実体と離れたミニバブルぽくて買いにくいが損をしたわけではない
2020年4月18日
週末にも関わらず堅調でした。
米国で再開への道筋を示したことが大きな買いの材料になりました。
4指数の上げ幅は大きい方から
ラッセル1229.1で4.3%、ダウ24245.5ドル705ドル上昇で3%、S&Pが2874.6の2.7%でした
つまり「安心感からの買い」と言えます。
木曜まではこの逆でした。
このところ「下げの大きかったものがリバウンド」する日と、その逆の上昇でハイテクが買われる日との差が鮮明です。
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チャートを見てみます
S&Pです
◇ついに50日線に来ました。ダウはまだです。ナスダックは突破済み。
◇出来高を伴っているいい上昇です。買う気が見て取れます。
◇RSIは57とやや「買う気」が勝っています。まだ過熱ではないです。
◇MACDはヒストグラムが減少しそうな感じですがまだ形は悪くないです。
この1年に買った人は5%ほどの含み損に縮小している。
それ以上の期間の投資家は「買いたい」と思っている人が多いでしょう。
→投資家心理は好転していますね。
需給ではこれから「利益確定」売りも出てくると思う。
「もとに戻ったら売りたい」心理があります。
50日線に戻したので、トントンになったと言えます。
これからは「利益確定」してとりあえず「市場と距離を置こう」という人も増えてくると思います。何しろ「セルインメイ」が待ってますからね。
株価分析にはチャートのテクニカル分析とファンダメンタルズ分析がある
チャートの方はわりと素直に動いている感じがします。
しかし、コロナで経済が止まっている状況で株価が上昇するのはとても「奇異な感じ」がします
そんなこともあり「2番底来るぞ」という意見が依然として根強いのだと思います。
そういえば、前回「3月の規模の大きな下落」を2番底と私は定義しましたが、どちらかというと少数派みたいですね。
少しの下落が来ても2番底と呼んでいる人も多い気がします。
しかしそれだとこれからいくつも「○番底」が来てしまうように思うんですが。
しかし○番底が何回も来てくれたほうが「買いやすく」はありますね。
実体経済から「株価を予測するのは間違いやすい」と思う
一方「実体経済が悪いのだから株価も下げて当然」という考えの方もいるようです。
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最近ユーチューブを上げている関係で他の方のも見ることが多いです。
某シニア人気ユーチューバーは「こんな状態だから下げるのが当然」と少し前から「日経平均」の売りを推奨していました。
「この難しい時期にずいぶん大胆な人がいるものだなあ」と関心もしました。
下は日経平均のヤフーファイナンスの3ヶ月日足チャートです。
非常にざっくりしたチャートですが、それに私はそんなにチャートのテクニカル分析に詳しくもないですが、これを見てチャート的に「下げる」と思える確かな根拠はないように見えます。
4月の2週目の上昇からはどちらかと言えば「上げやすい」のかな、というか「上げても何ら不思議ではないように」見えます。
25日線を下から上に突き抜けている形はいわゆる「ゴールデンクロス」です。
それをくつがえすほどの強い材料はチャートにはないように見えます。
実際株価は緩やかに上昇してきました。そのことはチャートからは自然に見えます。
NYダウについても同様におっしゃていました。
ダウのチャートはこちら
やはり4月1週目の下落のあとは「下落する要素、兆候」は見当たりません。
チャートでは「下げる」と判断するだけの材料は見当たらないので彼はファンダメンタルズで「下がる」と判断したわけです。
しかしコロナにしろ原油にしろ少しのことで「ころっと」事情が変わりますからチャート以外で上下を予測するのはできない時期に感じます。
事実原油はトランプのツイッター一発で大きく上昇しました。その時点ではまだサウジとロシアの話し合いは決着がついていなかったはずです。
また昨日の政府による道筋も、まだコロナの決着はついていないのに大きく株価は上昇しています。
つまりこれらのことで「見込みはハズレて」空売りしていた人は「損切り」をさせられるかあるいは「含み損」状態にあります。
主がこのトレードでどのくらいの損を出しているのかは動画ではわかりませんでした。
私は彼を批判しているわけではないです。
しかし今回のような「変動が大きく」また「世の中が大変で人々が精神的にも不安定な時」にはチャートにしろ、ファンダメンタルズにしろ決定的ではないと思うのです。
上記のようにトランプのツイッターの方が威力が大きいのですからね。
今の相場を動かしているのは①需給②投資家心理です。
そしてその両方とも、政治やFRBの方針、OPECの方針で大きく揺れ動いています。
そんな時にどちらかに「張る」のは素人としては逸脱していると感じるのです。
もちろん、その番組は「トレーダー対象」なので私がとやかく言うことではないですが、普通の人にはリスクが高すぎると感じます。
現物でETFなんかで買う場合はずっと保有すればいいので何の問題もないですが、先物とかレバレッジ型は指数との乖離も開くので長期の保有は向きません。
結局思った方向に行かなければ損切りするしかありません。
チャートかファンダメンタルズの2択ではチャートの方がまだ当たるように感じますが、それでもコロナの動向や政府の政策次第では簡単に流れは逆になります。
こういう時は永久に保有するのでなければ「何もしない」「動かない」のが一番確実で損をしない方法だと思いますね。
結果で言えば今までのどこかで成り行きで買っておくのが正解だった
結果論で言えば今までの2週のどこでも買いたい銘柄を成り行きででも買っておくのが正解でした。
少しでも安く買おうと考えて5%とか3%下に指値を入れたためにほとんどは買えませんでした。VとMAが買えましたが。
しかし「買えなかった」だけで実損があったわけではないです。
言い訳になりますがVIXも40以上と乱高下していたので「成り行き」で買うのにはちょっと抵抗がありますよね。
寄り付きで成り行きで買って朝起きたら5%も安くなっているとしゃくですからね。
しかし仕入れの予定がある場合には「少しの差」にはこだわらないようにしないといけませんね。
指値は入れたままです。より指値を上げるか、それともこのままで待つかは今後考えます
実は一度35ドルで少し買ったシェルが31ドルと下げてきたので原油も下げているし30ドル付近なら買っていいと思って指値を入れたのですが、34.4ドルと8.9%の大幅高でしたね。
原油とは連動しませんでした。経済再開の方がはるかにパワーが強かったのです。
まとまらない記事ですが以上です。
思ったようには行きませんが「損をしている」わけではないので良しとしましょう!
それではみなさんの投資の充実を願って記事を〆ます。
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