<株式投資家必見>これから多くの人が株式から離れると思う理由。
先週は大荒れでした。指数で3%を超える下落もありましたね。乱高下するのは相場の終盤と言われます。これからは終盤特有の出来事に備えなければいけませんね。
今年参入してきた人の多くは去るだろう。
残念ですがそう思います。株式投資は有利であるにも関わらずです。それは期間の長さに関係します。今年1年で見れば銘柄選びに成功した一部を除きほとんどの人がマイナスになっているはずだからです。下はS&P2年チャート。
人間は自分の経験を大事にします。自分がやってきてうまくいかなかったという事実はとても重いです。これをどう考えたらいいのでしょうか?
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あなたは株式投資で年に何%のリターンを求めますか?
10%それは欲張りすぎでしょう?5%なるほど控えめですね。じゃあその数字の根拠はなんですか?めんどうなこと聞いてごめんなさい。でもここのところがはっきりしていないと株式投資に「過大な期待」を寄せてしまうと思うんです。そして「思いのほか儲からないな、別のを探そう」となってしまいます。
長期的にはその国の経済成長率よりちょっと高いリターンが得られる。
と理解しています。ところで経済成長率には「名目」と「実質」があります。国によってインフレ率は違いますから。だから名目ーインフレ率=実質となります。
2018年 2019年 2020年 OECD予測実質成長率
米国 2.9% 2.7% 2.1%
日本 0.9% 1.0% 0.7%
と米国が高くなっています。株式投資のリターンはこれよりも高いはずですね。
なぜか? それはその国の経済活動の総和というか平均がGDPですがその中で選ばれた大企業の集団は経済効率がいいからです。例えばS&P500は全米での上位500社を対象とします。そこに入っているということ自体が効率よく稼いでいるという証です。資本主義の冷徹な事実です。したがって株式投資のリターンは1.5倍くらいとみると4.5%くらいでしょうか。ただしGDPは年によって変化します。上記を見ると来年、再来年と少しずつ減っていますね。それにインフレ率を足したものがその年の期待株式リターンです。そうするとインフレ率の2%を加えて6.5%になります。
短期でリターンを得ようとするのは無理がある。
しかし6.5%というのは理論値です。実際は将来を見込んですでに高めに上昇してきたといえます。だから今回の下落はその先行し過ぎた部分の調整ともいえます。長期的に保有して平均的に理論値が得られれば十分です。
さえない展開に愛想を尽かす人は多い
今後数年はさえない展開が予想されます。これは長期的には避けられない調整です。しかしそのことによって多くの方が株式投資を見切って市場から離れると思います。さえないと思う理由は
(1)過剰の期待が含まれていたこと。このところの下落で調整した株価ですがまだS&Pの予想PERは11月末の数字で16.8です。平均的なPERとされる15より10%ほど高めです。まだ「割安」とまでは言えません。(2)GDPつまりEPSの鈍化が予想されること。上記のGDP予測も2019年は下方修正されました。今後もさらなる下方修正もありえます。市場はEPSの伸びの鈍化に敏感になっています。
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好調な時だけ注目される。
わかりやすく言うと上記チャートで長期線の上方にある時注目され多くの人が参入し、下方になってからは逆に多くの人が離れるのでしょう。そのことによってさらに株価は下落し下にオーバーシュートする。その目安は20%くらい?PERでは12台ととらえています。正真正銘の「割安時」には誰にも見向きされない。そしてそこで底を打って再度上昇サイクルに入る。
株式投資の有利性を取り込むためには
今回株式投資から離れた人が再び市場に戻ってくるのは何年か先の再上昇時でしょう。戻らない方も多いでしょう。そうやってピケティのいう資本家サイドに入る機会は失われます。すべての原因は株式のリターンは「長期的で確率的」でしかないことへの理解が足りないことだと思います。6回サイコロを振って1の目が出なかったからといっても不思議はないのです。6万回やればちゃんと1万回に近い1の目が出ます。
今日の結論
長期的に有利な株式投資も短期間では成果が出ない。長期的に取り組める自分に合った方法が必要だ。個人的には昨日紹介した「S&Pインデックスドルコスト法」をこれから最下点までのどこかで開始して最下点で最大となる「含み損」を耐えて投資を継続できればリターンと成功体験が得られると思う。以上です。今日は長くて失礼しました。それではみなさんのよい投資を!
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「株価乱調、視界不良、暴落の可能性アリ」の今はドルコスト投資法を始めるには有利な理由。
このところ米国株は乱高下が激しいです。将来の「景気後退」「株価大幅下落」が現実味を帯びてきました。株式投資に積極的には取り組みにくい環境です。しかし
ドルコスト法を始めるのに一番いい時期は?
一見すると相場の起点、つまり暴落時の最下点で始めるのが一番有利に思えます。確かにそれはいい時期ではあります。最下点で買って次のピークまでを①とします。
次にピークの頂点から始めるとすると最下点を通って次のピークまで・・・②とします。①と②を比べると理論的には同じになりますね。ただし同額投資なら②は量が2倍。つまり理想に思える時期よりも有利になるのです。実際には最下点での開始は難しいですからその前に始める方がかなり有利ですね。
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ピークを越したと考えられる現在は始めるには適した時期だ。
どうも今年の1月がピークだったようですね。これから最下点まではいつ始めても「最良」の時期と言えます。ただし気をつけたい点は
1 始めたからにはやり遂げること。
だから無理のない金額で続ける必要があります。
2 右肩上がりの投資対象にすること。
S&P500が最適だと思いますね。米国の上位の500社の時価総額割合で構成されていますから。かのウオーレンバフェットも勧めています。有利な業界が入れ替わっても自動的に指数が変わるので便利です。
具体的には
ネット証券で毎月15日に〇万円とか設定できます。変更も可能。NISAもOK。日本円からだとeMaxisSlimの米国株式が手数料が安くておススメです。
最大の問題点・弱点は?
理想的にも見える方法ですが最大の欠点もあります。それは「最下点までは損が出る」ということです。損に耐え切れずに売ってしまうのが一番良くないです。耐えられる金額を前もって検討しておく必要がありますね。例えば月に5万だと4年後に最下点が来るとするとそれまでの投資額は240万円。含み損は為替込の最大下落率を現時点から50%とすると20%ほどで約50万円です。安い時期の仕入れが多くなるので単純平均にはなりません。これをどう受け取るかですね。最大損失は瞬間ではありますが。
自分的には
通常の投資とは別枠で5年ほど前から少額で積み立てをしています。対象は先進国株式です。今度は米S&Pを前述のeMaxisSlimで考えています。それではみなさんのよい投資を!お願い 下の看板をクリックしてランキングに戻っていただければ嬉しいです。よろしくお願いします。
当面の米国株・ハイテク株の動向と今後。
今朝もこのところの恒例行事となった「オハギャー」でした。S&Pは△2.33%。Nasdaqは△3.05%。ダウは△2.24%。VIXは23.23+9.63% 10y2.85%とさらに低下。しかし2年債も2.719%で差は0.131%と拡大。※経済ニュースに米長短金利が逆転という見出しがありました。3年と5年とかで一時逆転があったようです。しかし長短金利のデフォルトは2年と10年ですのであわてる必要はないです。下はS&Pです。
ダブルボトムの好形から下落して2625~2800の間のレンジ相場にも見えます。(今後下に抜けなければの話だけど)ボックス相場と判断すれば今は買いですね。(自己判断でお願いします)それで上に行ったら売ってさらにー1倍SH、-2倍SDS-3倍SPXSなどのベアETFで売ることも可能です。米経済がすぐに落ち込むとは思えないのでボックス相場の可能性はありますね。ただしこのような売買はトレードになってしまうので時間と労力はかかります。
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<売り込まれているハイテクはどうか?>
AMZN1629.13ドル△4.12%MSFT104.82ドル△4%と相変わらず大きく売り込まれています。これより下の銘柄はさらに下落幅は大きいです。NVDA147.61ドル△6.75%など。ここまで激しいとほとんどギャンブルの対象ですね。アルゴリズムとかAIとかの影を感じますね。アマゾンです。
大幅下落ではありますが結構下げ止まっている感じ。夏以降買われすぎの調整が終わって落ち着いてきた感じもあります。ただし前回の記事でも書きましたが上昇時に出来高が増えていないので積極的に買われてはいないですね。機関のセクターローテーションがどれだけ済んでいるかわかりませんが、機関もさまざまですから今後も売りは出てくると思います。1750ドルくらいからは利確で上に行くのは容易ではないと感じます。もう一つMSFTです。
驚くことにMSFTも下落が大きいですね。十把ひとからげ、ハイテクのくくりで動いている感じですね。こちらも上昇時の出来高が増えていなくて積極的に買われてはいないですね。トレンドが去ればこんなもんなんでしょうね。トレードするならMSFTが下値不安が少なくていいです。
長期的にはハイテクは米経済をリードするのは間違いないですが、この10年の伸びがあまりにも大きかったこと、今後に谷が待ち構えていることを考えればあまり強気にはなれないかなと感じます。
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<私の方針など>
1 積極的に動く場面ではないかと。
2 先週残りのドルを円転しました。113.35円(手数料抜き)114円台を狙って粘っていたのですが届かず。パウエルさんの講演でドル安が予想され手を打ちました。これですべてのドルを円転しました。次回ドル転するときは永久にドル資産になるでしょう。平均の円転価格は113.65円。ドルMMFは1.8%ほどの利子がつくので魅力ですが目先の利益に目を奪われても仕方ないので。来年はさらに円高ドル安と予想しています。
3 デフェンシブ高配当銘柄はチャート的には買い時のものはないですね。無理して買うこともないので。
4 ハイテク研究投資を今年中に手じまう予定でしたがまだできていません。引っ張っていたのです。再度AMZNの1750ドル周辺では手じまってもいいです。来ればですが。売り場探しに売り場ナシともいいますしね。そんなところです。それではみなさまのよい投資を!
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友達作りが大切なのは保育所も老人ホームも同じ。
今日はちょっと残念なお話です。実は先週から奥さんの実家の関西K市に来ています。認知症の義母の介護施設のことです。母は好き嫌いが激しくて友達を作るのが苦手でした。でも今までの86年はそれでなんとかなっていたのです。周りが合わせていたのでしょうね。ところがとうとうその性格があだになり大きな幸せの道を逃してしまったのです。
年を取ると今までの欠点が拡大する。
人に対して好き嫌いの激しいことはお姉さんや娘からずっと指摘されてきたことでした。しかしその都度「大丈夫、私はこれまでこれでやってきた。これからもうまくいくはずだ。治すつもりはない」と強硬な姿勢を崩しません。主治医の先生からも「年とともに欠点な性格は倍加していく」ということは聞いていました。病気のせいもあるでしょう。とにかく特定の人と合わないのです。そしてそのことが悲劇を生みました。
簡単な経過はこの夏に「要介護の認定を受ける」介護サービスに通う。やはり好き嫌いが出るが何とか週に3回通う。病気も進み在宅は限界と判断して入居施設を探す。
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近所の方が「グループホームM」を紹介してくださりケアマネの方と面談、話し合う。ただし今は空きがないとのこと。弟が見学「素晴らしい施設だよお姉さん、みんな楽しそうに、和気あいあいとやっている、ここに決めよう」とすっかり気に入りウエイティングリストに載せてもらいました。待つこと2か月1人偶然空きができたとの連絡で急きょ入所の手続きを取ったのが先週。
気に入らない人がいると言い張る。
入所2日目に施設長と面談。「いやだいやだ、家に帰りたいと騒ぐ」とのこと。本人の話では「とってもイヤな人がいて意地悪をする。ここにはいられない」と言う。自分ばかりえんえんとしゃべりたいし、そうしてきた母にしてみれば、明るくてみんなに人気があるAさんが気に入らないらしい。そうするとそのグループも気に入らない。10人ほどの小さなグループホームなのでそのグループと合わないと楽しくない。ということらしい。人の言うことを聞く人ではないので弟の説得もむなしく話しはおじゃんに。施設の方親切にしてもらったのにごめんなさい。
あそこ気に入って過ごせば最高なのにね!
と弟夫婦と私たちの意見は一致。近いし、施設は綺麗だし、ヘルパーの方は感じのいいかたばかりなのに・・・と愚痴は続きます。しかし本人が「イヤだ」なら施設としては手の打ちようがない。とのこと。もっともです。
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今までわがまま放題、自分勝手に生きてきたが最終盤でつまづく。
結果になりました。また一から探してはいますが、母が周りと折り合って暮すのは難しく感じます。今まで老人介護、認知症介護でのポイントは「施設」「行政サービス」「介護スタッフ」などサプライサイドの問題だと思っていました。しかし今回「受け手」が原因でうまくいかないことを痛感しました。
今までは特に表面化しなかったのです。周りががまんして付き合ってきたからです。しかし、老人同士の対等な関係では相手が配慮するとは限りません。まさに「個人の素の性格」勝負となります。その中で自分の居場所を見つけられない性格の人は自分の居場所がないことになります。お金の問題でもありません。
保育所と似ているのかも。
社会的な上下関係が通用しにくいという点では保育所と似ているかもしれませんね。下につくことができる性格の人は居場所を見つけやすいですが「自分が一番」タイプの人はどんなにグループが小さくなっても衝突しやすいです。ボスは一人しか要りませんからね。
老後の問題というとお金が大きく取り上げられます。それも必要とは思いますがそれをクリアしても「幸せに満足する」「幸せに感謝する」「友達と仲良くする」気持ちがなければ結局は「一人で寂しく」暮らすことになります。
今日は老後はお金とともに性格が大事という件でした。私も性格に難があるので心して改善に努めます。ハイ。ではみなさまよい週末を!
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下落に強い高配当株をこれから始める時の注意点は?
最近株価が乱高下します。今年参入された方、これから参入しようとしている方にはやりにくい展開です。そんな中で下落に強いとされ最近人気が高い高配当ディフェンシブ銘柄へこれから参入するとしたら何がポイントか検討しました。
銘柄選びがとにかく重要。
規制で大幅下落のタバコ株や原油価格に大きく左右される石油株を除いて有力候補を挙げると(SBI証券、VOOはS&PインデックスETF)
12,7 | 株価 | 今年安 | 増減% | 予想PER | 配当% |
VOO | 253 | 232 | 9.1 | 16.8 | 2 |
VZ | 58.1 | 46.1 | 26.0 | 13.3 | 4.2 |
NEE | 182.7 | 145.1 | 25.9 | 14.8 | 2.4 |
PG | 93.6 | 70.7 | 32.3 | 21.1 | 3.1 |
JNJ | 145.9 | 118.6 | 23.0 | 22.8 | 2.5 |
MCD | 185.5 | 146.8 | 26.3 | 24.2 | 2.5 |
KO | 49.38 | 41.45 | 19.1 | 27.1 | 3.2 |
※NEEはネクストラ電力。PERはおおむねS&Pより高め。S&Pとの比較では青がS&P。PERが低い順に4社を選ぶと下記のようです。
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どの銘柄も10月以降の全体の下げに対して逆の動きをしています。今大きく買われていることがわかります。→S&Pと逆の動きをするところが魅力の一つ。
長期的には安いとは言えない。
鉄板の一つJNJです。現在はここ2年間では高値圏にあります。長期的に保有するとすれば今が有利な仕入れ時とは言えません。他の銘柄も同じく高値圏です。人気化しているからです。
旬の人気銘柄として買うことになる。
これらの銘柄は今後堅調な展開が予想されますが、安値圏で割安に買うわけではないのであらゆる事態への対応が必要です。
下げたときにどうするか?
下げても売らずに保有するという手があります。そうするとさらに下げたときに「買い増し」して買い単価を下げるのかそれとも見送るのかの問題があります。買い増すとリスクは増します。
5~10%の損切りラインを設けてカットする方法があります。こちらの方が一般的でおススメです。なぜなら相場環境が悪い時に「含み損」を抱えると動きが取れなくなるからです。いくらディフェンシブ銘柄でも下がる時には下がります。
上げたときにどうするか?
売らないというのが前提ならその後下げて含み益が飛ぶのを受け入れなければなりません。「あーあ、あの時売っとくべきだったのにな」なんて思ってはいけないですね。とりあえずの高値をつけたり、ピークアウトすれば売るという方針ならやはり自分なりのルールが必要です。上昇している株を売るほど難しいことはありませんからね。「いい気分に浸っている」と売り時を逃してしまいます。何しろ今度のデフェンシブ買いは機関投資家がこぞって参加しているでしょうから。彼らの逃げ足の速さは今回のハイテクの下落を見ればわかります。
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有名投資家、ブロガーのモノマネは厳禁!今までの積み重ねが違う!
高配当投資家はアマにも多くいらっしゃいます。彼らはブログでその素晴らしい成果を発表されており大きな影響力を持っています。高値でも売らずに株を積み上げ配当を積み上げるスタイルが主流です。「よーし、オレも」と思ってしまいますが「ちょっと待った!」です。彼らはこれから株価が下落してもあわてて売る必要はないし、高値でも売らないでしょう。過去も買ってきたしこれからも買うでしょう。そのスタイルは確立しています。上記の売り時買い時の判断は不要です。仕入れ値も安いでしょう。少々の下げにはびくともしません。またそれぞれの銘柄に対して非常に高い知識をお持ちのことはブログをみても明らかです。という具合に立場や違うことが多すぎるので真似するのは危険だと思います。
結論
1 株価が下落気味の時にも高配当株は堅調なことも多い。→金利打ち止め、利下げ局面では上昇しやすい。
2 長期投資としては現在の高値圏は「買い時」「有利」とは言えない。
3 旬の人気株として買う場合は今後の下げた時、上げた時の対応ができていなければ入るべきではない。
4 長年やっておられる有名ブロガーとは立場や含み益が違いすぎるので「マネする」のは危険が大きい。
では自分は?
インデックス優先ですが高配当株もチャートなどみて有利と判断すれば買います。売り時がくれば売る前提です。6~8%のロスカットもします。買い候補は上記銘柄です。以上です。それではみなさまのよい投資を!
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末期期療については若者に負担させてはならない!
来年度の予算が100兆円を突破するそうです。そのなかで「高齢化社会で老人の医療費・介護の増加が止まらない」という報道があります。ネットでは「老人の医療費を押し付けられるのはゴメンだ、納得できない」との意見もあります。私も
末期期療については若者に負担させてはならない!
と考えています。その理由は末期医療は様々な考え方があり一律の医療保険にはそぐわないと考えるからです。先日ツイッターで下記の投稿をしたところ
高齢者によって医療が持たないという指摘がある。端的に言えば人間は死ななければならないという原則を受け入れられていないことが原因に思う。その原則に従えば1秒でも長く生きれば幸せという考えにはならないはずだ。末期医療で幸せを得ることはない。本人に限ればだけど。
多くの方のリツイートを頂きました。医療関係者の具体的なコメントも多かったです。
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人間の生き方、死に方についてはいろんな考えがあります。私は人は宇宙的な時間で見ればほんの一瞬の命を預かり、生かせていただいている、ととらえています。だから大事なのは「真に生きている」中身であって物理的な、数値的な時間の長さではないと信じています。といっても早く死にたいと思っているわけではないですがね。だから書類に終末医療不要を明記しています。
一方、そうでない考え方の方も当然いらっしゃるでしょう。これはどちらが正しいということではなく「考え方」の問題です。だから一律に「あらゆる手段を尽くして生かす」のが標準というのはどうかなと思うわけです。本人の意思を明確にして希望の方だけに実施すべきだと考えるのです。
自分の死に際を明確にすることで自分の生を明確にしたい。
という気持ちもあります。今日、そして未来の時間の価値が増すと考えるのです。
以上です。下の看板をクリックしてランキングに戻っていただければありがたいです。
ここ1年は株式で利益を求めない方がいいと思うこれだけの理由
こんにちはチンギスハンです。今年何度目かの「オハギャー」でした。3指数そろって3%を超えるきつい下げ。理由はあれこれ言われていますが「あとづけ」の感がしますね。売りたい人が多いのでしょう。VIXも20.7+26%と再び20%越え。
当面は利益を目的にしない方がいいと思う。
さて昨日の記事でコメントを頂いておりました。kさんからです。「100万ほどで米国株を始めたい。個別50%インデックス50%を考えている」とのことでした。
お立場や背景がわからないので具体的なことは言えませんが「金額は関係ない」と思いますね。利益は投資額に比例しますから「上昇する」とわかっていれば全力投資が最適です。だからこれからの局面をどう見るかがカギになります。私はこれから1年はズバリ「難しい」と見ています。だから利益を目的としない方がいいと思うのです。「そんな投資なんか有るのか?」と言われそうですが「経験を積む」という大事な目的があります。シュミレーションのサイトもありますがお金がかかっていないと「本気になれない」という面もあります。実務の経験は本では得られないものがあります。
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とりあえず50万が無難か?
目安としては50万がおススメですね。理由は損切りを10%に設定すると最大損失は5万円。このくらいの損失は競馬などのギャンブル、パチンコでも1日でありそうです。ギャンブルを持ち出して叱られそうですが、例えばの話です。そう思えば気が楽です。もちろん人によっては100万でも問題ないですが、10万の損失はちょっと抵抗あるかと。それに5万の損失なら再チャレンジが容易です。
今後の動きはわかりづらい。
10月以降の下げでも理由がイマイチはっきりしません。市場が勝手に動いている感じです。だからトレードが得意な方にとっては「おいしい局面」かも知れませんね。しかしほとんどの個人投資家にとっては意味も分からず「乱高下」するのは「難しい局面」と言えます。
株価が当面頭打ちの指標や材料が多い。
1 貿易戦争収まらず。
2 減税効果が無くなる。さらに
長短金利差が0.12%と接近。残りわずか。
10年債金利は2.91%と3%を割りました。2年債は2.79%。長短金利差は0.12%と接近しました。これが逆転すると明確な「景気後退入り」と言われています。
取り逃がしは惜しくない
投資機会の逸失は投資家には悔しいです。しかし今後一年でS&Pがどんどん高値更新していくとは考えづらいですね。つまり「逃がしても魚は小さい」と思えます。
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さすがに高配当株は上がるだろう?
利上げが止まれば高配当株は買われやすくなります。というかすでに買われています。最高値更新の銘柄も多いです。トレンドが来ているからです。PERもS&Pより高いものが多く現在でも「割安」かは判断できません。今後も買われるとますます「適正株価」の判断は難しくなります。それでもトレンドに乗って買うのかそれとも「適正株価を越えている」と判断して売るのかは難しいです。ちょうど1年前のハイテク株の感じですね。私は損切りラインを決めて(6~8%)短期で考えています。高配当だからといって特別扱いしないスタンスです。
結論 あくまで個人の考えです。最終的にはご自分で判断を!
これから「景気後退」が意識され、ささやかれて、相場は乱高下が予想されます。自分は難しい場面では投資は避ける方針です。わざわざ困難を抱え込むこともないと思うからです。また来るべき暴落時に(あるとして)身軽な方が動きやすく攻めやすいと考えるからです。これから参加される方は「経験づくり」と割り切って少額で始められるのがリスクが少なく安全だと思います。
補足 「インデックスを積み立て中」の方や「高配当株を長期投資」の方には当てはまらない内容でした。あしからず。
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今年のハイテクの成長と崩壊から将来の戦略を学ぶ。
株式投資家のみなさまこんにちはチンギスハンです。さて昨日の上げで3指数ともにダブルボトムの好形を作り200日線を上抜けしました。下落トレンド入りの可能性は減りました。S&P2790.37 +1.09% Nasdaq 1.51% ダウ 1.13% 今回はだらだら書いた記事です。適当に飛ばしてご覧ください。NASDAQです。
3指数では一番下落幅が大きかったです。次は激しく売られたアマゾン。昨夜は1772.36ドル+4.89%と急騰しました。
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結果としてはWボトムを作りました。Wボトムは右側が下げが深い方が好形とされています。200日線と50日線の両方を上抜けしました。前の2回の上昇時と比べて出来高が減っていないのは好感です。しかし増えてもいませんから積極的に買われているとも言えないかと。これからは戻り売りも出てきてRSIが70を越す、あるいは接近することはしばらくはないのでは?と考えています。
ハイテク最強で時価総額1位になったMSFTは?
アップルが不安定化した現在、安定感は1番手ですね。PERも25と割高感はないです。(ハイテクとしてはという意味です)決算も良くて、それでもこれだけ揺さぶられたのですからセクターローテーションのパワーの強力さを感じますね。鉄板でもこれだけ売られるという。しかしこれだけの急なリバウンドでもRSIは60弱ですね。出来高は微増でそんなに積極的に買われているとも思わないのですが・・・
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今回最も激しい売りを浴びたNVDAを見てみます。昨夜は170.04ドル+4.04%
RSIもまだ50行かないし、出来高も増えているようですので当面窓を埋めに行く展開かと。決算で窓を開けて売られました。決算内容は、来年は売上、利益ともに伸びないことを覚悟してね、というものでした。現在の収益の柱はゲームとかです。仮想通貨関連などは仮想通貨そのものが瀕死の状態ですから当たり前といえます。なので将来性が黄色信号になったわけではないです。しかし、市場の期待感は許さなかったようですね。あくまで目先の成長にこだわりました。ということで一気に20%ほどの爆下げ。ぽかりと青空ができました。これほどの窓は久々に見ましたね。その後下にオーバーシュートして130ドル台をつけて反転中。いわゆる「窓を埋めに行く」動きになっています。「冷静に考えてみればこの会社の将来性はやはり有望だね」ということでしょう。
今回のNVDAはハイテクの難しさを見せてくれた。
長期的には大きなリターンをもたらしてくれるとしても短期間でみれば激しく揺さぶられるというハイテク特有の面を見せました。5年チャートです。
来年一年が0%成長なら1年前にもどって180ドルくらいが妥当というコトになります。しかし実際は140ドルまで売られましたね。いかに成長期待というものが大きく株価を揺さぶるかという勉強になりました。結局のところこういう銘柄は①超長期的にじっくり保有してリターンを得る。②売りのタイミングでは売って利確する。の戦略を明確にしておく必要がありますね。私は「売り」と決めていたので幸い9月に売ることができました。事前の「作戦決定」がなければとても売れていなかったでしょう。
今回は絶好の買いチャンスでもあったのだが。
私たちは上昇していく株価を見ながら「あー、安かった時点に戻りたい」「下落してリセットしてくれれば絶対買ってやる」と自分に都合のいい考えに思いを馳せます。そして今回そのチャンスが来たわけです。ネットには「NVDA終わった」「半導体の終焉」とかの記事がおどりました。あえてNVDAを買い進んだ方はいるのでしょうが、少数派だと思います。そしてこれが将来の暴落時の現実だと感じます。NVDAのところが「世界的に株は」に変わるだけですね。事前の準備、戦略がいかに大事かを教えてくれる出来事でした。
今日のまとめと感想。
今年に入ってからのアマゾンを中心としてのハイテクの上昇とその調整は、株価の動きというものを現在進行形で見せてくれました。長期的には「成長と調整」を繰り返しながら成長していくわけですが。米国株の場合はです。
とはいえ、いかに高値圏での売りが難しいか、安値圏での買いが難しいか、あるいは下落時に平静を保つことが難しいかを教えてくれました。渦中にあって行動力、機動力を発揮した方もいらっしゃいます。しかし少数派です。多くの方は激動時には「売れない」し「買えない」のです。行動を起こすことの難しさも教えてくれました。「その時になれば考える」というようなあいまいな、場当たり主義の作戦がうまくいく可能性は低いです。
それではみなさんのよい投資を!追伸 当ブログの方針についての記事を書いたのですが多くの励ましをいただきました。ありがとうございます。
お願い 下の米国株のところをクリックしてランキングに戻っていただければ嬉しいです。よろしくお願いします。
今度の暴落は今回の下落の最低3倍のインパクト
こんにちはチンギスハンです。今回の下落は最近参入した人には大きな試練となりました。しかし悪いことばかりではありません。多くのことを教えてくれました。
1 今回の下落は10%ほどであったこと。しかも為替は反応せず。
(1)大した下落の理由はなかった。→高すぎた株価の調整だった。特にハイテクは。
本格的な「大幅下落」ではないというのは共通認識でした。それは①FRBが金利上げの途中だったこと②経済指標が悪くないこと。などで明らかでした。しかしご存知の通り「本格的な下落相場だ!」という声もありました。特にハイテクについては「ハイテクの高株価には根拠がない」「アマゾンは500ドルまで落ちる」といういつも通りのあおり情報が出ました。下落した方が儲かる「空売り筋」の仕掛けもあったでしょう。
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(2)わかってはいても大きな動揺だった。
大きな下落を見せられると、またダブルトップになると「こりゃあダメじゃあないか?」という気分に誰もがさせられます。今は逆にダブルボトムの好形になってますね。この経験をしたのは大きいです。
(3)ハイテクを持っていた人はひやりとさせられた。
ハイテクでは大手のアマゾンとかで20%ほど、半導体のNVDAは一時半値まで売られました。(今は戻し中)。個別株の保有には大変な労力と能力が必要なことを実感できました。これは大きな貴重な経験になったと思いますね。NVDAは現在PER23.7とデフェンシブ銘柄より安くなっています。今買いを検討してます。
2 3倍くらいの規模で来るだろうこと。
今回の下落は10%ほどでしたが結構な震度に感じましたね。今度予想される大幅下落、暴落はS&P株価で20~35%、為替で15~20%くらいと予想しています。トータルでは30%~50%の下落です。リーマンよりはかなり小型です。それでも少なくとも今回の3倍のインパクトです。個別株ではそれ以上です。それを踏まえて戦略を考えます。まず攻め重視でいくか守り重視か?
これはどちらがいいかというより芸風の違いですね。自分に合えばOKと思います。守り重視については多くの有名ブロガーの方の記事や方針がありますので割愛します。ここでは攻めを考えます。ただし「空売り」等は除外します。
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(1)売りを考えるならインデックス。有利な株と売りやすい株は違う。
これから有利なのは高配当株でしょう。すでにかなり買われていますがさらに買われそうです。モメンタムが来ているからです。少し前のハイテクと同じですね。ただし今回の下落でハイテクを早めに売れた人が少ないように上昇中の株は売りにくいです。「もっと上がるんじゃあないか」という欲がからむからですね。売れる人は素直に高配当が有利。そうでない人はインデックスがやりやすいと思います。
(2)保有割合は個人の能力による。
理論的には暴落前の保有は何%でも関係ないですね。100%でもOKです。暴落前に売ればいいわけですから。しかし今回でもわかるように2日ほどの違いで急落してます。一部の達人を除いては個人は急落場面ではベストの行動はとりにくいです。平均的な個人投資家は「売り残す」ことも考えに入れておく必要があると感じます。まあ売りというのはとにかく難しいです。今回のアマゾンでも売り逃げた人は少ないのではと感じます。一人ツイッターで見た方ですがアマゾン1本投資で何千万分かを社員の不祥事で下落したタイミングの1920ドルで全株たたき売った人がいましたね。今から見れば高値圏での売り抜けでした。言い分は「不祥事の内容は関係ない、売られるタイミングに来ている」全くその通りになりました。アマでもすごい人がいるもんです。
まとめと結論
1 今回の下落はいい経験になった。→今後の戦略づくりに役立つ。
2 今度の大幅下落はリーマンより小ぶりとしても今回の3倍はある。
3 売れる人はデフェンシブ、売りやすい扱いやすいのはインデックス。
4 株保有の割合は個人の能力次第。50%が一つの目安に思う。
今回は下落に入る前段階までの準備を考えました。それでは皆様のよい投資を!
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次回株暴落時のベストの買いを過去から考える。グロース編
こんにちはチンギスハンです。
過去を振り返って将来の投資を考えるシリーズの2回目です。前回の記事(下に貼りました)で自分には高配当株よりインデックスが向いていると結論しました。今回はグロースとインデックスの比較です。まずデータから(SBI証券)PERの低い順。
12,1 | 株価 | 今年安 | 増減% | 予想PER | 配当 |
VOO | 253 | 232 | 9.1 | 16.8 | 2 |
VGT | 182.7 | 158.0 | 15.6 | 1.1 | |
UNH | 281.4 | 208.5 | 35.0 | 23.2 | 1.3 |
MSFT | 110.9 | 80.7 | 37.4 | 25.0 | 1.7 |
GOOGL | 1109.6 | 984.0 | 12.8 | 26.6 | 0.0 |
V | 141.7 | 106.6 | 32.9 | 26.7 | 0.7 |
PERはS&Pよりは高いが高配当と比べてそんなに高いわけではない。配当は低いので配当重視には向かない。自分は配当は再投資が面倒なのでない方がベターです。
5年チャートですGSPCはS&Pインデックス。
S&Pが60%の上昇に対して軒並み高いです。各銘柄の動きもだいたい似ていますね。高配当が結構バラバラだったのと比べるとかなりの差があります。銘柄間の格差はかなりありますね。アマゾンは私が買えたとはとても思えないので除外しました。その他は現在保有がある、あるいは保有した銘柄です。ここまでの結論は
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1 過去5年ではグロースはS&Pを大きく上回っている。
2 銘柄間の動きもそう激しくはない。ただし銘柄による格差は大きい。
3 VGTがだいたい100%くらいです。銘柄を上手に選べば、VGTよりも平均の成績はいいと思われる。
今度のリセット時にどれだけ下落するかは不明ですが今回の例のようにS&Pよりは大きいと予想されます。今後もハイテクが経済をけん引していく可能性は高いですから下落時に仕込めれば大きなリターンが得られそうです。
<結論>
グロースはリセット時の買いとしては有望だ。
<現在のプラン>
1 VOO(S&Pインデックス)40~50%
2 VGTハイテクETF 20%程度
3 グロース個別銘柄 4~5銘柄各10%程度。
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※VT世界株は新興国や欧州など動きが読みづらい。復活も遅れそう。売られ方が激しければ値幅は大きくとれるかもしれないが不確定要因が多いと判断。大きなリターン目的ならグロース個別の方が安全度が高いと思う。米国100%で考えたい。落ち着けば入れ替えればいいので。
過去の結果が将来もぴったり当てはまるとは限りませんが、傾向としては似ているのではないかと考えます。以上です。みなさまのよい投資を!
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