2・2【米国株売れおじさん】「売って安く買い直せ」あなたの反論は?
2・2 記述
マジレスすると処分したい株があるなら「今でしょ」状態です。
現在高値から10%下げて5%反発したところです。
A今後上昇を続けて通常軌道に復帰する可能性
B再下落を始める
Cレンジ相場
あなたはどれだと思いますか?どれも可能性がありますが私は再下落が一番確率が高いように思います。
2018年秋からの下落ではそうでした。だいたい3日から6日上昇あるいは横ばいをしたあとに再下落を始めています。
インデックスはともかく個別株でこの先自信が持てない株はこのチャンスに処分して現金化あるいは乗り換えをオススメします。
おじさん
「下落の可能性が高いなら今全部売って買い直せば済むことじゃろ」
「ガチホしとるともっと大きな下落で泣きを見るぞ」
「どうせ素人は底で売るんじゃからはよう売ったほうがええ」
さてあなたはどう反論しますか?
これについてはいくつかのコメントを頂いています。
1 売るか保有するかは本人のリスク許容度しだい。こわいなら売ればいいし長期戦略で持つならそれもよし。自分は長期戦略なのでガチホです。
2 売っても再買付できるか不明なのでガチホします。
3 底値がどこにあるかわかならいし、その時に買えるとも限らない
4 手数料、税金など払わなくてもいいお金がかかる
結論から言うと
再買付が100%できるなら「売って買い戻す」作戦はありです。
しかし凡人はそのような芸当が100%可能ではないのでこの作戦はナシです。
売買戦略のメリットとデメリット 今回の場合に特化します。
<メリット>
10%くらい安く買い戻せればその分資産が増える
<デメリット>
本当に買い戻せるか疑問、買い戻せなければ単に投資をやめたことになる
過去の実績
凡人が買い戻せる確率は50%程度?
永久保有のメリット
1 売らないことで多くのミスを減らせる
売買で多くのミスが発生します。それをしないことでミスがなくなります。
事実
素人は市場に出入りすることでインデックスに比べて20%~30%リターンが少ない
2 売買できても長期ではリターンにあまり差はない
とはいえ
ITバブルやリーマンショックでは一旦売ったほうがメリットが大きかったです。
またITバブルでは高値一括仕入れだとその後7年間は価格が復帰しませんでした。
→7年間暗い気分で過ごすのは大きなマイナス
自分にとって最強の戦略という理解が必要
他の人の受け売りで永久保有を実践している場合、大きな下落で気持が変わる可能性があります。そして大底で売ることになります。自分の方針をきちんと理解できていないからです。ですからいつも勉強は必要です。
怖くなって売るなら初期のほうが被害が少ないです。
しかし過去の例だと大底で手放すことが知られています。
ですから半端な気持ちでのガチホ戦略は肝心な時に崩壊する恐れがあります。
私の対処は?
「売買する戦略はあり」だけど自分は採用しないという立場です。
できないといった方が正しいかも(笑い)
ですからコーランのように何が何でもガチホというつもりはありません。
実際リーマンショックでは事前にリスク資産を大きく処分しています。
異常事態だったからです。
ITバブルは関係ありませんでしたが異常に高いバリエーション(PER)だったことが知られています。PERが50を超える企業が多かったのです。
その意味では今回も小型ハイテクでPERがつかないような会社が暴落しているのはある意味必然でしょう。期待感だ、需給だけで買われてきたのでそれが剥落したのです。
ナスでPER40はバブルと思う
永久保有の方針ですが仮にナスダックがPER40にもなると行き過ぎなので売却を検討します。
株式益利回りは2.5%ですから長期金利が0.7%でないと正当化できません。
しかし長期金利がそんなに低い状態をずっと続けられるとは思わないので一旦売却して離脱が正解と思います。
今回はナス100でPERが24ですから「ITバブルの再現」とか言われているのは的外れです。しかし心理的には影響するかも知れません。
つまりうまく利用できるかもです。下げすぎますから。
今回の動画はこちら
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