チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

クラウドはプロ&上級者の売り抜けに気をつけよう。QQQ、VGT、MSFTなら安全

2020年6月24日

ハイテクの勢いが止まりません。

下はQQQの週足チャートです。ボリンジャーバンドを付してあります。

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◇ボリンジャーバンドを私はユーチューブで「ボンジャリーバンド」と言ってましたね。間違えて覚えていたのです。ウケ狙いではなく本当に間違えていたのです。申し訳ありませんでした。何人もの方にコメント頂いて自分の動画を見直してやっと気づきました。

 日足のチャートは次です

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◇RSIは69とやや過熱気味です。

◇ボンジャリーバンドの上限を航行してきました。

◇出来高は大きくないので「売りが減って」上昇していると言えます。

 

年初来のQQQのリターンは17.5%、3ヶ月で46%の上昇

と素晴らしいカムバックをしています。

 

QQQへの投資は安定したリターンを生み出しており保有者の方はおめでとうございます。

ハイテクETFのVGTのリターンは年初来14.5%、3ヶ月では50.6%の上昇です。

こちらも保有者の方はおめでとうございます。

 

ちなみにS&P500のETFであるVOOのリターンは年初来-2.2%、3ヶ月で41.1%です。

こちらも立派な復活と言えます。

 

クラウド銘柄の中には凄まじい伸びのものもある

しかし上には上があるものです。

クラウド銘柄の中にはとんでもないリターンを叩き出しているものがありまs。

例えばZMズームは年初来272%、ここ3ヶ月で58%の上昇

CRWDクラウドストライクは年初来109%、3ヶ月で103%の上昇

 

またクラウドのETFを見ても

日本から買えるCLOUで年初来36%3ヶ月で60%

日本からは買えないWCLDで年初来53%、3ヶ月で77%です。

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♣WCLDの方が旬の銘柄が多く有利と思われます。

各証券会社に要望のメールを出すようにツイッターで呼びかけたところ多くの方が賛同くださいました。

すでに出されたから「ウイズダムツリーからの届け出が金融庁」に出ていないので証券会社では対応できない」との返答がマネックス証券からあったそうです。

 

とはいえ、証券会社からウイズダムツリーに「顧客の要望を伝えること」はできると思われるので、各3つの証券会社に要望を出します。

 

「ともさん」がウイズダムツリーに要望を出してくださったそうです。

氏は米国在住なので関係ないですがお骨折り頂いて感謝です。

どうぞ動画も素晴らしいので御覧ください。

 

英語のわかる方はウイズダムツリーに要望を伝える方法もあるかも知れません。

 

こういうデータを見ると「クラウド買わなきゃあ!」と焦る気持ちになりますが「ちょっと待った!」という面もあります。

 

立場を言っておきますと少額ですがZM、CRWD、DOCU、DDOG、OKTAとETFのCLOUの保有があります。

 

またQQQ、VGTは本命として投資しています。

 

その1 長期で見るとそこまでの差はない

クラウド銘柄はこのところの上昇が急ですが、下落もまた大きいので均すと差は小さくなります。

下はQQQとVOOそしてクラウドETFのCLOUの過去1年の比較チャートです。

紫がQQQ、濃い青がCLOU、薄い青がVOOです。

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◇底からの上昇はCLOU、QQQ、VOOの順になっています。

1年のリターンはCLOUが33%、QQQが31%、VOOが6%です。

◇1年間のトータルではQQQとCLOUはほぼ変わりません。

 

そして上下動はCLOUが一番大きくなっています。

昨年の8月以降S&PもQQQも順調に上昇したのにLOUは9月10月と下落しています。

これは投資家が資金をクラウド銘柄から大手ハイテクに移動したことが原因と見られます。

 

→プロ、熟達者による「売り抜けに注意」です。

 

さてWCLDは設定が昨年の9月と新しいです。その分旬の銘柄が多いのですね。

 

WCLD、とCLOUとQQQの三者を昨年の9月から比較してみると

ちょっと見にくいですが紫がQQQ、濃い青がWCLD、薄い青がCLOUです。

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WCLDがぐんと他を引き離しているのは今年の5月以降です。

値動きはクラウド2者の方が大きいです。

 

ここでのポイントは

1 昨年9月からのリターンは大きい方から

WCLDが55%、CLOUが38%、QQQが32%です。

2 今年の5月まではQQQの方が成績が良かった

3 上下動はクラウドの方が大きい

 

になります。

つまりクラウドは派手だけど、ETFとしてみればQQQよりそんなにメリットがあるとばかりは言えません。

 

個別でうまくZMやSHOPみたいなのを当てれば素晴らしいですが。

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ここまでの結論

1 普通の方はQQQでも十分ハイテク、クラウドのリターンが取り込める。

2 今年の底からのリターンはクラウドが大きくなっている。

 

動きの大きさをデメリットと考えれば「QQQをクラウドETFに入れ替える」という選択はしないほうがいいですね。

クラウドはあくまで別口で小さくやる感じ。

 

その2 長期で保有するのでなければ「売り抜け」に注意!

長期的に保有される方は関係ないですが、買値を下回りたくない、あるいは利益を得て売りたい、場合は急落に注意です。

 

利益の裏付けがない分、下落する時は激しいです。

 

また意地の悪い見方をすれば「素人、にわかを一回振り落として安くして仕入れ直す」という人もいます。

下はZMのチャートです。

 

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◇年初来3.7倍になっています。

◇今年の場合は上昇トレンドなので下落していても保有で問題なかったです。

◇ボリンジャーバンドを上に破るといったん下落する場合が多かったです。

これは上昇トレンドですが昨年には長く低迷もありました。

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昨年の9月から年末までは下落、横ばいになっています。

その間にもQQQは上昇していますから、いったん売って離れる選択肢もあります。

この時は40%近く下落しています。

 

将来性を信じて決算さえ問題なければじっともつ選択肢もありますが、下落の初期の段階で売る選択も有力です。

 

昨日はQQQが0.85%の上昇に対してCLOUが0.33%、WCLDが-0.33%でした。

一日では何とも言えませんが、このような日が多くなると「資金がクラウドから逃げ出している」兆候です。

 

高値で売りたいならそのような兆候を感じたら売りましょう。

あるいはトレールストップをかけておく方法もあります。

例えば5%にかけておけば高値から5%下で売れます。

 

逆指値で対応する方法もあります。

 

そのような手間が嫌なら

1 下落してもずっと保有する

2 手間がかからないQQQ、VGT、VOOにする

のが有力です。

 

またMSFTなどの大手ハイテクなら下落するにしても動きが大きくないし、長期の保有も比較的容易です。

 

以上です。

派手な上昇は見ていてうらやましいですが、現実にはその逆もあります。

自分に合った方法で参加しましょう。

そして長期で保有する予定でないなら「早めに決断して離れましょう」

あるいは設定しておきましょう。

 

もっとも売ったあとに再度どんどん上がる可能性も高いので、とにかく値動きについては何とも言えません。そこらへんは自己判断でお願いします。

 

今日は以上です。それではみなさんの着実な投資を願って記事を〆ます。

 

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