チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【米国株高値で買いにくい!】細分化してそれぞれに納得して買う!

2020年5月30日(土)記述

目まぐるしく動いた5月だった

<国や地域別に見ると>

5月の単月上昇率は

  月別騰落率 5月
S&P VOO 3.8
全米 VTI 4
ダウ DIA 3.2
ラッセル IWM 2.5
ナスダック QQQ 6.6
日本 EWJ 4.4
全世界 VT 3.6

と世界的に株高でした。

日本もドル建てで米国、世界を上回りました。

その他では

米以外先進国 VEAが3.5%で好調、欧州はVGKが3.9%、EZUが5.4%と好調

一方新興国はVWOが1.5%、EEMが0.8%と新興国は出遅れています

 

先進国全体を見るにはVOO+VEAで見ると3.7%となり好調でした。(日本込)

 

<米国の業種別に見ると>

情報技術 VGT 7.2
ヘルスケア XLV 2.8
公益 XLU 1.8
不動産 IWR 0.7
GOLD 0.8
原油 USO 43.8
高配当 VIG 1.9
高配当 VYM 0.7
高配当 SPYD 0.9

◇ハイテクが好調でした。ヘルスケアはやや失速気味。

◇公益、不動産は低迷しています。

◇原油は反動が大、金は伸び悩み

◇人気の高い高配当は伸び悩み。

 

ここまでをまとめると

1 世界的に株価は好調だった。

2 米国ではハイテクが牽引している。

3 一方ヘルスケアや公益など業績が手堅いのに伸び悩んでいる業界もある。

 

伸びそうな業界に資金が流れていることがわかります。現在はハイテク

それと出遅れていた消費、レジャー、旅行関連

 

米株は高くて買いにくいと感じている人が多い

インデックスを定期で買っている人は問題ないでしょうが、それ以外での買いは相当なレベルが必要です。

どう考えればいいのでしょう?

今が買う時期としてふさわしいのか?

という問題があります。

つまりもっと安く買える時期があるのではないか?

という疑問です。

 

「それはあるかも知れない。たぶんあるだろう」

と言えます。

その時買えるなら「何も今無理して買う必要はない」という意見には説得力があります

 

今上昇中だから買って上がったら売ればいい

売買を得意としている方はそういう見方ができます。

それならば「割高」「割安」を気にする必要はなくて単に

「将来さらに上がる株」を買うことになります。

 

今だったらハイテクがそれに当たるのでしょう。ETFならQQQ。

 

その場合利益を確定して損失を限定していくれる「トレールストップ」が便利だそうです。「パンさん」の動画に解説があります。

 

マネックスにだけ装備しているようですね。

私もマネックスにも口座はありますがまだ使ったことないです。

ワクチン系の銘柄ではお世話になるかもです。

 

長期保有、永久保有の場合はどうすればいい?

その1 S&Pインデックスを買う方法

これは鉄板として今も健在と思いますね。

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◇10営業日前にはそのまま下落の可能性があるチャートでしたが逆に上昇して200日線を突破しました。

出来高も増えており「腰が入った」買いになってきました。

RSIが63.5とまだ過熱感もそんなになく上昇が期待される形です。

 

もし下落するような事があってもS&Pならそのまま保有で問題ないので「ストップ・ロス」を掛ける必要もないです。

 

その2 個別株、ETFを買う場合

「この株は○ドルなら買い」という絶対価値がある方は問題ないです。

その価格以下で仕入れればいいからです。

うらやましいですね。

 

後追いすると「逆目に出る恐れアリ」

そういうのがなくて「流行を後追いするのは危険」です。

資金の流れが各分野を循環しているので、流行が去ると「S&Pは上がっているのに持ち株は下落する」という事態になります。

 

それでも「絶対価値」があって持つのなら問題ないですが、それがあるならそもそもトレンドを追いかける必要もないわけです。

 

私がとっている方法

細分化してそれぞれに納得して買う方法

これは私が勝手にやっているだけなので気に入れば取り入れてください。

1 ベストの株と買う時期は人間にはわからない

そのうちAIが進化すればできるのかも知れません。

しかし現在のところ、しかも人間ではどちらも無理です。

つまり、銘柄も、時期もです。

 

だから

「今買うべきベストの株を教えよ」という問いにはだれも答えられないでしょう。

また推奨株があっても状況は刻々と変わります。

「ダン高橋」さんも「過去の推奨株が今もオススメかドウかはわからない」とおっしゃってましたね。

 

2 S&Pと競争することではない

S&Pに勝てるかどうかがよく問題にされます。

しかし素人・凡人の場合は大きな問題ではないと思います。

 

S&Pのリターンで「十分だ」と思う人は多いし、それならVOOを買うことで解決します

またそれよりも高くしたいならQQQを加えれば解決します。

 

だからVOOだけあるいは「VOO+QQQ」だけというのは強力な戦略です。

 

3 多様性を求める人もいる

個別株やETFを志向する人の中には「リターンでS&Pに勝つ」目的以外の目的の人もいます。

それは投資の多様性を求める人達です。

 

たとえば年齢に応じて債券を保有しなさいというセオリーがあります。

債券のリターンは今後ゼロ金利時代でほとんど見込めません。

 

だから債券を入れる意味は「分散」しかありません。

 

しかしそれならばカテゴリー区分では株式になっているけど「債券ぽい」ので運用したいというのは自然です。

 

たとえば公益株です。

昨日ブログに買いたように昨日DUKデュークとSOサザンを買いました。

これらはインデックスを越えるリターンを期待しているのではないです。

債券の代わりです。

 

そう考えると、どちらも年利回りが6%で配当利回りが4.5%の夢のような商品です。

「年寄は債券多めに」という堅苦しい枠を外せば有利な投資対象はまだまだあります。

 

同様に昨日買った通信のT(ATT)やVZも同様です。

業績は電力ほど安定的ではないもののなくなる産業ではないし自動車のように売り上げが半減や80%減になったりする心配もありません。

電力より不安定ですが予想利回りはATTが7%VZは8%もあります。

配当はそれぞれ6.5%と4.5%

 

債券で探そうとするとそもそもないし「新興国債券」や「ハイイールド債券」が電力や通信に比べて「安全度が高い」というわけでもありません。

 

機関投資家は「債券の比率」とかのしばりがあるんでしょうが「個人にはそんなルール」はありません。個人のアドバンテージですね。

 

4 今買う株の有利さに納得すればOK

昨日買った4つで見ると

    予想PE 株式益 配当 実現PER 予想PE
5,30 現在値 SBI 年利回り SBI VIZ VIZ
T 30.86 14.1 7.1 6.5 15.8 9.3
VZ 57.38 12.2 8.2 4.5 12.5 11.4
DUK 85.63 16.1 6.2 4.5 16.9 15.7
SO 57.07 17.5 5.7 4.7 17.1 17.2

◇私はこの内容に満足しています。だから永久保有を目指します。

◇まだ有利だと思うので今後も買う予定です。

 

もっと安い時期に買えたのでは?という質問には

確かにそのとおりです。私がずっと狙っていてこの価格以下なら買いと決めていればもっと安く仕入れられた可能性はあります。下はDUKのチャート

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しかしその方法だとたとえば安くなり始めた3月の初めに買ったかも知れず、そうするとその後の大幅下落では気分が滅入ったことでしょう。

「なんでもっと待って底を確認してから買わなかったんだ!」「バカだ!」

ってね。だれもがそう思います。

 

「買っても下落の可能性が低い地点」を探すと

意外にも今週の木曜日が「初めてのチャンス」ですよね。

 

だからチャート的にも安心が出来て指標的にも有利だという地点と判断したのです。

 

あとは83.5ドルに指値を入れておく予定です。

刺されば1回めより安く仕入れられます。

中途半端な数字ですが終値の2.5%引きなのです。

 

それぞれの顔は立っている!

今後昨日より安く仕入れれば、昨日買ったのより有利です。

また高く仕入れれば不利になります。

 

トータルで考えるとややこしいことになります。

つまり上がってから買うよりは「一気に買うほうが有利」となります。

価格的にも手数料的にもです。

 

しかし一気に買うのは凡人には精神的負担が大きいです。

そのデメリットを考えれば「少しずつ」でOKです。

 

なぜなら昨日買ったNO1も今後買NO2もNO3も・・・それぞれがそれぞれの価値を持つからです。

 

SMAPの歌にありましたね「世界でたった一つの花」とか言うのが。

あれ方式です。

 

VZは?

水木で50日線を突破して「買いゾーン」に入ったと書きましたが

なんと昨日一気に200日線を突破しました。

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「T買わずに全部VZにしときゃあ良かった」と思いましたね。

まだ有利と思うので来週も買いましします。

 

「あれチンさん、高配当株嫌ってなかった?」

なんて声もいただくのですが「嫌ってはいませんよ!」

「配当を基準にはしない」っていうだけです。

今回選んだ銘柄がたまたま「高リターン高配当」だったのです。

 

有利な株が都合よく転がっているとは思えない

という方もいますね。

しかし投資する人(機関、ロボット)は永久保有する人ばかりではありません。

短期保有で「資金を効率よく回そう」という方が主流でしょう。

 

だから「永久保有」で構わないと思えばまだまだ有望な株はあると思いますよ。

私が選んだよりももっと有利なものもきっとあるでしょう。

コメントやツイッターで教えて下さい。

 

私は①業界の1位2位くらい②時価総額ができれば10兆円以上、最低1兆円

という条件なのでかなり対象が小さいのです。

♣電力は時価総額がDUK63B、SO60Bと100Bに足りませんが、電力ではNEE以外はすべてそうなのでOKとしています。

 

長々と自分中心の記事で恐縮です。

このブログは自分のレベルアップと自分の投資の研究のためのものなのでお許しください

 

それでは共に投資の充実を願って記事を〆ます。

 

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