チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

コロナ後の変化に対応する株式投資

コロナは大きな変化を社会にもたらすだろう

といっても私はもうリタイアしているので仕事関係ではありがたいことに心配はないです

なので考える点としては「資産をどの形で持つのが良いか?」という点に絞られます

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もともと米国株投資は「資産分散」の意味もあったのでその点では変わっていないといえます。

高配当投資を目指して回り道をしたので投資は予定どおりには進んでいません。

今回の安値でも3月に買えたわけではないです。

4月になって少しずつ無理なく買っています。

 

「チリも積もれば山となる」というやつです。

 

さて「コロナ後」どう変わるのかについてはわからない点が多いです。

出社しなくても影響が少なかったところもあるようですし、逆に仕事にならないところも多いようです。

日本株は対象外

国でみると米国が対応をしっかりやっている印象です。

日本は「ハンコを押す」という作業があるので出社しないといけない人もいるようですね。

今まで「書類主義」「ハンコ主義」を改めずに旧態依然でやってきたつけが大きいようです。

来る景気後退で膨大な「社内留保」も使われそうです。

本来は株主のものですが、株主には配られないわけですね。

やはり日本株は「対象外」と言わざるを得ません。特別詳しい会社があれば別ですが。

 

社会の変化に一番自由に合わせられるのは米国の会社

日本やユーロ圏は従業員の雇用を守る役割を会社が担っています。

特別な理由が満たされない限り雇用は守られます。

 

従業員や社会の立場からするとこれは「いいこと」かも知れませんが「株主」としてみれば「?」がつきます。

上記のようにせっかくの会社の利益が「ムダな雇用」に消えてしまうからです。

 

こんなことをいうと「働いている者の立場になって考えて見ろ」と言われちゃいますが、これは単に社会のあり方、システムの違いです。

今後も株式投資は米国中心で行く

IT技術の発達で大幅にバックヤードが省力化できても、日本やユーロ圏ではそれを積極的に活かそうというインセンティブはありません。

従業員の解雇ができないからです。

ならば「現状維持」の方がコストが安いことになります。

 

しかしそれは「競争力」がついていかないことと抱き合わせです。

 

投資対象としては「競争力」そ志向しない企業への投資はできません。

 

なのでコロナ後も当分は「米国中心投資」で行こうと思っています。

米以外は、中国はわかりませんが、かなり遅れると思うのです。

 

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金余りに対応する

リーマンショックの何倍ものお金がすでにばらまかれています。

しかしまだ当座の資金です。

先日も米国では中小企業支援で50兆円の貸し出し資金が用意されましたね。

これからもまだ果てしなく続くことでしょう。

 

お金を溢れさせると滞留するところも出てきます。

また「苦しい」といって「無利子」でお金を借りて「運用で稼ごう」という不埒な企業も出てくるでしょう。

 

資金コストがゼロならば、少しでも利率が付けばプラスになります。

ちょうど日本のようですね。

日本では長期金利はゼロです。

これが世界中に広がるわけです。

 

現在米国の長期金利は0.6%ですが2月には1.6%ありました。

これからゼロに近づくのでしょう。

 

私達は為替リスクもあるので0%台の国債、債券は魅力は薄いです。

だから債券は除外ですね。

金利が高い債券=ハイイールド債=ジャンク債は素人には心配が多すぎます。

 

消去法で株式と金と不動産になります

不動産はこれから影響が出てくるので未知数です。

それでもリートなんか安いのでしょうが、年齢もありリスク、ストレスに弱いので現在はパスです。

先日書きましたが、今まではボトムが2.5年遅れていました。今回は仮に1.5年とすると来年の夏過ぎから検討しても間に合うかなという感じです。根拠はないです。

ともかく不動産はまだすんなりとはいかないと思います。

 

今回のことで「在宅」でも仕事はできたので、都心に大きなオフィッスを構える理由は薄れました。会議も減ることでしょう。半分以上はムダでしょうからね。

 

1 金は地金を買うかそれとも「金鉱山」を買うか?

安心なのはタナカで金を買って預けておくのがいいです。

スプレッドもそんなに高くないですしね。

毎月の引き落としでの購入もできます。

私は今はしていませんが以前は買ってました。

 

今からもう一度買ってもいいのですがとりあえず「金鉱山」が手っ取り早いかなと思ってます。

最大手のバリック・ゴールド【GOLD】とかです。ETFなら【GDX】です。

    SBI 楽天 MS    
4,24 株価 予想PE 予想PE 予想PE 配当 年間経費
GOLD 26.74 18.3 20 35 1.1  
GDX 33.42       0.81 0.53

予想PERはサイトにより大きな差があります。MSはモーニングスターです。

金地金と違って1%ですが配当も出ます。ETFなら年間経費を相殺するくらい。

現在最高値圏にあります

金は1750ドルと最高値圏なので鉱山も最高値圏です。日本ではタナカで6590円(税込)

【GOLD】

チャート画像

◇昨年から2倍位になっています。

◇3月16日の底から2倍の上昇

私は昨日少しですが買いました。今後も買う予定です。

「高値で買うのはベタ」でカッコ悪いですが「分散」の一つと思えばそんなに悪くもないです。保管料もかからないし、少しですが配当もありますからね。

10年ではこんな感じです。

チャート画像

リーマン後に上昇した過去があります。今回は上昇が急ですが、それだけ「貨幣価値が下がる」と見ている人が多いのでしょう。

私はそんなにインフレにはならないと見ています。

今後消費が生産を上回るとは思えないからです。

 

むしろ消費が減退することの方が問題でしょう。

とりあえず「クルーズ船」での旅行は減りそうです。

少し前の日本のようにむしろデフレの方が現実的に思います。

 

なのでインフレはあまり心配はしてません。金余りでの「資産バブル」はあり得ると思っています。

とはいえ「金はあがっていいなあ」と嫉妬心で羨ましがっているより少し持っていると気分も楽なので持っておこうという作戦です

値動きが激しいので少しずつ買おうと計画しています。量としては微々たるものです

短期ではこんな感じ

f:id:tingisuhan:20200424095702p:plain

米国の経済が再開されて「恐怖心が収まれば下落する」可能性はあります。

 

2 ディフェンシブ銘柄の役割

債券が機関投資家に買い上げられて不利なら、高配当のディフェンシブ銘柄も事情は似ています。

現在PGなどの「業績が安定している銘柄」は相当に買われています

とりあえず私が持っているものを中心にピックアップするとこんな感じ

4,23 株価 予想PE 配当 時価総額
PG 119.4 24.3 2.6 295B
UL 52.9 19.5 3.4 139B
JNJ 153 21.7 2.7 403B
NEE 247.2 30.4 2.3 121B
UNH 285.3 19.4 1.6 270B
AMGN 232.5 17.6 2.8 136B

PERは15が標準とか考えていると買えませんが「債券」の代わりと考えると十分に魅力的です。

一番PERの高いNEEでも年利回りが3.3%あり、長期金利への上乗せは2.7%もあります。

これから低金利が長く続くことが予想されるのでさらに上昇が考えられます。

 

PGやJNJは最高値圏にありますがそれでも買っておいて十分と見ています。

先日NEEとAMGNを少し買いました。今日もいくつか指値を入れる予定です。

 

この中ではULが欧州・新興国に強いですが業績に多少不安がありPGとの比較では割安感があります。さらに英国籍なので配当に外国税がかからないメリットがあります。

2年チャートはこんな感じ

チャート画像

25EMAと75EMAの間に収束しているようです。

 

<結論>

これらのディフェンス銘柄は「割安」を狙わずに適正なら買ってOKという姿勢でコツコツ仕入れたい。「債券」の代わりとの認識。

配当もまずまずなので引き続き「金余りの機関投資家からの需要が強い」→割安にはなかなかならないと思っています。

 

3月の割安時に買った人はラッキーでしたね。

配当にフォーカスしていると「買い時」という踏ん切りがつくのでしょうね。

配当狙いでなくても「配当」に注目しておくことは大切と思います。

 

他には従来のETFやMSFTやVやMAがあるのですが、長くなりますので次回にします。

 

それではみなさまの投資のより充実を願って記事を〆ます。

 

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