チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【悲報】緩和相場終了のお知らせ、個別はヤバい、早めの対応を!

12月1日記述

FRBがインフレ対応第一優先にカジを切りました。

テーパリングを強化するそうです。12月のFOMCで論議されます。

また利上げも来年の前半には開始されそうです。

 

緩和相場は終了、今後は業績次第に

これらは金融引締に当たりコロナ以降続いた緩和相場は終了します。

高すぎる株価は落ち着いて、つまり下落して調整するでしょう。

 

どの株がどのくらい下落するかは難易度が高いです。

一般にはPERが高いハイパーグロースは金利上昇に弱いです。

逆に金融は金利上昇は追い風になります。

 

ですからインデックスでは相殺されて緩やかな下落になるのに対して(それでも十分大きな下落と感じるかもしれないけど)個別株では下落幅はまちまちです。

 

みなさんの対応は大丈夫ですか?

 

個別株でも含み益が大幅にあって「余裕」の方もいらっしゃるでしょう。

しかし多くの方は含み損のある銘柄もあるでしょう。

 

切り替えるなら今でしょう!

先週からオミクロンもありかなり下落しましたがそれでもまだ下落の入り口です。

ぐずぐずしていると傷が深くなって「損切り」「処分」がますますしにくくなります。

 

利益の出ている株と合わせて売れば精神的な負担も少ないです。

また税金対策にもなります。

 

処分の目安は「S&P500よりもはっきり優位と言えるか?」

S&P500は実は大手ハイテクに牽引されていますから、ハイテク以外の株でS&P500を上回るのはなかなか大変です。

 

もし上回るほどの好成績の株なら処分する必要はありません。

伸び悩んでいる株は多くが見通しが厳しいでしょう。

 

それなのになぜ処分できないかというと

「損が実現化するのが嫌な」投資家心理によるものです。

 

もしあなたが今回この投資家心理を突き破って処分できればあなたの投資家としてのランクは2段階くらい上がります。

 

あなたの投資人生はまだこれからの方が長いでしょうから、これは大きなメリットです。わずかの授業料で大きな元手を手に入れるのです。

 

投資は凡人を自覚すると大きく成績が向上する

これは多くの方が動画やサロンのコメントでおっしゃっていることです。

個別株でたとえ大きく伸びる株を当てたとしてもたいていは少額投資です。

トータルするとインデックスとどっこいどっこいのことが多いです。

 

そしてこれからの2年間のように「逆風時」にインデックスを上回ることはプロでも大変です。

あの大御所の広瀬さんも「これからの相場は難しくなる。VTIでやり過ごせ」とアドバイスしていますね。

 

インデックスを主力にしたり、オンリーにすると「全力投資」が可能なので、そして狼狽売りはなくなるので成績が大きく向上するのでしょう。

 

とにかくインデックスに切り替えて成績が向上しなかった人を見たことがありません。

♧低下する人は個別を続けるからでしょうね。

 

あなたがこれからの投資人生を「凡人でいい、平均でいい」と腹をくくれるなら、今回は絶好の機会です。

平均と言ってもナスダックを組込めばたいていのものには負けませんよ。

 

処分は成り行きがおすすめ

ついでに処分するのに「指値して上手に売ろうとすると」処分すること自体の方針がゆらぎかねません。売りたい時は他の人も売りたいのでぜいたくをいっていると売りそびれます。オープン成り行きに設定しておけば自動的に売ってくれます。

 

来年、再来年は低迷を予想

大きな下落はないとしても今年のように年間27%も上昇することは考えにくいです。

5%もいけば御の字くらいに考えておいたほうがいいと思っています。

 

何しろFRBはインフレ退治で忙しくて株価までは手が回らないからです。

政府による景気対策もインフレを助長するので期待できません。

大型政府支出頼みの民主党の政策は行き詰まります。

 

♧いくら国債を出してもいい、というのも低インフレが条件です。

 

いわゆる「スタグフレーション」に庶民は苦しむことになります。

私達日本人はその点気楽な立場です。

 

投資を縮小するのはマズイ

プロは投資を手仕舞っているという記事がネットにあります。しかし素人は真似しないほうがいいです。

株式以外に素人にとって最適な投資はありません。

プロのように多様な商品に手を出すわけにはいきません。

 

さらにいったん市場から撤退すると再参入はとてつもなく難しくなります。

 

円安で日本からは買いにくくなる

利上げが行われるとドル高円安になり日本からの投資はしにくくなります。

たとえ来年再来年株価が低迷するとしても早めに投資しておくことはメリットがあります

 

日本政府は円安大好きなので決して「円高誘導」はしませんね。

本当は円安は庶民にはいいことはないのですが、政府は強いものの味方です。

 

最後にS&Pのチャートを確認します 2度めのバンド割れ

あれれバンド再び割っちゃいました。RSIも42と一気にリスクオフムード。

まあ当然っちゃあ当然ですよね。金融引締のインパクトは絶大ですから。

50日線も目前のところまできました。

 

もちろん買いどきなので買っていいと思います。

私は今週火曜日に150万買ってます。上場投信S&P500の【2558】100万ナス【2631】50万

♧野村のナス100上場投信【1545】の年間経費が0.22%に下がったよという情報をいただきました。取扱高はMAXISより4倍位多いので有力です。私は少額なので今までどおりMAXISです。

 

今度も買っていいんですがなぜか上場投信は今日は上げているんですよね。火曜日もけっこう高く始まったし、上場投信は為替もあるしかなりアバウトに考えた方が良さそうです。

かといって明け方に起きてNYで買うのは負担だし、アバウトでも上場投信はメリットありますね。

12月の買いの枠はまっさらなので今週買いを考えます。

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なぜかナスダックは金利上昇に弱いはずなのにS&Pより比較優位です。

 

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長くなりますので以上です。

今回の内容の動画はこちらです。

https://youtu.be/TBgg3qfSPD0

 

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