実体経済が回復しても株式が好調とは限らない→波乱の一年
あけましておめでとうございます。
昨年はありがとうございます。
今年もこのブログそして動画にお付き合いくださいませ。1月1日記述
今年は早く平穏に戻りますように。
達人でない普通の人が確実に成功する方法を共有、発信していきます。
どうぞ一緒に学びレベルアップして必ず成功しましょう!
投資は「実力だ」と信じています。
だから成功のポイントは2つ
1 実力をつける
2 自分の実力に見合った投資に限定する
これを両方やっていきましょう。
とはいえ、実力は自分では「随分ついたなあ」と思っても万全ではありません。
実践して初めてその効力が実証できます。
なのでまずは控えめに見積もった投資に限定するのが失敗しないコツになります。
その意味で普通の人に実行できる易しい投資の提案、実践、共有を実行、発信しますので一緒に学び、実行しましょう。
「チンさん投資塾」に名前変えてみました。
視聴者の方から提案があり「チンさんは塾みたいだからチンさん投資塾がいいんじゃないですか?」
なるほどと思いました。一緒に学ぶのだからサークルでもいいのですが、ナンパなサークルのイメージがしちゃうので塾はいいかも知れません。
ただし私が一方的に教えるという意味ではないです。
40年近くも塾をやってきて「一方通行の授業」がいかに効率が悪いか思い知らされているからです。
コミュニケーションをとりながら一緒に学ぶのが効率的です。
双方向という意味で今回無料オンラインサロン「凡人投資家クラブ」を始めたのです。
ちょっとdiscordの使い方で手こずってらっしゃる方も多いです。私もです。
しかし双方向、だれでも参加できる、発信できるという長所はあるので使っていきます。そのうちもっといいのも出るかも知れませんね。
「入れなかった」という方もいらっしゃいます。
本日限定の招待コードは
事前にdisordのダウンロードとメルアドでの登録が必要です
うまく行かない方の場合のチェック
1 アプリはダウンロードしてください。ブラウザ版でも使えますが入れなかったりバグが出やすいです。
2 メルアドで登録ください。
よろしくご参加ください。投資家グループは4つありますからどれでも好きなのに参加ください。
初心者投資家、凡人投資家、アベレージ投資家、アッパー、アッパーを目指す投資家
♣サロン内での営利活動は禁止です。また他の有料サイトへの誘導もありません。安心して会話、質問できます。
ブログ名についてはご意見ください。チンさん凡人投資家リタイア人はハンドル名にしました
今年の見通し、方針
1 実体経済は回復に向かう→朗報
段々と回復することでしょう。その速度あるいは内容は未知数です。
だから以前のようにすぐに戻ると簡単に考えるのは早計です。
会社の業績も全体としては回復に向かうでしょう。
→業界によりばらつきが激しいでしょう。
だから特定の業界、会社にかけるのは普通人には外れるリスクがあります。
2 株式市場はまた別
基本的には会社の業績が回復すれば、赤字の会社も黒字になれば株価は上昇します。
これは大筋では確かです。
しかし株式市場には変な性質があります。
それは
「将来を見込んで先回りする」ことです。
だからたとえ業績が回復してもそれがもう予想の範囲だったら株価は動きません。
予想以上に早く、大きく回復したとき初めて上昇します。
それを検証するためには膨大な時間と労力が必要です。
あなたはそうしたいですか?
そしてやったとしてもそれが当たるとは限りません。
およそ出回っている情報に基づいての分析はプロが済ませています。
株価には程度は別として基本的には「織り込まれている」と見るべきです。
うまく行けば予想以上のガイダンスや決算が出るかも知れません。
逆かもしれません。
たくさんやったらある程度の成果があるかも知れませんが少しなら外す確率は高いです。ギャンブルですね。
米国だと失業率が予想以上に改善すると、それ自体は喜ばしいことですが、緩和縮小が意識されて株価は下落します。
指数としても下落しますが個別だとバラバラに下落します。
ごちゃごちゃしますね、まとめます。
1 大きな流れでは今年は経済は回復基調、
それに伴い株式も上昇基調
2 短期では下落もあり
短期的にはA実体経済の回復 B中央銀行の緩和の行方
の綱引きです。だから一本調子で上昇するのではなく波を打って上昇
これは指数の話です。
3 業界、個別の会社はそれぞれ事情が加わる
例えば石油価格によって石油、エネルギー会社の業績、株価は大きく動きます。
石油需要増大→石油価格回復
と勝手に予想して石油会社を買うと、そうならなかった場合は激しく下落します。
他の業界もおおむね同様です。
アナリストが予想しているとおりになる保証はありません。
あなたがアナリスト以上の情報や見る目を持っていなければ
アナリスト以上に外すことになります。
だからはっきりいいます
今年個別株をヤルなら相当の実力が要求されます。
4 ノイズを回避するにはインデックス一択
さらに1月には天王山のジョージア州の上院選挙がまもなくあります。
大統領も代わります。
バイデンさんにそんなに期待していいものでしょうか?
政府とFRBの政策次第では今までのトランプ政権とは違う動きをするかも知れません。
それに伴い情報が溢れます。
昨年の順調な回復時でさえ「暴落」「ハイテクは終わり」「高すぎる」という
記事や動画を私達はたくさんみました。
どれも視聴回数がとても多いですよね。
結果はどうだったでしょう?
暴落しましたか?
そんな視聴率稼ぎの動画を信じて「投資しなかった」「売った」
人は大変な投資機会の損失でした。
つまり投資は自己責任です。
だれもあなたに都合のいい情報を与えてくれるわけではないのです。
普通の投資家は用心しなければなりません。
バフェット指数を根拠に「米株は高すぎる」と思い込まないようにです。
PERも同様です。
今は異常時、非常時です。
今までの常識、数字は通用しないことも多いのです。
「あふれる情報を吟味してどれが正しいかを見極めることが大切だ」とNHKでは注意喚起しますね。
しかしそんな必要はないのです。
99%以上の情報は不要、邪魔だからです。
5 情報がかえって投資行動を制限する
たとえば「政府はスマホ料金の引き下げをおこなうようだ」
という情報があったとします。
消費者としては朗報です。
しかし投資家としてどれだけ重要でしょうか?
とりあえず日本株をしていなければ関係ないです。
そうやってカットしていくと
とりあえず特定の会社、業界に関する情報はいらないです。
あと投資行動に関する情報も不要です。
今が天井だ、とか暴落くるぞとか
99%は楽にカットできますね。
では何が重要なの
1 米国の雇用統計 失業率が5%を切ると黄信号。4%切りは赤信号
緩和拡大を止める大きな材料になりますからね。
ちなみに今年の失業率は
2019年 | 2020年 | |||||||||||
12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | |
3.5 | 3.6 | 3.5 | 4.4 | 14.7 | 13.3 | 11.1 | 10.2 | 8.4 | 7.9 | 6.9 | 6.7 |
◆当初発表値です。後で修正されますがそれは入っていません。
(1)これを見るとコロナ前の3.5%くらいが通常で、完全雇用だったです。
米国は日本と違い労働市場は流動性があるので4%未満は完全雇用と見られます
(2)コロナで4月に急激に失業率が上がりその後の対策で減少に転じています。
(3)現在は6%台後半でまだ依然として高く緊急事態であると言えます。
→FRB、政府はテコ入れ継続の必要
3%台に戻るには長い期間を要するでしょう。
しかし株式市場は先を見て動くので急な失業率の改善は株価下落につながります。
その時は私も警告を出します。
普段は多くの方がレポートを出されますよね。もみさんとか。
だけど黄色信号の前には私もレポートをあらゆる形で出します。
2 米長期金利が2%超え
長期金利の推移は大事です。
ちなみに現在は0.9%ほど
これから1%超え、1.5%超え、と節目を超えて上昇するでしょう。
順調に行けばですが、そのたびに意識されて株価の下落がありえます。
そして2%超えでは株価は大きく下落するでしょう。
ちょうど2018年の暮みたいに。あの時は3%超えが問題視されました。
今の株高は異常事態に支えられている
ことをお忘れなく、です。
異常に高い失業率、実体経済の痛み、需要の不足・・・
です。そのための政府、FRBのテコ入れ策が株高の原動力です。
だから実体経済が順調に回復して「テコ入れの必要性」が減少すると
株価は大きく下落に向かいます
その時は一時退避も有効
株式は長期では上昇とは言うものの大きな下落では数ヶ月~1年くらいの低迷が予想されます。
作戦としては
1 売らずに保有
2 一部を売却→現金に
3 全部売却→現金に
と3通りが有効です。
普通人は1で間違いないですね。
しかし一部を現金化もありと思います。
他に中央銀行が緩和をやめる原因となるのは
インフレ率が年を通じて2%以上になる
があります。これにも注意ですね。
逆に言えば他の情報「暴落するぞ」とかは一切必要ないです。
あなたに言われなくてもFRBの発表でわかるからです。
ましてどの会社がどうのこうのなど一切不要です。
というわけで
あなたは今年の波乱の株式市場を
A 個別で大きい上昇をとりにいきますか?
B インデックスで手堅く行きますか?
という2択なのです。
私はインデックスです。
取り扱いが簡単で下落での対応が容易だからです。
下落時は
1 そのまま保持
2 一旦売る、半分売る
どちらも正解です。
長い目で見れば1が勝りますがそこは人間の心理、ストレスがありますから。
ストレスを考えれば半分売るもアリです。
どちらにしても事前に決めて置かなければなりません。
直面してから決めるのを「狼狽売り」というのです。
というわけで今年も
インデックスを0%から100%
その他ETF、投信を0%から50%の普通の投資家のみなさん向けの発信をします
ちなみに私自身は
1 インデックス系
VOO、VTI、VIG、QQQのETF、投信 70%から80%
2 その他ETF、投信(アクティブ含む)
20%から30%が計画です。
幅があるのは成長してもリバランスは売らない方針なので行わないからです。
初めが20%でも成長して30%になることはあります。
3 個別はやりません。
おやいつのまにか長くなって失礼しました。
では今年も皆さんとともに投資を成功させましょう!
お願い 下をクリックして応援いただけると嬉しいです。よろしくおねがいします。
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