投資強者への道。(1)投資弱者が投資を実行しながら経験値を積んで投資強者を目指す。
米国株投資家のみなさんこんにちは。米国株永久保有を目指すチンギスハンです。
2017年8月7日(月)記
台風5号の影響で猛烈な雨が降っています。
米国株投資を始めて10か月目。いろいろ学びました。
敵を知り我を知れば百戦危うからず。
中国の戦略の巨人、孫子(孫武)は、後世に残る名言を残しました。我を知ることは、リスクを避ける上で大切です。
我は弱者なり。
一番の収穫は「自分が投資弱者だということ」を自覚できたということです。
人間には自分を弱者と認めたくない心理がある
自分の力を越えて無理をすると危険が伴います。登山などでは命にも関わります。しかし、えてして初心者は「あなたは初心者ですから、したがって非力で、無理はしないでください」というアドバイスを嫌います。初心者というところを、「老人」と言い換えても同じです。いくら事実でも、「自分だけは違う」と思いたい心理があるのでしょう。
早く、自分を自覚できたのは良かったと思う。
自分の非力を悟るまでに、何年もかかっていれば、さらに厄介なことになります。
どうして、自分の「非力」を自覚することが役立つのか。
サッカーでは非力なチームが引き分けに持ち込んでPK戦で勝負というのがあります。投資も、自分を悟ることによって、「負けない投資戦略」を採用できます。
負けない投資戦略とは?
一般には、投資の優劣は対インデックスで比べます。投資期間の問題はありますが、インデックス投資を採用すれば、対インデックスでの負けはありません。しかし、私はインデックスETFの保有はありません。これが、私が今まで自分を「投資弱者」だと自覚していなかった証拠です。これからは投資します。
「投資リテラシーを高めるために個別株で勉強する」という目的はありました。
事実勉強には役立ちました。
投資弱者が、インデックスETFを使わずに分散投資することは難し過ぎる。
当初、配当重視だったこともあり、相当に偏っています。本来はリバランスをして整えるところでしょうが、まだその力はないと判断してこのままにします。
売らない方針については継続する。
投資力量の差が一番現れるのが、「売る」場面です。もともと自分は売りは不得意なので、封印してきました。良かったと思いますのでこのまま継続します。
高配当銘柄への投資が簡単だとは思えない。
高配当銘柄、例えば、タバコ株、石油株、通信株、IBM、etc・・・が易しい投資だとは私には到底思えません。将来性が見通せなかったり、業績の将来性に不安があったりするからです。それを、見通しながら保有し続けるのは、簡単ではないと感じました。自分がストレスなく保有し続けているのは、将来が見通せているからではなくて、「売らない」という自分のルールがあるからです。
高配当株投資を実践できる方は実は投資強者。
シーゲル教授の本を読んで、あるいはこの米国株ブログを読んで、高配当デフェンシブ銘柄への投資は安全性も高く、下落にも強く、配当ももらえるし、簡単でスーパーな投資のように思っていました。実際に自分でやってみて、「簡単ではない」とわかりました。バフェット太郎氏が着々と買い増しされていますが、簡単なことのように見えて、やはり相当の投資強者でないと実行できないと感じます。毎日読む「たばぞう氏」のブログでも先日、「高配当株投資は簡単」とありました。相当な投資力の開きを感じました。まあブログの文章の差も大きいですが。
経験値は財産
いろいろ言えるのもやってみたからわかったことです。投資は「投資しながら学ぶ」のが一番ですから、まだ投資弱者のうちは、「これだけ」とか絞らずに「幅広くチャレンジ」するのがいいと思っています。強者からみると、「何を無駄なことやってんの」とか「回り道でしょ」と感じるでしょうが、しかたありません。
追記
米国株のブログはレベルが高いです。自分も毎日読んで勉強しています。でも取り入れるだけではなくて、自分で書くのもとても勉強になります。たばぞう氏のブログなんかと比べると全く恥ずかしいレベルですが、それでも何かの役に立てれば、そして自分の役には確実に立ちますし。という気持ちで毎日書いています。日が浅い方もどしどし書かれることをお勧めします。何しろ、シニアで情弱の私でも書いているのですから。
ここまで、まとまりのない記事を読んでいただいてありがとうございます。この「投資強者への道」は短めの記事にして、どんどん書いていこうと思っています。ご指摘やご意見をどんどんください。一緒に投資強者になって投資を成功できればと熱望しています。それではみなさんのよい投資を!
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