「iFree NEXT NASDAQ次世代50」の内容と使い方
ごきげんようです。
1月14日木記述
さて今日から楽天証券やSBI証券で大和アセットマネジメントの
「ifreeNEXT NASDAQ次世代50投信」が買えます。
♣iFreeNEXTはカタカナでは検索にかからないので要注意です。楽天証券
この投信は発売前から人気が高くツイッターやブログ動画にもたくさん出ています。
「QQQの代わりにこちらを買いたい」なんてのもありました
果たしてQQQの代わりになるんでしょうか?
みなさんまどろっこしいのがお嫌いでしょうから結論を先に言っときますね。
この投信は
1 魅力があり手数料等でも問題ない
2 長期保有ができる
3 すでにQQQ(アイフリーナスダック100)を保有の方は違うたタイプとしての保有ができます。
4 QQQよりも優れているとは一概に言えない。同じくらい。
5 QQQの補完として利用できそうだ。
6 夢の投信ではない。
7 日本円で買える投信としては有力
それでは内容です。ご存知のところは飛ばしてください。
<内容>特色
1 ナスダックの銘柄の中で次にナスダック100に採用されそうな銘柄50で構成されている。
2 金融は除外
3 組入トップはクラウドストライクで時価総額5兆円ほど、2位はロクで同じく5.2兆円ほど。決して小さい新興企業ではない→安心
4 上位10社で28%と比較的均等に保有している
ナスダック100は上位10社で53%
<詳細>あらまし
1 年間経費 0.495% 100投信と同じ
元はQQQNで昨年10月に設定された。
指数はナスダック50で【NXTQ】でチャートは検索できる
2 過去のリターンはQQQと比べて上回ってはいない。過去3年
標準偏差もQQQの20.7より高めと予想される
したがってシャープレシオはQQQの3年1.2に対してやや劣ると予想される
→データは日が浅いのでまだ出ていない。
→QQQより優れていると勝手に判断しないほうがいい。成績はほぼ同じ
内容性格が違うので使い方しだい
3 直近ではリターンはQQQを上回っている
<組入銘柄トップ10とその概要>
1年リターンは1月14日現在 moring starよりETFコムでは若干違います
銘柄 | % | 1年リターン | 予想PER | |
1 | クラウドストライク | 4.2 | 284 | 769 |
2 | ロク | 4.2 | 205 | 0 |
3 | トレードデスク | 3.3 | 173 | 192 |
4 | ZS | 2.7 | 247 | 555 |
5 | エンフェース | 2.5 | 561 | 118 |
6 | イーストリイ | 2.5 | 332 | 94 |
7 | フォーティネット | 2.4 | 27 | 44 |
8 | アストロぜねか | 2.4 | 5 | 21 |
9 | クーパーソフト | 2.3 | 104 | 714 |
10 | オールドドミニオン | 2.3 | 50 | 30 |
合計 | 28.8 | 1988 | 2537 | |
平均 | 198 | 253 |
◇かなり散らばって分散しています。
◇近いうちにナスダック100に入りそうな銘柄もあります。
参考までにQQQの構成銘柄と比較すると、グーグルは1つにしています
銘柄 | % | 1年リターン | 予想PER | |
1 | アップル | 12 | 66 | 32 |
2 | MSFT | 8.8 | 34 | 32 |
3 | アマゾン | 8.6 | 67 | 59 |
5 | テスラ | 5.4 | 714 | 212 |
4 | グーグル | 5.9 | 22 | 30 |
6 | FB | 3.3 | 13 | 23 |
7 | NVDA | 2.8 | 115 | 48 |
8 | ペイパル | 2.4 | 112 | 53 |
9 | コムキャスト | 1.9 | 20.1 | 17.5 |
10 | アドビ | 1.9 | 37 | 42 |
53 | 1200.1 | 548.5 | ||
平均 | 120 | 54.9 |
◇上位10位までの成績の平均はQQQN(50)の方がいいです。
全体としては同じ位なので下位の会社が足を引っ張っているのでしょう。
◇PERは50の方が断然高いです。
高PER銘柄が売られる流れの時は50はかなりの下げが予想されます。
要注意です。
→QQQ(100)とは全くダブりはないです。性格も違うのでQQQの補完としての使用が有力です。
<リターン>
2020年 | 3ヶ月 | YTD | |
VOO | 18.4 | 8 | 1.3 |
QQQ | 48.6 | 7.5 | 0.7 |
QQQN | 54.3 | 17 | 5.2 |
◇ここ3ヶ月以降のリターンはQQQを大きく上回っています。
♣ハイテクと非ハイテクは交互に波が来ています。
同様にハイテクの中でも大型のGAFAMと小型(ガーファムに比較して)とが交互に波が来ています。
ここ3ヶ月で言えば小型株のターンです。
元の指数の【NXTQ】の半年チャートは
◇大統領選以降は順調に上昇しています。
◇年末年始に少しの調整がありました。
◇現在はボリンジャーバンドの上限を航行中
ナスダック50のメリットと使い方
<メリット>
1 広く分散しているので1企業の影響、決算などを受けにくい
2 リターンはQQQに劣っていない。時期により多少の前後あり
3 長期での保有が可能
→銘柄の入れ替えなどが自動的に行われるので
→出口戦略をたてる必要がない
ただしバブル発生時には一旦売却も有力、売らなくてもOK
4 年間経費なども扱いやすい
<使い方>
1 S&P、ナスダックの両メジャーインデックス投信に次ぐ存在として活用できる
2 QQQ(100)だけの投資でも問題はない
50を付け加えるかどうかは個人の考え方、好み次第
3 これだけ突出して買うのは賛成できない
4 100と共につみたてて増やしていくのがやりやすいか。
5 QQQより振れ幅が大きいので下落時に購入も有力
下は青がQQQN、オレンジがQQQの3ヶ月チャート
◇青のカクカクが大きいのがわかりますね。
結論
1 個別までは買いたくないけど、QQQ以外のETF・投信も買いたい方には適しています。
積立や長期投資が可能な点が普通人投資家にも扱いやすいです。
2 とはいえQQQより動きは激しく、暴落時にはQQQより大きく下落するのでその点を考慮して投資量を決める必要がある。
3 あくまでメインはQQQ(100)で行きたい。
私の場合は一部、QQQの20%から30%くらいを買っていきたい。QQQと同額が上限に思う。
あとはご自分で決めてください。
あなたの投資の助けになれば幸いです。
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