チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【2022年米国株】ナスを買うかS&P500を買うか?私の結論はこちら

2021年12月30日(木)

ブログも今年最後になりそうです。

今年一年お読みくださりありがとうございました。コメントも多くいただき感謝しています。

私自身も今年は米国株じゃないけど過去最高の年でした。

来年も最高の年になるように精進を続けたいです。

 

さて来年、そして再来年の株の予想が出ており、不調の予想が多いです。

これは長期投資家、インデックス投資家にとってはかえって好機なので惑わされないでほしいです。

むしろ絶好の仕込みの年々となるでしょう。

 

しかし米国株インデックスのうちS&P500(VTIでも同じ)とナス100の割合をどうするのかは悩ましいです。

現在の私はナス:S&P=2:1くらいの割合です。

 

それについて参考になる動画を見つけました。

「超保守的な資産管理」というチャンネルです。タイトルは以下でリンクを貼っておきます。

http://米国株】2022年は、NASDAQとS&P500のどちらに投資すると良いのか?見極める方法をお伝えします。【12/24 マーケット見通し】

誠実でていねいな話し方が好感が持てます。プロの方のようで「実質金利」についてデータを使って詳しく説明されています。

 

さてピッタリの動画なのですが残念ながら奥ゆかしい方なので私のように「◯◯を買え」とはおっしゃっていませんでした。あくまで資料提供という立場ですね。

 

対して私は「素人凡人」「超長期投資」「インデックス投資」に特化していますので突っ込んでおすすめもできるわけです。

それではみなさん面倒なこと嫌でしょうから大事なこと優先で書きます。

 

大事なことその1 来年の株価予想に振り回されるな!

来年は株は厳しいという見方が多いようです。しかしこれは短期目線からみたプロあるいは上級者向けの発信です。われわれ素人凡人には全く関係ありません。

 

それよりむしろ絶好の買い場が多いわけですから見過ごしてはなりません。その理由は

 

ポイント1 業績は10%伸びる

2022年のS&P500社のepsの伸びのコンセンサスは10%です。

ナスはさらに大きく17%ほどです。この違いをチェックお願いです。

米国のGDPの伸び率は4%です。今年が4.9%

ハイテクを抜いたepsの伸びは私の勝手な予想では7%程度ではないでしょうか。

2023年も同様の伸びが予想されています。

 

ここまでで言えること

米国の企業業績は全く順調で問題ない。

♧インフレが成長を阻害するのはもう少しインフレが進んでからです。

 

大事なことその2 金融正常化は避けて通れない、マイナスではない

コロナの異常事態で出しまくっているお金の処理があります。

1 来年3月で増やすのをやめる

2 来年3回利上げをする

3 再来年も3回利上げをする

ここまでが決定あるいはコンセンサスで織り込んでいます。

 

量的縮小QT問題が浮上してきた 1月5日に注目

出しすぎたお金を(形だけですが)回収するとインフレ抑制に効果があります。

このことをFRBタカ派のウェラー理事が指摘しています。

この方はFRBが緩和継続を続けると言っている時に「早くテーパリングに着手したほうがいい」「景気が加熱しすぎてインフレになる」と言った方です。

とにかく市場は緩和が大好物で正常化が大嫌いです。

過去にはQTで株価が下落したことがあります。2018年

 

これらのQTが12月のFOMCでどの程度話題になったかが大問題です。

議事録の公開は1月5日です。

もしかなり議論があったのなら株価は下落するでしょう。

 

インフレ対策には効果的

利上げだけで対応するとついてこれない企業も出てきますから「量的回収」は合わせて実行すればインフレ対策に大きな効果が期待できます。

 

現在の一番の問題はインフレが止まるかどうか

ですからQTが発表されると「買いのチャンス」になります。

今年後半から実施されそうなら半年前の2月頃に市場は反応して下げるでしょう。

株価は半年先行するからです。

 

利上げも量的縮小も株価は下げで反応

業績は順調でも長期金利が上昇すれば対債券との関係で株式は下落します。

ざっと利上げ2回分で株式10%の下げになります。3回分だと15%の下げですね。

 

長期金利はFF金利にスライドしてあがらない

現在1.5%の長期金利ですがFF金利が0.75%引き上げられてもせいぜい0.5%の上昇とみます。

長期金利は10年国債の金利ですが米国債の需要が高まると金利は高くならないからです。日本、欧州と低い金利ですから、ドイツはマイナス0.3%です、米国債の需要は高いです。さらに中国からの資金の逃避先でもあります。

 

♧長期金利が0.5%の上昇ならS&Pの利益上昇率と同じになり株価は横ばいになります。

つまり1年間は横ばいで我慢ですが将来への力を貯めることになります。

 

もしFRBがインフレ対策に成功すれば今後も順調に株価は上昇失敗すれば株価は数年間停滞します

 

来年投資しないことはFRBの失敗にベットすること

来年、再来年さらにその先の株安を予測して投資をしない選択もあります。

しかしそれはFRBが失敗することにベットすることと同じです。

失敗する確率は成功より低いと思いませんか?

だから馬鹿げたことだと思うのです。

 

私なりの結論

1 来年も積極的に投資する

ただし安い時は多いでしょうから安く買います。

2 ナスを多めにする

現在私はナス:S&P=2:1くらいですが、来年もこの比率でいきます。

 

ナスの割合は自分の目標とリスク耐性に合わせてね

成長率が高いのに来年、再来年と逆風を受けるナスは長期的には仕込み時です。ですから上下動に耐えられるなら多めの比率で買うのがいいと思います。

少なくとも半分は入れて欲しいです。

正常化が軌道に乗ったあとの成長に差が出るからです。(大体1.5倍)

 

とはいえ上下するのは大変なのでそこらへんを照らし合わせて無理のない心地よい配分を決めてください。

 

今回の動画はこちらです。コメントもお願いします。

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