チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

緩和拡大ですべての資産が上昇する可能性大!しかしアベレージ投資家は米株一択な理由!

なかなかブログかけなくてごめんなさいです。2020年12月19日土記述

前はブログの内容を動画に上げていたのですが、最近は逆になっちゃいました。不思議です。

ブログにも書いて!というリクエストが多いので、今回はブログ記事にします。

 

すべての資産がバブル化する?

宝箱・宝物のイラスト

ご存知のように「緩和でお金じゃぶじゃぶです」

こんな時はびっくりするものがびっくりするほど上げますね。

BTCはさしずめ現在のバブルの象徴でしょう。

 

「しまった!買っときゃあ良かった」と思う必要はないですよ。

ブログ村トップ付近のYUTAさんは随分前からビットコインの値上がりを予測して買っておられましたね。

おめでとうございます。

達人というか名人というかさすがです!

 

しかしアベレージ投資家はちっともうらやましがることないですよ。

そんな世界は自分には関係ないと思えばいいのです。

証券口座で管理できるわけでもないですしね。

 

金や原油、ダン高橋さんによると銀が有望だそうです。

ご興味のある方は動画をみて買ってみてはいかがですか。

商品関係に対するダンさんの的中率は高いですよ。

私も金関係をダンさんのアドバイスで売却しました。

個別株は売却の方針でしたからね。

 

株式一択でいい理由

株も連日最高値を更新して「高すぎる」「バブルだ」なんて言う人もいますね。

もっとも「高すぎる」と「ハイテクは暴落する」は4年前からずっと言ってる人が多いです。

しかし実態は逆にどちらも大きく上昇していますね。

 

「頭の良さそうな人の言うことを鵜呑みにするのはやめましょう!」

その点私は頭よくないですからご安心を。

 

株式の割高水準を確認する

いつもお世話になっている株フジトミさんのサイトをみると

今日のS&Pとナスダックのデータは

12月19日 S&P500 ナスダック
PER 27.9 44.4
過去10年平均 20.8 26.4
スプレッド 2.65 1.32
過去10年平均 2.77 1.8
カイリ、割高度 5% 36%

(1)パーで見ると過去平均よりかなり高いです。

これを根拠に「高すぎる」という方が多いです。

♣パーはサイトにより違う。また予想パーと実現パーでも異なる。

一般にはS&Pの予想パーは25程度と言われているのでちょっと違うけどこのデータで話を進めます。

(2)長期金利が過去の水準とは随分低いので長期金利との上乗せスプレッドでみると割高度は大きく下がる。

S&Pで5%、ナスダックで36%の割高水準となる。

 

→この割高水準は受け入れられないという方は投資はステイになります。

特にナスダックでは36%のカイリがありますから。

 

とはいえ金融緩和が今後も拡大することを考えればまだ「バブルの入り口」でさらに拡大する可能性が高いです。

 

ワタシ的には今の2倍の水準は「はっきり高すぎる」と感じます。

あと30%くらいの上昇で「割高」がはっきり意識されてくると思います。

 

インフレ率や失業率の数字によってはその水準では一旦「売って離れる」のは賢明な作戦と思います。

 

バブルは始まると予想を超えてバブル化するので売ると「惜しい」気持ちになりますね。

しかしそれこそがアベレージ投資家が「バブルの罠」にはまる原因なのです。

 

1980年代の日本のバブルでは多くの一般人、サラリーマンが財産をなくしました。

さらに不動産で借金を負った人も多かったです。

 

ここまでの結論 株式の割高度は?

1 パーでは割高だが金利水準を考慮すると適性と言える

2 ナスダックは過去の平均より36%割高まで買われている。

3 今後バブル化したら一旦売却も考慮する。

 

♣補足  株式年間益利回り

上記のPERを採用すると年間益利回りは

S&Pが3.6%、ナスダックが2.3%になります。

これに将来の成長期待を加えたものが株式の利回りになります。

 

将来期待を除いてもインフレ率の2%を超えており、プラスリターンの投資先です。

自信を持ちましょう。

もっとも株価は上下するので短期で切り取ると「損をするケース」も十分にあります。

だれもが「得ができる」と言っているわけではないです。

 

他のアセット、投資先は難しすぎるのでスルーが賢明!

株式についての割高度、バブル具合を点検したところで他のアセットもみてみましょう。

1 債券は値動きが激しすぎ?

過去のように公定歩合が2%を超えることはないでしょう。

長期金利でも2%超えは当分ないし、そうなれば株式も相当の、2,3割の下落があります。

 

今後株価がさらに上昇していればさらに下落幅は大きくなります。

 

債券の場合は価格の上限は長期金利で0%です。

下限は2%とすると現在の0.9%と比べると大きく値下がりします。

 

緩和の規模が大きいのでどちらかというと値上がり期待が高いですが、コンマ数%の世界です。

アマがわざわざ参入する必要はないです。日本円で十分と思います。

♣あくまで個人の味方です。為替はどう動くかわかりませんから。

 

2 金、原油、貴金属、暗号通貨は素人は振り回されるよ!

どの資産も「適正価値」が明確ではありません。

需給で市場価格が変動します。

いわゆる相場商品です。

利益幅も大きいけど損もしやすいです。

 

アベレージ投資家は「別世界」と考えて参加しないのが一番ですね。

長期の金の積立とかは別ですけど。

私も少しですがタナカで積み立ててます。

 

3 不動産は上げる地合いだけど難しすぎる!

これだけ緩和が進めば本来なら不動産にお金が集まるはずです。

しかし今回は「コロナの行方が未知数」なので不動産はちょっと選択から外されているようです。

 

しかし条件が整えば上昇する地合いは十分です。

 

とはいえ、実物不動産を切り盛りする能力は一般人にはないはずです。

 

すでに不動産経営をされている方は別として新規参入は難しいです。

食べ物屋に新規参入するのと同じで「処理すべき、知っておくべきこと」が多すぎます。

 

どうしても不動産をしたければ米リートが比較優位

事情は米国でも同様です。

どの地域の不動産が上昇するかは難しいです。

 

しかしリートを複数所有するETFならリスクは分散しています。

IYRとかRWRとかです。

バイデン政権の大企業課税強化でリートは影響を受けないそうです。(byダン)

 

上院の勢力図は1月に決まりますがもしかして民主党が上院も多数派になると一大事です。

課税の影響がなくて比較的割安の不動産ETFは安全度は実物より格段に高いと感じます。

♣自己責任でお願いします。

 

結論

1 緩和ですべての資産がバブル化する可能性がある

2 素人、アベレージ投資家は株式一択である

3 他の資産は素人、アベレージには扱いが難しくむしろ損をする可能性も高い

4 米不動産リートは比較的安全、有利

 

参考 米リートETF有力2つのデータ

  IYR RWR
株価 84.08 86.25
年間経費 0.42 0.25
時価総額 6.1B 1.4
配当 3 3.6
リターン10年 8.50% 7.60%
10年で倍 2.8 2.8
標準偏差10年 15.4 16.8
シャープレシオ10年 0.57 0.48

甲乙つけ難いですね。わからなければ両方買うのが安心です。

どの証券会社でも買えます。

 

今回は以上です。

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