上昇してきた実績があるので選ばれます。

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1 時代により中心的な分野は変化してきた。

この数十年を取ってみても時価総額の上位は入れ替わっています。かつては石油が上位だったこともあります。今上位のマイクロソフトやアップルも20年後にその地位にいるかどうかはわかりません。GEがいい例です。特定の銘柄選びは難しいです。

2 業界ごとに業績の変化は激しい。

だから特定の業界に偏った銘柄選択をしていると長期的に低迷する可能性があります。逆に高いパフォーマンスも考えられますが、長期に渡って好業績の業界を当てるのは困難です。株価が低迷したときインデックスでは買いチャンスになります。個別銘柄では躊躇します。独自の理由が隠されているかもしれないからです。

3 違う業界を組み合わせて分散した場合はどれかが不振になる。

それを嫌って各分野から優良企業を集めて5~10種で構成すると、不振の分野や会社を抱えることになる。それにどう対応するか?切り捨てるのかそのまま買うのか?などの問題が常にある。現在ならたばこ業界や石油業界の将来を見通すのは難しい。

3 手数料的には不利になる。

例えばインデックスなら円から投信を買うと千円から買えて手数料も無料です。ドルからでもNISAなら無料のところが多いです。一方5銘柄に均等に毎月投資すると、少額なら著しく不利になります。1万円を5銘柄に投資すると手数料は5%ほどにもなります。また1株に満たなかったり切りのいい数字にならないこともあります。

4 配当再投資が面倒でロスが出る。

高配当株で実施されている方が多いです。もらった配当を再投資する場合上記の理由で手数料がかさみます。インデックスでは1銘柄ですので押さえられます。円投信の場合は配当が出ないのでさらに楽です。

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5 銘柄を入れ替えるのか、しないのかなど判断することが多い。

結論 問題を乗り越えるには相当の見識と判断力など力量を要します。労力もかかります。保有企業の決算などチェックするものも多いですから。それに見合うメリットがあるとは思いません。

これからは今まで以上に技術革新・産業構造の変化が進むでしょう。利益を長期に渡って独占することはますます困難になります。アップルなどもアイフォン以降はどうするんだろう?と思いますね。日用品やヘルスケアもPBブランドやジェネリックの普及で見通しがぶれます。これからの時代にはますますインデックスの優位性が際立つと考えています。以上です。みなさまのよい投資を!

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<投資家必見>株価下落で資金の置き場所はどこが有利?

株価がさえません。こんな時に資金をどこへ置くのがいいか検討しました。

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結論から言うと高配当デフェンシブ株、ドルMMF、日本円の3択です。

どれが有利かは立場や判断によります。

ドルで考えると高配当株が有利か? VOOはS&P500ETF SBI証券

12,12 株価 予想PER 配当%

2019

利益率

3Qeps

VOO 242.50 16.5 2 6.1 23
VZ 58.3 13.3 4.2 7.5 36.0
NEE 182.6 14.9 2.4 6.7 18.9
PG 93.0 20.9 3.1 4.8 12.1
JNJ 145.3 22.7 2.5 4.4 4.5
MCD 184.7 24.0 2.5 4.2 -13.1
KO 49.24 26.84 3.2 3.7 29.9

※3Qepsは昨年比上昇率。※2019年の予想利益率は予想PERから算出。これが計算上の投資家の取り分になります。この中から配当が出ます。来年は減税効果が無くなりS&P500では対前年度利益上昇率が4.3%とかなりの落ち込みです。2018年は23%で今年の上昇率は特別と考えられます。

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(1)期待リターンはインフレ率を引いても2~5%である。→十分な数字。→業績は企業ごとに異なる。

(2)株価は需給面から上昇しやすいと考えられる。→好材料

(3)銘柄選択で大きな差が出る。選ぶのが難しい。

(4)今年後半から上昇して高値圏にある。→今後順調に上がるとは限らない。

ここまでの結論 市場が横ばいか、ややさえない展開なら有利と思う。

債券は変動が厄介。一時的にドルを持つならMMF一択。

利回りは中期債券BND2.69%長期債券BLV4.74%国債中心の長期債券BGLT 2.87% しかし債券は変動が気になる。変動のないMMFで1.8%。ドルで保有するならMMFで保有が便利で有利。・・・税の申告が不要。

ドルで考えるなら高配当株かMMFの2択です。楽天ではMMFから直接株が買えます

日本円も有力な選択肢

です。なにしろリスクゼロですから。

為替予想は難しいけど・・・利上げが止まれば円高が普通か?

利上げは来年の6月にも打ち止めじゃあないかと見ています。多くて2回。そうすると普通に考えれば円高になります。他の要因もあるので確かとはいえませんが。

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私の方針

これから円高傾向とみて先日ドルMMFはすべて日本円に戻しました。これからは円から米株を買います。高配当株は上記の銘柄から時期を見て有利なら買うつもりです。

ただしこれらは私の見方で、これからのドル円をどう見るかで変わります。

以上です。それではみなさんのよい投資を!

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<投資家注意>株価下落でやってはいけない2つのこと。

このところ波乱の展開ですね。というか下落する日が多く感じます。こんな時に投資家がつい犯しやすい「やってはいけないこと」があると思うんです。私も過去に痛い目にあってきました。1つ目は

高値と比べて「割安」と思いつい買ってしまうこと

これは人間の心理に原因があるので意識していないとついやってしまうのです。その心理とは「アンカリング」と呼ばれているものです。特定のある数字にこだわってしまう心理ですね。株価では直前の高値がそれにあたります。その値が基準(アンカー)になって相対的に現在の株価を勝手に「割安」と判断してしまうんです。でも冷静に考えればまだ「割安」ではなくて調整、下落の途中にあることが多いんです。高値から20%くらい下げたところで一番起きやすいようです。

買うのが悪いということではない。

下げている株を買うのが悪いという意味ではないです。比較じゃあなくて「割安」「買い時」と判断したのなら問題ないです。

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2つめは「ナンピン買い」です。

買いコストを下げる効果があります。とはいえ下落トレンドでは傷が深くなります。そこで下げ止まるとは限らないからです。これも「自分の買い値」がアンカリングになっています。この方法のマズい点は1度で終わらないことです。下げるたびに買い増してどんどんリスクが高くなっていきます。損が拡大して「撤退できない」状況になってしまいます。「こうなりゃあ塩づけだ、いつまでも保有してやる」と開き直る人が多いです。しかしたいていはその時点でも下落の初期段階であることが多いです。下はGEの2年チャートです。yahoo finance

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直近は7.01ドル△4.63%です。80%近く下落してますがまだ下げ止まったとは言えません。名門中の名門ですがうまくいかないときは市場は容赦しません。他ではITバブル後のシスコもそうですね。個別投資の難しさはここにもあります。SPインデックスでは塩づけも何年か後には報われますから。

すべてのナンピン買いが悪いわけではない。

「買いコストを下げよう」という安易な考えが良くないだけです。結果としてナンピンになることはあります。

上昇トレンドの時には問題視されなかった。

今までは長い上昇基調にあったのでこれらの方法もむしろ成功してきました。だから「危険」という意識がない方が多いと思います。GEなんかは少数派の例ですね。上昇トレンドが止まったと思えるこれからは増えてくると思います。以上です。それではみなさまの良い投資を!

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お金を使いたい気持ちは都市の大きさに比例するようだ。

今奥さんとともに神戸に来ています。奥さんのお母さんの介護の件です。結局いろんな疾患の可能性があるので現在入院中です。動きが取れずしばらく滞在します。近所で買い物も便利だし安いし不満はないです。三ノ宮にも近いですし。

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お金の使い道は都市の規模に比例するみたいだ。

私の町ではお金を使おうにも、店や飲食店や飲み屋さんも多くないし。しかしこちらに来てみると食べたり飲んだりのお店も多いです。片っ端から行くとなるとお金も時間も相当かかりそうです。つまりお金の使い道と価値がありますね。となると東京はこの町の十倍以上でしょうから気が遠くなるほどの使い道がありますね。私の町の十倍の十倍で100倍ですか。いやもっとか?とにかくすごい。

地方都市ではお金を使うにも限定的。

私の地方都市は一応何でもそろっておりそんなに不便はないです。逆にそんなに魅力的な場所もないので(失礼!私が知らないだけかも)あまりお金を使うこともないんです。

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気軽にお酒が飲めるのが都会の魅力の一つかも。

地方というと酒好きなおじさんがしょっちゅう集まって飲んでいるイメージがあります。テレビで田舎暮らしなんかの番組ではたいてい飲み会をしてますね。実態は厳しくてどんな田舎でもお酒はご法度で法事や葬式などでも送迎がない場合は飲まないですね。だから一緒にお酒を飲む機会はあまりありません。タクシーで飲みに出かけるほどの身分でもないので外で飲むことは少ないです。それに引き換えこちらでは車じゃあないので大手を振って飲めますね。昼間からやってる店も多いし串カツとかね、これがおいしいんですよ。二度づけ禁止ってやつね。

私はファッションとかに興味がないけどそれらも加えればきっと都会ではお金を「生かす」ことは簡単に思います。ありていに言えば「バカバカ使える」という。あといろいろな「悪い遊び」も加えれば使い道には不自由しなさそうですね。私はしませんよ!

節約が流行っていることに違和感があった。

テレビなんかで「節約特集」とかに違和感あったんですよ。「何でそんなに努力が要るんだろう?」みたいな。お金なんか普通に暮らしてれば残るでしょ?イヤ僕だけかもしれませんけどね。今になって思えば使う場所が少なかったことも大きいですね。

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費用は変わらないかもしれない。

今住んでる地方都市では中心部までちょっと離れていてバスしかないので中古マンションを買おうかなと思ってたんです。中心部に1千万台です。リーマンショックみたいなのがきて下がればさらに安く買えるし。しかしここに住んでもいいかなとカミさんと話しているところです。車が月に3万くらいかかるので持たなければ交通費は多分同じくらいだろうし。他の物価はそう変わらないし。ここも結構古いけどまだ持ちそうですから。何もわざわざお金を使うこともないかと。カミさんは地元なのであとは私が適合できるかどうかですね。どうなりますやら。リタイア後は地方都市がいいと思っていましたのでここも条件にあってますね。とりあえずそんなところです。

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