チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

投資強者への道、新規出直し編(4)買う時期について考えてみる。

米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 2017年8月9日(水)記

 暑い中お仕事ご苦労様です。日本の夏が過ごしにくいのは以前から指摘されていましたが、近年拍車がかかっているようです。熱帯地方の高原が年中過ごしやすいと言われていますが日本も高原地帯は見直されるかも知れませんね。

 この記事は、自分を始め投資強者を目指す方のためのものです。前回、投資対象は、S&Pとダウ両方のインデックスを基準にする。というところまででした。

今回は投資の時期と買うタイミングについて考えます。

数学的最適解と、精神的安心感は違う。
 よくあるアンケートに、「五分の一の確率で一千万円もらえるのと、確実に百万円もらえるのとどちらを選ぶ?」というのがあります。さてどうしましょうか。

 数学的には、前者の期待値は200万ですから、後者に明らかに勝ります。しかし、アンケートの結果は、100:0ではないと予想します。多分50:50くらいではないでしょうか。もらえなかった時の残念さが大きいからです。当たらなかった時に、私のような人間は、「あー何で俺は、確実な方を選ばなかったんだ。」と後悔するに決まっています。つまり理論的には正解でも、精神的にダメージがある方法は、人によっては採用できません。私がそうです。

インデックス投資の理論的な最適解はできるだけ早く買う。
 再掲します。S&P5年チャートです。長いスパンでは上昇トレンドです。

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(1)数学的な最適解は早く買う
 私たちの誰もが、将来を見通すことができない以上、バフェット太郎氏も述べておられますが、「買うタイミングを選ぶことに意味はない」といえます。上昇トレンドの場合早めに投資した方が有利です。投資を遅らせて、下がる確率よりも上がる確率の方が高いからです。

(2)普段私たちは大きな動きを感じている。
 遠くから見ると優雅な富士山も、登山者が歩く道はゴツゴツです。登っている最中の登山者は遠くからの富士山は見ないのです。

 同じように、株式投資もほとんどの人が毎日チェックします。とても、5年とか10年のスパンではみません。1%の上下は相当な動きと感じます。

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 同じチャートがゴツゴツ見えてきました。直近安値2410とその前の大との差は1.6%です。その前は1.9%です。長い目で見れば誤差の範囲です。10万円で千数百円の差です。

精神的に楽な方法としては、選択の余地をなくす方法があります。

 毎月決まった日に同額を投資する方法。(ドルコスト法)
 長い上昇トレンドの市場では、有利性が証明されています。一般には、大幅下落時に安値で買うことが大きく成績を上げると説明されています。しかし、精神的に負担が軽いことも大きな長所と思います。
(具体的なやり方)
①毎月どのETFにいくら投資するかを決めます。②毎月の日付を決めます。③NISAなら手数料無料。④円建てなら投信を用いて自動設定も可能。

 自由に購入する方法で自分を納得させるには
 一方、額も時間も自由に投資することにすると、行動しても、しなくても後悔する可能性が高まります。そんな中で自分を納得させる方法としては
(1)25日(50日)移動平均線を割った。
(2)RSIが50以下。
 いわゆる押し目買いになります。しかし上記のように、その差は10万円でうまくやったとして千円ちょっとですから、労力に見合うかは疑問です。経験値の向上には役立ちそうです。自分のように暇人にはいいですが、本業が勝負時の方にはお勧めできません。

まとめ
 その人の事情によるが、毎月の投資が可能なら、インデックスETF+ドルコスト法の組み合わせは強力だ。経験値を積みたいなら、月の中でいつ買うかを自由に決める方法もある。

全く自由に買う方法では、自分を納得させるために自分なりのルールを決める必要がある。

以上です。自分もETFはまだ買っていないので未経験です。どの方法にするか急いで決めます。それではみなさまのよい投資を!

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