今年の米国株は円建て44%の上昇でバク上げ、各投資先を振り返りとまとめ
2021年12月31日(金)記述
昨日で市場も終わって今年の成績が出ました。
みなさんはいかがでしたか。今ツイッターでアンケートをしていますから参加してみてください。かんたんな3択です。結果は明日シェアします。
ツイッターアカウント「チンさん凡人投資家」です。
米国株S&P500ドル建て27%円建て44%大幅上昇
まさにバク上げですね。ビットコインには負けますけど(笑い)
S&P500はドル建て27%の大幅上昇ナス100はドル建て28%でS&Pとほぼ同じ。円建てでは43%でした。(アイフリーナス100)
♧ドル建てではナスが上回っていますが円建てでは逆にS&P500(スリムS&P500)が上回っています。なぜなんでしょう?
昨年の終わりの基準価格と今日の基準価格で比較しました。
ドル建てで各投資先をチェックしてみます。
使ったのはfinbizです。S&P 500 Map
ここでexchange traded funds を選んで期間はyear to date を選択すれば簡単にわかります。今のタイミングした年間リターンは見れませんのでお見逃しなく
もちろん個別株も見れます。
1 米国株4指数では
ダウ 19.1% VTI 24.4% VOO 27.4% QQQ 27.6% ラッセル2000 13.7%
→どれも合格ではありますがS&P500が一番カバー率が広いことを考えるとダウやラッセルはやや見劣りします。
2 世界では
全世界VT 16.4% 新興国VWO -1.0% 日本 -1.0% 米国以外VXUS 5.8%
→あれれまー全世界は合格ですがこれは58%を占める米国が牽引したのですね。
米以外の5.8%と米国の27%の差が顕著です。
新興国、日本に至ってはドル建てだとマイナスになっています。
→日本株中心の方は世界株、米国株インデックスを取り入れるいい機会だと考えます
少なくともインデックスで日本をやる意味はないですね。
3 米国の分野で好調だったのは
半導体SMH 41.9% まさに絶好調
XOPエネルギー 64.4% これもすごい、来年も続きそうです。
金融XLF 32.7% 利上げが追い風になります。
ハイテク、情報技術 VGT 30.2%
不動産リート IYR 35.4% インフレに強い不動産は来年も伸びそうです。インフレ対策ならオススメ
ここらへんがS&Pを上回っています。しかし好調な分野を先回りして追いかけるセクターローテーションは得てして「後追い」「養分」になりがちでおすすめはしません。
4 高配当
VYM 22.4% 配当率2.8%
連続増配 VIG 21.5% 配当率 1.6%
人気のSPYD 32.6% 配当率5.2%
どれも合格です。特にSPYDは石油関連やリートが多いので来年も期待できそうです。
5 下落が続く債券ETF
安全資産とされる債券は下落が止まりません。利上げが確実な来年、再来年とさらに苦難は続きそうです。お持ちの方はご注意を
超長期債券 TLT -6%
長期国債 VGLT -6.8%
総合債券 AGG -3.4%
インフレ連動国債ETF TIP 1.3% 債券では唯一のプラスになりました。利回りは1.8%で
長期金利ーこの利回り=実質金利になります。 現在は-0.3%ですね。余談でした。
実質金利がプラスになると株式は下落しやすいと言われています。
来年はゼロからプラスが予想されています。
新興国債券EMB -5.8% 株式も債券も新興国には良い子は近づかないのが賢明です。
金もマイナスに
GLD -4.8% インフレに強いとされている金ですが来年はどうなるでしょう。
個人的にはインフレヘッジをするなら不動産リート【IYR】がおすすめです。配当もでます。配当率1.7%
インデックスで納得できればすべてが解決する
投資のいろんな悩みや問題はインデックスで納得できる、手が打てればすべてが解決します。私は納得しているので悩みはありません。
今年最後のこの機会に自分の方針を見直し、固められるのはいかがですか?
私は買い時を含めて方針を今年固めることができて
自分史上最高の年でした。
買い時については来年分はまた書いてシェアしますね。
それではみなさん良いお年をお迎えください。
今回の動画はこちらです。
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