<投資家必見>難しい時期には無理は禁物。出直すなら早目の整理がベスト。
株式市場の変動が激しいです。ご心配な方も多いでしょう。そんな方に提案です。
難しい時には無理をする必要はない。
これは私の投資哲学です。難しい時期には無理をせず、やさしい時にしっかり成果を上げれば十分という考えです。麻雀でも上がれるのは4回に1回です。確率的には。サッカーでも攻めるだけでは勝てません。大事なのは今が「易しい時期」なのか「難しい時期」なのかを見極めることです。これから2、3年は難しい時期だと思います。
投資を縮小できるのは個人投資家の権利
プロの投資家は「相場環境が難しい」とかの言い訳はしてられません。あらゆる機会をとらえて利益を上げることを要求されます。しかし個人投資家にはそんな縛りはありません。全額現金でも一向に構いません。
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防御を固める意義は?難しい時期は大した利益は上がらない。
今の保有が「自分には過大だ」と思えば、いったん縮小して「次の攻め」を狙う方が現実的です。難しい時期の投資は一般的な個人投資家にとってはうまくいっても大した利益は上がりません。使用する武器がプロに比べて少ないからです。プロは「空売り」「オプション」を使いこなします。素人は「空売り」には抵抗があります。ほとんどの方はバイ&ホールドが基本でしょうから。
戦線を拡大したままだと暴落時に動きが取れない。
そのまま放置して暴落をむかえると最良の選択が「売らない」になります。「新規買い」までの余裕はありません。ほとんどの投資家は下落時での買いを狙っていますが、実際には買える人が少ないのは「抱えている荷物が多すぎる」ことが原因でしょう。
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具体的にはどう整理する?
インデックスは保有で問題ないでしょうから対象は個別株になります。
(1)長期保有、当面保有を除外する。
(2)処分対象をリストアップする。優先順位をつける。
(3)売る。という流れですね。
株の教科書には「買い値にはとらわれず処分する」とあります。しかし多くの方は、私もですが、そんなにドライにはなれません。そんなときは「損をしないものから売る」作戦が有効です。利食いは心理的抵抗が少ないですからです。オープニング成行が確実ですね。処分が進めば気分も変わります。次は損切りですが量が少ないモノから処分するとやりやすいです。最後に大物が残ります。これは一気が難しければ分割して売ります。4回とか2回とかね。抵抗が大きければ「一旦手放すだけだ、すぐ買い戻すぞ」と自分に言い聞かせればできます。実際買い戻す確率はゼロに近いです。
今年参入された方には「気分が悪い」方も多いでしょう。「こんなはずじゃあなかった」からです。今の保有が不本意でやり直したいなら一旦処分して現金に戻すのがベストと思います。まだ損失は出ていても少額でしょうから。それではよい投資を!
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