チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

4・11優良資産は売るな、買え!資産運用セミナー第一回シェア、株式出口戦略

4・11記述

4・9神戸三ノ宮にて資産運用セミナー初心者対象 

をやりました。13:10集合

第1部 1・20~3:10 セミナー 講師チンさん

第2部 3:20~4:50 自由討論

二次会 近くのいざかやにて5:00~7:50 150分のプランなのに長居してしまいました。ミライザカの店長さんごめんなさい。

三次会 近くのにしむらコーヒーにて 8:00~9:40頃?

今回初めてセミナー形式で行いました。

テーマは「リタイアに向けての資産づくり」

事前に3名の方から質問をいただきました。また当日会場でも質問を募集しました。

 

ということでよくあるテーマについて原稿を準備しましたが、みなさんノートを取るのも面倒でしょうから原稿をそのままコピーしてお渡ししました。ここで笑いを取るとか書いてある私用のです。(笑い)

 

株式投資の出口戦略 「チンさん投資はいつ売って使うんですか?」

という質問が多くあります。

皆様の中にも出口戦略についてお考えの方も多いでしょう。

今回はこのテーマに絞ってセミナーの内容をシェアしますね。

 

昨年からこのテーマについて考えていて、うまく説明できないものかと思案していました。

試行錯誤の末、「資産運用の視点」で考えるとスッキリするとわかりました。

また説明にアパートで例えるとモノ化できてイメージしやすいです。

ですからそれで行きますね。

 

資産運用のポイントは優良な資産を持つこと

運用対象は不動産でも債券でも金でも株式でも構いません。

しかし日本人で普通の能力の普通人の場合は世界型インデックス投信一択です。

その理由は

1 不動産は日本では難しい、ただしリートはあり

2 債券ではインフレ率に負ける。金利の影響が大きすぎる

3 個別株は普通人には扱いづらい、ただしサテライトとしてはあり

4 金は資産を増やすのには向いていない 守りとしてはあり

 

一旦資産として確立したらあとは雪だるまのように資産が拡大する

私達に毎日富をもたらし続けます。

ですからゴミ化する現金に替えるのは得な行為ではありません。

ポイント 優良な資産なら持ちづづけるのが最善

途中で売るとかは考える必要は全くありません。

さらに

リタイアや年齢で方針は変わらない

長年膨れ続けて肥大化した資産を保有するのは年齢には関係ありません。

さらにリタイアとも全く関係がありません。

ですからリタイアを機に「現金化」する必要は全くありません。

またリタイアを機に「高配当投資」に切り替えようとする方も多いです。

しかし資産運用の視点からはその必要は全くありません。

不動産に例えるなら都心の優良物件を売って、税金や手数料を払って、地方都市の表面利回りが高い物件に乗り換えるようなものです。

 

確かに表面利回りは先日不動産業をしている友人から聞いたところでは20%を越える物件は多いそうです。

 

しかしそのような物件はシャッター通りにあったり、次の入居者のあてがなかったりします。

 

友人の話では東京の国立音大の前のアパートを買った人は「入居者が途切れたことがこの10年一回もない」と言っていました。

利回りは地方の物件に劣るかも知れませんがあなたならどちらを保有したいですか?

 

だからうまく行っているインデックス投信を売って他の高収入投資に乗り換える人は

「都心の優良物件から地方のシャッター通り物件に乗り換えようとする行為なんです」

 

不動産のたとえはわかりやすすぎますね!

 

結論

リタイアや年齢で資産を入れ替える必要はない

もっとも10億あるから3億ほど高配当でも持ってみるかという余裕のある方はこの限りではありません。

 

その2 なぜ資産を現金化したいと思うのか?

株式を売りたい衝動は常にあります。この5月にも暴落が来るそうですしね。

なぜこのような恐怖に取り憑かれてしまうのでしょうか?

 

株式投資と資産運用の違い 資産運用の視点で見るとスッキリ

 

はじめに言っておきますがこれは正式な定義ではありません。私の勝手な解釈

 

株式投資・・・株式により利益を得る

資産運用・・・資産をさらに増やしていく行為

 

株式投資の場合はやり方は様々です。

デイトレードでもいいし、テンバーガー狙いも有力です。

個別株はもちろんOKですしレバもOKです。

とにかく「増えればいいのです」

この場合使うのはその国の円とかドルの通貨です。

だから「いくら儲かった、とかいくら損した」とか言うのです。

さらに「買った」という言い方もあります。

 

一方資産運用の対象として株式を選択するのにデイトレードを選択する人はいないでしょう。

ちょうどアパートを朝買って晩に売る人がいないようにです。

ですから不動産のように長い年月をかけて利益を得ていきます。

 

だから例えばアパートを5棟持っている人に「どうですか?勝ててますか?」とは聞かないでしょう。

またその方は「いかに売るかよりもいかに優良物件を増やすかに関心がある」と思います。

だって売ってしまうタイプでしたら5棟も保有していませんよね。

 

ですから彼らは目一杯借り入れして物件を増やそうとします。

資産は借り入れの利息よりも多くの利益を与えてくれるからです。

これは資本主義が続く限り変わりません。

 

だから日本のように米国と違って不動産物件が値下がりし易い国では日銀が長期金利を0.25%に固定して、多くの庶民の不利益にも関わらずがんばっています。

 

結論 資産運用の視点では現金化は有利ではない、むしろ資産拡大が有利

 

優良資産であれば不動産でも株式でも同じことです。そうすると世界株式インデックス投信などは優良物件ですから現金化するのは原則に逆らっています。

 

むしろ現金があるならせっせと買いますのが原則にあっています。

 

現金が不十分ならレバ型やCFDを使うのもOKです。ただし難易度は上がります。

 

株を下がる前に現金化したいと思うのは資産運用ではなくて株式投資の視点で見ているから

 

となります。確かに地震や災害がくるとか当てにしている大学が移転計画がある場合は売って現金化するのは賢明な選択です。

 

しかし世界株式がそのような続いたことはかつてありません。

リーマンショックだってコロナだって乗り越えて上昇してきました。

 

これからインフレで数年低迷することはあるかも知れませんがそれこそ「優良資産」を増やすチャンスです。

 

これからは持っている資産の減価を心配するよりもいかに優良資産を増やすかに注力すべきでしょう。

 

幸いアパートは0.01棟ずつ購入とはいきませんが世界インデックスは100円から買えます。「お金が無いからという」言い訳はできませんよ!(笑い)

 

まとめのまとめ

世界(先進国、米国)インデックス投信は古びないアパート

売ってはならない、むしろ買え!

どうもありがとうございました。

追伸 セミナー東京開催について

東京、関東でのリクエストが多いのですが東京に不案内でできていませんでした。

今回兵庫県出身で東京に会社と事務所をお持ちの方から「土日なら使ってください」と太っ腹なご提案をいただきました。福山にも帰るので時期はわかりませんがなるべく早く東京で土日の2回のセミナー開催を考えます。その節はよろしくお願いします。

 

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