チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

今週の騰落から見る来週の動き、インデックスでは気づかないですね

2月21日(日)記述

ふきのとうのイラスト

 

寒暖の差が激しい今日このごろです。

変化が激しいのは気候だけではなくて株価も同じです。

 

そう言えばバイデン大統領がパリ協定に復帰して「地球温暖化対策を進める」そうです。

実際の法案や予算は共和党の反対ですんなりいきそうにはないですが、方向性としてはクリエネ関連には追い風ですね。

 

 

さて、S&Pヒートマップで1周間の動きを見ると今週のリバランスの様子がよくわかります。といっても今週の月曜は米国はお休みだったので先週の金曜からの値動きですが。

 

<今週のトータル>

VTI -0.7% QQQ-1.6% IWM(ラッセル)-0.9% とハイテクの下落が大きかったです。

分野では金利上昇を受けて(金利は1.35%と高止まりしています)

VFH(金融ETF)が2.6%の大幅上昇

エネルギーのVDEが3.0%の上昇

他には銅などの資源価格も高騰しています。

下は銅価格のチャート

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これを受けて鉱山会社も大幅高です。

米国の鉱山会社【FCX】フリーポートマクマランは急騰

チャートはこちら

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金曜は9%の上昇、ボリンジャーバンドはみ出しちゃってますからすぐに買うのはいいかどうかはわかりません。

モーニングスターによると

P/Sは3.9 P/Eは18.0 時価総額は54.7Bとあります。

鉱山会社は資源価格が上昇すると資源自体の価格よりも上昇が大きいですね。

 

ただし金の時もそうでしたが、資源価格は上下が激しいので「商品先物」をやっているのと変わらない面もあります。

 

一般に会社が安定していないほど上昇率は高くなります。

逆に安定的な会社は上昇も小さいです。

 

鉱山会社の2大巨人と言えば【BHP】ビリトンと【RIO】リオ・ティントがあります。

BHPはP/Sが4.2 P/E予想PERが12.1 時価総額192Bとあります。

RIOは  3.3        9.7     112B

予想PERで見ると随分割安ですね。

もし資源価格がこの調子なら割安と言えます。

 

景気回復を先取りして資源価格が高騰しているのですね。

BHPのチャートはこちら

あれれ、最大手でも窓を開けて上昇中ですね。

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半導体【SOX】半導体指数も調子いいです。

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→景気回復を先取りしてリバランスが起こっている

VTIとかのインデックスを持っていると全然きづかないですが、そしてそれが最大の長所のストレスなしなのですが、水面下では大きくうごめいているのですね。

大変そうです。

だからかなりのユーチューバーの方なんかが「気をつけろ」とか「身軽くしろ」とか言っているのですね。

対象が広いユーチューバーの方は大変ですね(笑い)

いろんなケアをしなきゃあいけないから。

 

私は「普通人、初心者」特化なので、インデックス中心ですからそんなに大きな問題ではないですが20%の「成長枠」には関係します。

 

話の途中でしたね

公共【VPU】は金利上昇がマイナスで-1.6%と大きく下落

不動産も金利上昇はマイナスですが【IYR】-0.9%と健闘、実需の復帰を期待しているので綱引きになってます。

 

<個々の会社の先週の騰落は?>

<上昇組>

金利上昇がプラスのJPMが4.8%の大幅上昇

原油価格上昇で恩恵のXOMが3.7%上昇

バフェットさんが買ったのでVZが4.2%の上昇

先述の鉱山BHPが5.8%、RIOが7.6%FCXが20.0%と大幅上昇

カジノのMGMが1.4%

配車サービスで月曜に私が買ったLYFTが2.2%上昇

クルーズ船のCCLが19.4%

航空のJETSが5.4%

 

→経済復帰を先取りしつつあります。

どこまで進んでいるか?が問題ですが「まだ序盤」と見ています。

下は航空のJETS 週足です。

先取りして上昇しつつだれて下落しを繰り返しています。

今後もこの繰り返しに見えますね。長期では大丈夫でしょう。

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 <下落組は?>

ハイテク大手のアップルが-4.1%、マイクロソフトが-1.6%、NFLXが-3.1%

→決算は良かったのでリバランスでの資金の動き以外の理由はないですね。

だからいずれ上昇しますね。

テスラが-4.3%

→これは単に利確だと思いますね。上昇が大きかったのでここらへんがタイミングなのでしょう。

週足ではこんな感じ

過去にも足踏みの時期はあったので「力を貯めている」のでしょう。

しかし「資金を最大に活かそうとするプロ」には売り場なのかも。

プロと対極にいるので気持ちは全くわかりませんが。

それにしても利確不要のインデックスのなんと楽ちんなことよ

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資金はリア充や金融、鉱山に向かっているのでしょうね。

 

あとクリエネも下落しました。

ICLNが-6%、QCLNが-7.2%です。

パリ協定復帰の明るい材料でどこまで戻すかに注目です。

 

以上先週の動きでした。

今週の予想は?

長期金利が1.35%と高止まりしているのでこの傾向は続くと見ています。

まだ金利の上昇余地はありそうです。

とはいえ、いったんは落ち着く可能性のほうが高いので銀行もかいづらいです。

またボリンジャーバンドを突き破っている銘柄も買いにくいです。

 

今週もまだ「調整が続いてもおかしくない」と見ています。

 

今月のインデックスの「定期買い」分は先週買っちゃいましたがスポット分が残っていますので今週買いたいです。途中で下落がなければ「ごめんなさい」して週末買います。

 

チンさん個別株うまくないよね

とのコメントをいただきました。全くです。また

「クリエネとかバイデン当選で買ってないとダメでしょう。入るのがおそすぎです」

とのご指摘もいただきました。

そのとおりですね。

的確に入っている方は利益も大きかったでしょう。

 

とはいえ、過去には戻れないので「あの時買っていれば」と言ってもなんのプラスにもなりません。

現時点での「最善」を求めて行動するしかないです。

 

個別に限らず下手なのは事実なのでレベルアップに努めます。

 

私の改善点は

1 量が十分に買えなかったこと

→インデックス中心にした。定期買いとスポットを半々にした

ことで対応しています。今のところ改善しつつあります。

2 個別株で下落に弱いこと

→これは性格によるのでしょう。コメント主さんのように下落が気にならない方は「普通人ではない」と思えます。

これは改善すると言うより「下落しても大丈夫な対象にする」「入りを慎重に見極める」ことで対応します。

 

私はごく普通の「普通人気質」と思いますので、問題点もまた共通するものがあると思います。

つまり

「私ができることは皆さんにもできる」

私ができないことは「皆さんにもできない」方が多いが「できる方もいる」

という意味です。

 

これはまた別の動画とか記事にしていきたいです。

 

以上です。

 

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