チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

クリーンエネルギー関連ETF6つご紹介、全部買ってOK

1月13日記述

いよいよバイデン政権発足です。

それに伴い連日「クリーンエネルギー関連株」が熱いです。

雪山の登山のイラスト

プラグパワー【PLUG】なんか1月6日から4営業日で2倍近くになりました。

下はプラグの半年チャート

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昨年の6月からで15倍株を達成しています。

もっともこれはあとでチャートを見て思うことです。

上昇過程ではかなり長い期間の下落もありますからもち切るのは大変だったでしょう。

こういうのはずっと持つより「こまめに利確する」方がベターな気がします。

 

個別株は冬山登山だと言ってきましたがその中でもかなり難度の高い山ですね。

「よーしオレも」という方は私なんかのブログでは役に立ちません。

 

「もみあげさん」とか「ヤス」さんとか「keith-marketさんのツイッター」の方が何万倍も役立ちます。この記事もヤスさんの動画も参考にさせてもらいました。

 

普通人がテクノロジー株や今回のクリーンエネルギーのようなテーマを取り入れるにはどうすればいいか?というのがこのブログのテーマです。

 

そう考えるとETFで取り入れるのが最上かつ上限かと考えます。

 

もちろん個別株でうまくやってらっしゃる方には敬意を感じます。

そのような成功者、先達がいらっしゃるからこそ普通人もそのおすそ分けをいただけるのです。

 

しかし上級者の手法をそのまま取り入れるわけにはいきません。

 

ETFは実に便利な方法です

一つの企業に投資するリスクをしっかり下げてくれます。

いちばん重要な関門である決算にも心配しなくて済みます。

業績分析も要りません。

 

その分リターンは「選ばれた個別株」には劣るわけですが「平均点」はもらえます。

どれが当たるかわからない人にとっては「平均点」がもらえるのはありがたいです。

インデックスETFもそうですね。

 

こういう尖った分野をカバーするにはETFはぴったりだし、またこれしかないと思うのです。

ETFの利点は

1 銘柄選びの必要なし

2 決算心配なし

3 細かな売買必要なし

4 利確タイミングに神経を使わなくて良い

ですね。反対に個別より劣っているのは

上級者にとっては「リターンが低い」

の一点だけです。

上級者でもヤスさんは「クリエネではETFを中心に投資したい」とおっしゃってますね

 

前回までのクリーエネルギー投資についての要点は

1 バイデン政権の目玉政策である

2 10年で40兆円の政府支出が計画されている

→実際にそうなるかはまだわからないが議会を民主党が占めたので確率は高まった

3 政策でもクリエネを後押しする予定

4 10年以上の長期のテーマになる可能性がある

5 今後人気が先行しすぎてバブル化する可能性はある

 

♣ロビンフッダーなどが増えたので「上がる株はとことん上がる」傾向がある。

特に「割高基準」があいまいな高PSR、PERの銘柄はそうだった。

今回のクリエネ銘柄も高PSR株が多い

→通常ではない動きをする可能性がある

 

現にクリエネETFは先週水木金の10~15%上げから一旦調整かと思われたが月曜はやや調整気味だったものの昨日は2から4%上げている。

 

バブル化した場合は利確する必要がある。まだまだ先だと思うけど。

 

またかなり上昇してきているので下落の幅も大きいです。目先の上下に気を取られないようにしたいですね。

 

クリエネETF総合型4つ

ほぼ全体をカバーするタイプのものです。

1月10日 運営会社 管理費用 時価総額 銘柄数 米割合 中割合 top10
ICLN ブラックロック 0.46% 5.9B 33 35 0 48
QCLN ファーストトラスト 0.60% 2.6B 55 78 15 55
PBW インベスコ 0.7 2.8B 57 84 9 25
PBD インベスコ 0.75 0.3B 105 30 8 20

それぞれの特色は

1 ICLN 

ETF最大手のブラックロックのETFです。

中国を除いて全世界を幅広くカバーしています。バランスがとれた構成でオススメです。組入一位は上記のプラグパワーで7%ほど

 

2 QCLN 

米国割合が高いです。組入れ一位はテスラで9%ほど

上位10社で55%を占めており1社の影響が大きいです。

テスラとかエンフィス、ニオ、プラグといった有名銘柄も多いです。

米国の政策の恩恵を大きく受けそうです。

逆に言うと米国の政治の問題で上下もありそうです。

 

2つとも買ってOK

上記の2つのETFは性格がかなり違い、それぞれ長所、短所があります。

普通人としては1つにかける必要はないので2つ買って「リスクを分散」するのは有効な作戦です。

 

3 PBW QQQで有名なインベスコのETF

米国メインのETFです。米割合が84%もあります。だから米国のクリエネの進捗とともに恩恵を受けます。

さらにほぼ均等に広く分散しており1つの会社の影響が少ないことです。

欠点は日本の証券会社から買えないことです。

 

結論

広く分散しており上記2つのETFとは性格が違います。

普通人としては分散は有利なので→買いですね

 

4 PBD 同じインベスコでも世界分散型

PBWと違って米国に偏らず世界に広く分散しています。

米国の政策の恩恵は少ないですがその分長続きもします。

日本から買える点がプラスです。

結論 OKです。

 

リターンなどのデータ

  リタ ーン        σ レシ
1月10日 3年 1年 3ヶ月 1ヶ月 YTD 3年  オ
ICLN 55 185 52 39 17.4 29.4 1.42
QCLN 59 224 66 35 19 35.4 1.33
PBW 66.4 226 78 31 9.5 40.6 1.36
PBD 45.7 176 62 27 14.3 31.2 1.19

 

ここ一年急激に、しかも昨年の後半から伸びました。バイデン当選からです。

したがって1年リターンでは米国の割合が多いQCLN、PBWのリターンが良くなっています。

しかし1ヶ月ではICLNがトップで追いついてきた感じです。

リターン面からは

多少の差はあるもののQQQを大きく上回っておりどれも合格です。

3年でみると

QQQの標準偏差の20と比べるとどれも1.5倍から2倍です。

シャープレシオはQQQの1.2と比べてPBD以外はいいです。

実際に大きく伸びたのはここ半年なので今後数値は良くなるでしょう。

→どれも問題なし

 

総合型のまとめ

すべてが違う特色をもっているので全部買って問題なし。

米国割合が大きく違うのでチャートの動きは4つでかなり違います。

例えば昨日はQCLNとPBWが3.4%、4%と大きく上昇したのに対してICLN、PBDは1.2%の上昇に収まっています。

 

分野型ETF2つ

1月10日 運営会社 管理費用 時価総額 銘柄数 米割合 中割合 top10
TAN インベスコ 0.69 4.6B 32 53 25 61
LIT globalX 0.75 2.6B 42      

TANはソーラーのETFです。日本からは買えません。

LITは電池のETFです。書いてないですが中国が多くの割合を占めます。日本のパナソニックもあります。

1月10日 3年 1年 3ヶ月 1ヶ月 YTD 3年    
TAN 66.9 272 50 35 15.9 41.3 1.34  
LIT 22 162 61 27 14.5 31.6 0.65  

電池のLITがやや出遅れていますがこれは部品供給なので株価が飛びにくいのでしょう。

中国が多いですし。

数値的には問題なしです。

 

結論

1 総合型4つ買って問題なし

ICLNとQCLNの2つで済ます考え方もあります。

しかし長く持つなら広く分散しているPBWとPBDは安心です。

ということで私の結論は全部買うです。

みなさまはご自分でお決めください。

 

ただしPBWは日本で買えないので買いにくいですね。サクソでは買えるようです。

その場合は3つです。

 

2 分野型はお好みで

2つとも買ってOKです。ただしTANは日本から買えませんね。

 

3 多く買うほうが気分は楽

6つのETFの性格が全部違うので個人的には全部買いたいです。

クリエネが進むならどれも上昇するからです。

 

ただし考えによっては絞りこんだ方が楽な方もいらっしゃるでしょう。

やはりその人それぞれになりますね。

 

動画はこちらです

クリーンエネルギーETF6つ紹介、どれを買う? - YouTube

 

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