FOMC次第で来年米国株暴落の可能性大、その理由は?
2021年12月14日記述
12月FOMCが15日に開かれます。
注目は現在進行中の「テーパリングの速度を速めるかそれとも据え置くか?」です。
もし現状維持なら緩和終了おそすぎからの「急な利上げに追い込まれての」
リセッション、株価大幅下落というこれまでの主要なリセッションのパターンをたどることになります。
いわゆるハードランディングです。
日本のバブル崩壊も、米国のリーマンショックも、ITバブルも引き締めがおそすぎたことが後の下落を大変大きなものにしました。
逆に当面は株式は下落しても「ガス抜きしながら」「下落を交えながら」徐々に金融引締にカジを切ることができれば長期上昇トレンドは継続します。
いわゆるソフトランディングです。
巷では、あるいは市場は目先の下落を嫌って緩和継続を望む声が多いようですが、超長期投資を目指す私達としては一気の大幅下落、リセッションの方が望ましくないのは言うまでもありません。
さらに投資の最大の敵とされるインフレも6.8%と対策は待ったなしです。
したがって今回FEBが「引き締め傾向」の行動、声明を出してくれることを望んでいます。巷の投資家と逆ですね。
FRBがどのように対処するかを見守っています。
動画の方が受けがいいので動画はこちらです。
骨子は
1 高いインフレ率を抑えるには今すぐにでも緩和は終了スべきです。
テーパリングというといかにも絞ってる感がしますが依然として大量のお金を市場に供給しています。
毎月国債800億ドル住宅債券400億ドル合計1200億ドルです。
これを11月から毎月150億ドルずつ供給を減らしているのが現在です。
パウエル議長はこの減らし方を速める可能性を示唆しました。
実際にどうなるかは未知数です。
2 もし現状維持なら「いつか来た道」で急な引き締めに追い込まれる可能性大
日本のバブル崩壊は土地と株を一気に引き締めすぎたのが原因で一気に崩壊しました。日本は未だにその後遺症から抜け出せていません。
リーマンショックの前も引き締めの必要性が叫ばれながらも当時のグリーンスパン議長は利上げをせずに景気加熱を放置しました。
結果としてリーマンショックは大きな規模の下落となりました。
ITバブル時もバブルは放置されました。
一番多いパターンです。
中国の土地バブルもこの夏からの一気の引き締めで開発会社は資金繰りに困り今やバブルははじけようとしています。もっとも中国政府は政策を転換してバブルを食い止めようとしていますが、性急な引き締めは常に悲劇的な結果になります。
3 加熱、インフレが放置されるなら一旦退避もやむを得ないかも知れない
長期投資としては売却は望まない展開ですが、リーマン前に酷似してくればやむを得ません。
一旦売って税金を払い現金にして対比するしか方法はありません。
お願い オススメの動画があればご紹介ください。今回はタネギレでなしです。笑い
下をクリックして応援いただければありがたいです。よろしくおねがいします。
スポンサーリンク