【米国株】リセットして再出発!+通信株【T】と【VZ】はどちらが買い?
2020年5月26日(火)記
米国株は振り出しに戻った!
3月23日をボトムにして急回復して元の水準を取り戻しました
高値安値はどこを基準に取るかで変わってきますので今年2月の最高値を基準にします
現在S&Pは高値から-13%の位置、で底からは64%回復しました。
チャートはこちら2年です
ちょうど2019年10月からの山と谷を均せばスムーズになります。
つまり「急上昇と大幅下落はなかったこと」になったのです。
「再出発」と言えます。
もう少し詳しく見ると6ヶ月です
◇現在52週平均線を抜こうかというところです。
これは200日線とほぼ同じです。多分抜いていくでしょう。
◇今から見れば順調な上昇ですがそれは結果論で安定したのは最近です。
それまでは常に再下落が叫ばれていましたね。
7営業日前から下落するとチャート的には「Wトップの悪形でもあったです」
あとからチャートを見て思うほど簡単ではなかったです。
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ちょうど今が出発点に丁度いい
結果論から言えば4月の始めから買い始めた方は「うまくいきました」
しかしいったん下落していますから道のりは平坦ではないです。
ナスダックは長期上昇継続と言える
今回は主要3指数に大きな差が付きました。
エリート集団30社のダウが一番傷が深く回復も遅れています。
その件についてはいずれとしてナスダックは別の動きをしました。
2年チャートです。
◇山と谷を取っ払っうと順調な上昇になります。
つまり長期の上昇トレンドは継続しています。長期線のはるか上を航行しています。
6ヶ月だとこちら
◇短期でも順調な上昇トレンドです。
→順張りで行くならナスダックがいい、対象ETFはQQQ、またはアイフリーナスダック
随分高い出発点だと感じてしまう
再出発といってもナスダックは最高値圏にあるしS&Pだって安くは感じられません。
「チンさんちょっとおかしいんじゃない?」
と思う人が大勢でしょう。
私も「高く感じますから」
しかしこれは受け入れないといけないと思うのです。
新基準になった
米国の金利がゼロ%でいくことになったからです。
だから以前に高利回り保証の商品を買っていた方は随分有利です。
長期国債とか。
しかし今からだとどうでしょうか?
これからはこの①0%金利水準②お金じゃぶじゃぶ
の新基準に慣れる必要があります。
とはいえ、私達日本人はずっとこの状態で「異次元緩和」以降来ていますから、より早く対応できます。
株も金利水準の分だけ高く買われます。長期金利で見ると
今年の年初は1.8%でした。現在0.7%ほど。
その差は1.1%ほど。
株式益利回りで考えると現在の予想PER21は年4.8%
すると以前に置き換えると
4.8%+1.1%=5.9%・・・これが年益利回り
PERに直すと 1÷0.059=17
年初は19くらいでしたからその時は今より割高だったわけです。
だから現在は年初よりは10%ほど「割安」と言えます。
♣とはいえ予想PERの元になっているEPS自体がはっきりしないので厳密にはわかりませんが、おおざっぱには。
→金利水準がゼロの新基準に早く対応しよう!
→すべての資産が高くなる
株だけでなく、不動産も金も高くなります。
ざっくり言えばこれからは「何を買っても高くなる」状態です。
原油とか需給関係がはっきりしないものもありますがね。
不動産は過去のデータでは株式よりも平均で2.5年遅れるそうですが今回はどうでしょう?
もっと短い気がします。
それに例え早すぎたとしても待っていればいいだけで問題はないです。
低迷した場合その時期を辛抱できるかという問題です。
それがいやなら少し遅れて参加すれば大丈夫です。
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勝ちパターンが決まってなければ幅広く少しずつ投資してみる
もう投資の対象が決まっていればいいですが、そうでない場合の方も多いでしょう。
そんな中でハイテクが上がったり、航空株や、インデックスや、バリューや、高配当や・・・いろいろあってどれも買いたいけど・・・みたいな人いませんか?
動画で見ている「ダン高橋」さんは「少しずつ分散して幅広く」買うことを勧めています
私もこれはいい方法だと思います。
なぜなら深く悩む必要がないからです。欲しいものはまず少し買ってみる。
悩むのは「どれだけ買おうか?」「買って下がったらどうしようか?」「本当にこれがベストなんだろうか?」なんて考えるからです。
しかし1株とか千円買うのは何の心配もありません。
効率がいいのは集中投資なのはわかっています
しかしそれは集中する対象がわかっている場合です。
今回のように「振り出し」に戻った地点ではいろんな選択肢があります。
また大部分は決まっているけど「少し試してみようか」という対象もあります。
新規で少し買ってみるのはいい機会
今がスタートラインと考えると投資の対象範囲は広がります。
金を1キロ買おうと思うと7百万弱のお金が要りますが、金のETFなら【1328】4890円
証券口座を持っている人なら5千円以内で買えます。手続き不要で、さらにスプレッドもありません。
♣タナカや楽天の場合売りと買いで1.5%のスプレッドがある。
私は昨日プラチナのETFを少し買いました。【1541】2829円。1株からOK。
ダン高橋さんが勧めていたからです。そしてその理由に納得したからです。
その理由は主産地である南アの鉱山の生産コストは現価格ではコスト割れだろうというものです。だから供給が非常に限られていて「需給面」ではタイトになる。
金と違って工業用の用途がほとんどですね。
♣プラチナのスプレッドはタナカや楽天では4%もあるので「永久保有」以外ではETFの方が有利と判断しました。
同じダンさんのオススメでも原油先物の買いや航空ETFの買いやナスダックやソフトバンクの空売りはしようとは全く思わないです。
ダンさんはプロなので私達素人は選んで取り入れないと扱えないですね。
VOO+QQQでシンプルに成果を目指す方法は手堅い
米国経済の成長を信じるならシンプルにVOOだけあるいはVOO+QQQを買っていく戦略は手堅いです。
日本円から投信でもOKです。その場合はVOOはスリムかSBIなどQQQはアイフリーナスダック100一択になります。
またそれを核にしていろいろな個別株やETFを幅広く買っていく方法もあります。
私はこれに当たります。
つまり買いやすいものを買う作戦です。
MSFTが「割高」ではないとは思うものの買いにくい価格ではあります。
160ドル台とは言わなくても170ドル台で買いたいですね。
そんなわけでいろいろ物色してます。
みなさんも「オススメ」があったらコメント欄で教えて下さいな。
今買おうと思っているのはT、VZと電力
結構物色される分野が循環してますね。
今はハイテクと出遅れが流行です。
反面ヘルスケアは流行が去った感じ。だからもう少し下げるかもです。【GILD】なんかはジリジリ下げてます。現在認可された唯一の治療薬を持っていると言うのにね。
熱って冷めやすいものですね。もうワクチンができるのがコンセンサスなのでしょう。
だからレムデシベルのギリアドは「捨てられ」つつあるのです。
こつこつ買ってます。
さて前回例に取り上げた【T】と【VZ】は買いやすいと感じます。
【T】29.88ドル予想PER13.2配当6.9%(SBI証券)
【VZ】54.1ドル予想PER12.0配当4.6%
なんでVZのPERが低くて下落気味なのかをツイッターでお尋ねしたら
「直近では契約者がTは増えていてVZは減っている」そうです。
あとSBIと合併したTMUSが力をつけて安値攻勢なんかで来るのが警戒されているんでしょうか。さらに5Gの投資負担とか。
しかし通信は今後も成長するでしょう。日本の会社もあるよ、と言われましたが、やはり人口が増えていく国に投資したいので米国になります。
TMUSは以前持ってましたが統合承認で値上がりしたので利確しました。配当もないので買いの順位は低いです。
広瀬隆雄さんは短期的にはTMUSが面白いとおっしゃってましたね。理由はソフトバンクが保有を手放す決定をしたので「手放すのでは?」との心配がなくなった→需給が改善する。という理由でした。確かにいいかもですね。
チャートはTとVZでは随分の差があります。
まずTです。
下げ基調から上昇して50日線を抜いたところ。
チャート的にはバッチリです。MACDも問題なし。
VZは
◇まだ下落トレンドですね。下げ止まりを確認してからでもいいですね。
ついでにTMUSは
◇かなり上下動があります。
出来高、MACDからはこれからドウ動くかは不明、どちらかと言うと下げそうです。
→少し様子見
ということで通信株では一番手は【T】を選択
昨日買おうと夜に起きました。休場なのは知ってたんですが、忘れたんですね。
画面で板がないので気づきました。今夜買います(笑)
ご注意
これらの検証はチャートだけのアバウトなものでファンダメンタルズや会社ごとの業績は考慮してないです。お買いになる場合にはご自身でお調べ、判断ください。
いつものように自分中心の記事で失礼しました。それでは元気に一緒に投資を進めましょう!
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