チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

1/29米国株最悪シナリオ、あなたは耐えられるか?利上げ、インフレ、リセッション

1月29日土曜日記述

時には反対の立場から見ることもリスクを避けるためには大切です。

なので今回は最大に弱気に今後の米国株を見てみました。

それでも保有したり買いまししたいあなたは本物の長期投資家バカです。(笑い)

 

1 現在の想定は米国がかなりの成長を前提にしている

今年、来年ともに9%程度のS&P500の利益成長が見込まれています。

しかしインフレ対応で金利上げや資産縮小をすれば景気も減速するはずです。

そのリスクはまだ織り込まれていません。

 

それをいい出したら現在の前提が相当に崩れます。

 

2 現在の状況と成長期待について

現在は今年来年ともにS&P500で9%程度のeps成長を前提にしています。

それを前提にした現在の計算は次です。

<現在のPERと益利回り、長期金利とのスプレッドと過去10年の平均との比較>1・29

       予想PER 益利回り 超金利への上乗せ利回り 過去10年平均

S&P500 19.7 5.1% 3.3% 3.1% 判定適正

ナス100 23.9 4.2% 2.4% 1.8% 割安

 

3 今後2年で長期金利2.5%に上昇した時の計算

S&P500 上乗せ金利3.1%を確保するためには5.6%の利回りが必要

その時のPERは17.9で現在よりも9%の下落が必要

→2022年の9%の成長で克服、2023年の9%の成長分はプラス

ナス100 上乗せ金利は4.3%必要 その時のPERは23.3で現在とほぼ同じ

→2022年の17%のeps上昇で打ち消してなお余裕

→2023年の17%の成長分はさらに余裕

→ナスが必要以上に売られている状況

 

結論 長期金利2.5%なら問題なし。ナスはむしろ割安に

 

もっと悪い想定では?

インフレが収まらず長期金利は3%に

S&P500は利回り6.1%必要 予想perは16.4で成長がないとすると17%の下落が必要

2022年2023年に18%の成長があれば株価の下落の必要はナシ

 

→ポイントは2022年2023年、2024年の成長が大丈夫かという問題

 

もし3%超の長期金利で景気が腰折れしてepsの伸びが鈍ると

株価は現状を維持できず下落する。その後はeps次第

 

さらにポイント

現在はハイテクが叩き売られているがリセッション入りならハイテク関係なく株価は下落する。

 

MSFT、AAPLのようなハイテク大手の方がむしろリセッションでのepsの上昇は確保できると推察

 

→バリューに逃げていても下落は避けられない

 

結論

私はこのシナリオは可能性は低いと見ているが過去には日本のバブル崩壊など中央銀行の引き締めが原因でリセッション入りした例は多い

 

このリスクがありと思うなら株式市場に逃げ場はない。もちろん債券もダメ。

現預金での待機が最善となる。

半分現金とかでもOK

 

今回の動画はこちら

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