【リタイア後の投資】何も変えなくてOK、リタイアしても株式投資は続けろ!株式インデックス一択
2021年12月28日火曜日記述
今年も押し詰まってきました。
今年の市場もあと3日です。
寒いですね。今朝散歩に行きそびれたので代わりと言ってはなんですが昼食にうどんを打っています。今寝かせているところです。
こねてるうちに随分あったまりました。からだも胃袋もさらにコストが安いので財布もあったかくなりますね。ちなみに中力粉が本筋ですが手元にある薄力粉で作りました。
多少腰は弱いですが市販のよりはしっかりしています。さらにこねやすいし。
先日一般NISAについてのアンケートをお願いしましたが
積立が最多の25%で年初一括買いと安いときの買いが22%づつでした。
考えて年初一括買いも一部することにして30万のeMaxisナス100投信の注文を入れました。
明日約定で1月5日が受け渡しだそうです。楽天証券の場合ですが。
一番質問が多い出口戦略ですが何もしないのがベスト!
さて私は現在69歳で来年はなんと70歳になります。
65歳でリタイアしたときには
「収入がなくなるのでどうしよう?」ってやっぱり思っていました。
それで高配当株投資なんかしたんですけど
今から思うと「余計なこと」でした。
現役時代に最善の投資はリタイアしてからも最善だ
と思うからです。だから収入を目的にする必要はないのです。
当時は本を読んでもネットにもそんなことは書いてなかったです。
今でもまだリタイアに備えて「配当、収入目的の投資に切り替えなくちゃあ」と思ってらっしゃる方も多いですね。
でもみなさんほんとにラッキーです。
私が先立って失敗を体験しましたからみなさんはベストの道を歩むことができます。
うらやま!
結論を先に言いますけど、あっけないほどシンプルです。
それはリタイアに備えて特別なことは必要ないです。
だから株式インデックス投信がやはり最強なのです。
なんという楽なリタイアへの道なのでしょう!
みなさんほんとについてますね。
だってもうすでに世界株とか、米国とかのインデックス投信を中心に運用されているでしょうから。
そのまま一直線です。
ではここからはなぜそのままでいいのかを書きますね。「もうとっくにわかってら」という方はスキップください。
理由その1 r>gを理解するとリタイアは何でもない
今の日本では収入があがらないことを嘆く方が多いです。
確かに収入は横ばいなのに社会保険などの負担は増えるばかりですから「不満が出る」のは無理もありません。
しかしそれでは大きな事実を見逃しています。
トマピケティの有名な公式はご存知でしょう。
そうです r>gです。
これによると投資収入は労働収入より多いわけです。
ですから労働収入があがらないことを嘆く必要はないのです。
例えば今年現時点ではS&P500は年初来27.7%の上昇をしています。
インフレ率を引いてもすごい数字です。
例えば5千万の投資がある方は一年で1385万円の資産増加になりました。
来年は今度は増えた分も増加に加わります。
いわゆる複利効果ですね。
今年が特別でしょう?
と言われるかも知れませんがナス100は過去15年の期間でも年率16.7%の割合で増加しています。
こんなベースアップの会社はないですよね。
リタイアしても投資収入は減らない
そしてリタイアしてからもこの投資収入は増え続けます。
リタイア時に生活費よりも「年金+投資収入」が多ければその後も資産は増えていきます。
生活費を年金では足りない場合だけ「投資からの収入」を現金化する必要があります。
それには必要なだけ取り崩すのが合理的なので「高配当投資」や債券の配当収入などは全く不必要なのです。
そしてリタイア後は現役時と違って生活費は大幅に減りますから、多分6がけくらいに、ほとんどの方は投資を取り崩すことはないでしょう。
年金月10万円の私がその範囲内でやれています。
その場合は投資は増えるばかりになります。
まさにピケティ様様です。
別にピケティがくれるんじゃあないですけどね。
現役のみなさんはリタイア時に投資資産を築くこと
だけが重要になります。
そしてそのための最短距離は株式インデックス投資一択です。
リスクが取れて「急ぎたい」方は一部でレバレッジをかけるのもいいと思います。
推奨はしていませんので自己責任でお願いしますね。
この場合は多少レバレッジをかけるコストが生じます。信用なら2.8%の金利です。
労働収入中心の発想を転換する必要がある
長い間日本では労働収入一本足打法で投資の習慣や概念がありません。
そのことがリタイアに向けて多くの人を不安にさせています。
しかし投資を続けていけば、労働収入に対する投資収入の割合が大きくなります。
もし逆転したなら、そしてそれが続くなら働く必要はありません。
もっと言えば投資収入が生活費をオーバーすればいいわけです。
生活費はそれぞれ違いますが例えば20万円なら今年の場合は1千万も米国株に投資していれば投資収入で補えます。
もっともバーチャルの場合で実際に売って現金化すると税金を引かれます。
いつも今年のような好成績とは限らないので年率10%くらいに見ておくのが無難です。
その場合は2千万の投資資産です。
理由その2 リスクという言葉を誤解している
リタイアとともに株式投資をやめて例えば債券とかに替えたいという意見も多いし、投資の本では「年をとるほどリスクが少ない債券の割合を多く」と専門家が書いています。
たぶんリスクという言葉を鵜呑みにするのでしょうね。
だからたとえば「リタイア時に大暴落が来て株価が半分になったら困るでしょう?」だから株式は年取ったら処分するのがいいんです。
みたいにしたり顔で説明する専門家?もいます。
ここでの問題点はまず第一に
リスクという言葉をちゃんと理解しているか?
将来どう動くかわからないものをリスクというなら株も債券も同様です。
人の心が一番わかりませんが(笑い)
ところが専門家は逃げ道を用意しています。
投資の世界でのリスクは標準偏差という統計用語のことで単に上下動の大きさだけを表します。
ですから確かに債券の振れ幅は株式よりも小さいわけです。
情弱はチャンスを逃す
しかしリターンとの割合、投資効率のシャープレシオで見ると株式の方が債券や金やもちろん現金よりも有利です。
暴落で半分になっても大したことない
よく言われる株への批判で、「暴落にあったら半分になってしまうよ」というのがあります。
しかし例えばナス100の過去10年のリターンで複利で増えると20年後には74倍になります。だからそれが半分になっても約30倍ですから恐れることはないのです。
10年でも8.6倍です。
もし預貯金のまま置いておけばインフレ分だけ毎年確実に減価していきます。
名だたる専門家の方は明らかに損な現預金や債券を推奨するのです。
ばっかじゃなかろうか!
結論
労働収入がなくなっても投資には関係がない、むしろ投資資産は増やすべき
仕事をやめて株式投資もやめるとダブルで収入を失うおろかな行為です。
世界株式インデックスが基本のキ
投資の基本は世界株式インデックスからスタートスべきです。
つまりこれより上を目指すということ。
私のおすすめはご存知S&Pとナス100の等分投資です。
働かない年寄りの方が働いている人たちより収入が多い不都合な真実
という不都合な真実がやってきそうです。
どんどん投資リテラシーが向上しているし、r>gの公式でインデックス投資をする限りどんどん増えるからです。
今年の現時点の例でいうと年初来の成績は世界で16.5%S&Pで27.7%ナス100で28.6%です。
S&Pとナスの連合軍では28%のリターンがありました。すごいですね。
これからの人たちは投資で1億2億は最低限で5億10億くらいになってらっしゃることでしょう。
仮に1億としても増え方は2千8百万円で、そんなに稼いでいる人はとても少ないです。
そうなると現役世代よりもリタイア世代の方が年間所得が多いという逆転現象、不都合な真実になります。
おまけにリタイアすると社会保険を払う必要はなくてまるまる収入になります。
売らない限り税は1円もかかりません。
現役時と違って生活費は少ないし、年金もあるので、現役世代の何倍もリッチな暮らしができちゃいます。
テレビショッピングで度々カニを取り寄せてもいいわけです。
健康には悪そうですがね。
しかし病気してもほとんどお金はいりません。
働くひとよりリタイアした人の方がリッチとかおかしいですがr>gなんだから仕方ないです。こちらはそれを生かすだけですね。
東京で土地を持っていた人とそうでない人の格差は現在も続いていますがそれと同じことが投資で起きるわけです。
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