チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

4/2【異常】テスラ一社で日本の上位10社が買える、大丈夫か日本?

「チンさん米国の時価総額は大きいけどこのまま伸び続けるんですかね?」

という質問をいただきました。

チンさん「なかなか鋭い質問ですね。逆にどうお考えですか?」

質問者「テスラがトヨタの3倍以上あるのは違和感があります。だってあのトヨタですよ。私も乗ってますがいい車です。」

ということで米国と日本の上位10社を調べました。それがこちら

 

いかがでしょうか? 日本の上位も超一流の会社ばかりですが時価総額ではまさに10倍の開きがありますね。

  米50兆ドル 2021年末 東証1部 714兆  
  兆ドル 兆円 兆円
1 AAPL 2.9 354 トヨタ 35.9
2 MSFT 2.36 288 ソニー 15.8
3 GOOGL 1.9 232 キーエンス 14.1
4 AMZN 1.66 203 NTT 13.1
5 TSLA 1.14 139 三菱UFJ 10.2
6 NVDA 0.67 82 東京エレク 9.7
7 FB 0.52 63 SBG 9.6
8 UNH 0.48 59 KDDI 9.3
9 JNJ 0.47 57 リクルート 9.6
10 BRK 0.45 55 OLC 8.6
    12.55 1531   135.9
  占有率 25 3050   19

 

テスラ1社で日本の上位10社より多いんです

私も驚きました。

しかし事実は事実として受け止めなければなりません。

 

日本はだめだとか米国はすごいというつもりはまったくありません。

しかしちょっと開きすぎの感じがしませんか?

 

私達が外国人なら日本は投資対象になるか?

たとえは悪いですが米国と中国ではみなさんは米国を選んでいらっしゃる方が多いですが、中国の何がいやですか?

 

多くの方が「国の規制が強すぎる」ことを挙げられるでしょう。

規制により学習塾はほぼ倒産しました。またIT企業もいろいろな統制を受けています。

最近では巨大な寄付もほぼ強要されています。私達自由の国にいるとそういうのがとてつもなく「息苦しく」「窮屈に」感じますよね。

 

中国と日本を比べるつもりは毛頭ありませんが、欧米から日本を見た時に「規制が強い」と感じるのではないでしょうか?

 

たくさんの優良企業があることはプラス要因です。国民も勤勉で正直です。

 

市場原理が生かされているか? 債券市場は機能不全

28日から3日間に渡って日銀は0.25%で無制限に10年国債の買い入れを行いました。

これによりドル円は一時125円まで下落しました。黒田総裁は指し値オペと為替は無関係とおっしゃっていますがではなんで為替が動いたのか私には理解できません。

だれか教えてください。

 

ダン高橋さんはこの指し値オペを「後進国なみの閉鎖的市場」とおっしゃっていました。

ダンさんの意見には賛成できるものとそうでないものがありますが、債券市場が機能していないという点においては同感です。

 

債券市場は株式市場と並ぶ根幹の市場です。それが長期金利を0.25%以下に固定するというのは非常時を除けば異常としか言いようがありません。いい悪いは別にしてです。金利動向は市場に任せるのが市場主義だからです。

 

ダンさんのようにNY市場を経験されている方には特に異常に思えるでしょう。

 

コロナの異常時には世界中で緩和を行いましたから日本の緩和は目立ちませんでした。

しかし各国が金融正常化に向かっている昨今がんこに長期金利を固定する日銀は「頑固ジジイ」に見えます。

 

私はゲスですから勘ぐれば「自分たちの都合でやっているんだろう」と思います。

そうでないならどなたか理由を教えてください。

日銀自身は500兆円を越える国債を保有していますから金利が上がると資産は目減りします。もっとも日銀は売らないで満期まで保有するそうですから含み損は関係ないですけど。

政府も1千兆円ほどの国債を発行していますから金利上昇は好ましくないです。

 

キッシーの発言は「資本主義なの?」と思わせる

次に資本主義度をチェックすると、岸田総理の数々の発言は「株主をがっかりさせる」のに十分です。

他に投資対象がないのならともかく、わざわざ日本を指名する理由は外国人にとってはないように見えます。

 

優待とかの楽しい投資はきっと外国人には理解できないでしょうから。

 

日本も株は上がっているという方も多いですがドル建てで見ると冴えません。

 

アップル、マイクロソフト、NVDAで日本が買える

さらに上位2社とNVDAで日本の市場を上回ります。日本人としてはちょっとショックですね。

 

米国は今後も伸び続けるか?

米国の上昇は限界がくるという説は以前からありましたがここ2年では米国のシェアは拡大し続けています。

その傾向が今後も続くと信じれば米国への集中投資で問題ありません。

 

逆に米国の伸びが鈍化してシェアを減らすと思えば「全世界」「先進国」投信が向いています。

 

全世界が基本と思っておけば間違いはないです。

 

 

今日のユーチューブです。上記の内容が少しとあとはここまでの相場の流れとかを解説しています。どうぞごらんください。

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