「しまった!買い遅れた」と思う必要はない!適正価格で買えばいいだけ
2020年4月15日水曜日 記
4指数での動きが変わった!
昨日は大幅高でした。
上昇の大きい順に
ナスダックは8515.74で4%、S&Pは2846.06で3.1%、ダウが23949.76で2.4%ラッセルが2.1%高でした。
下落の時の順番と逆になっていますね。
下落の時は大きい順にラッセル、ダウ、S&P、ナスダックでした。
リカバリーの段階では下落が大きいほうが反発幅も大きかったです。
→次の段階に進んだと思う
単に下落の穴を埋める段階から「攻め」の段階に入ったようです。
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これからは単純に業績の良いもの、将来性があるものをディスカウント率に関わらず買って行ったほうが難易度は低く成功率は高いように思います。
<現在の4指数の位置は?>
※合目は下落幅を分母とした現在の位置
4,15 | 現在値 | 安値 | 高値 | 下落率 | 上昇率 | 合目 | 最大下落 |
ダウ | 23950 | 18220 | 29568 | 19 | 31 | 50 | 38 |
ナスダック | 8515.7 | 6695 | 9838 | 13 | 27 | 58 | 32 |
S&P | 2846.1 | 2192 | 3393 | 16 | 30 | 54 | 35 |
ラッセル | 1237.3 | 963 | 1715 | 28 | 28 | 36 | 44 |
◇ラッセル以外は「半値戻し」を達成しています。
◇高値からの位置はナスダックでは13%下とほぼ通常運転です。
◇割安感は薄れました
→適正価格に思う
<現在の状態をチャートで見ると、日足です>
◇こんなに上昇した感じなのにRSIは57と過熱感は全くありません。
◇あと2%弱で50日線突破です。
◇MACDはまだ行けそうな感じ
◇出来高は減ってきています。
→つまりこの株高は買いが多いのではなくて、売りが少ないことによるものです。
1 3月の大幅下落で売りたい人はもう売っています。
2 今の状況で空売りをかけるファンドはいないでしょう。
→つまり積極的に売りたい人はいない
一方買いの需要は
1 金融機関は有り余るお金を「お金を産む資産」に投資したい。
債券、株式、金
2 個人は上昇する株価を見て「乗り遅れまい」として買いたい気持ち
つまり需給バランスでは
買い需要>売り
です。
ちなみに他の株価の2つの要素も確認しておきましょう。
1 企業業績
これは良くないですね。しかし期待値は限りなく低いので問題にされないかも知れません
2 投資家心理
これはずいぶん好転しています。2番底警戒→「2番底なさそう」に変わりつつあります。
そうなると「乗り遅れたくない心理」の方が強くなるのですね。
総合すると企業業績以外は○です。企業業績も将来への希望が見えれば○に転じるでしょう。
私達は買遅れたのか?
株価を見るとちょっと焦っちゃいますよね。
今までで見ると買いのチャンスは今週の月曜日から
FRBが大幅資金供給を打ち出したのが先週です。
だから達人や機関投資家は先週、といっても4日しかありませんでしたが、から買ったかも知れません。
先々週の金曜には買えなかったでしょうから、その差は5%ほどです。
さらに先週は「原油相場がどうなるか」がわからない状態でした。
3月の下落の一つの柱は原油相場の下落だったからです。
OPEC+やその他の国の減産が決まりましたが需要の減を埋めるには不十分と見られて現在原油はやや安くなっています。
なので買えたとしたら今週の月曜日、つまり一昨日からになります。月曜は先週の上げの反動で少し下落していますね。
とにかく逃したとしても「たったの2日」です。
「買い逃した」と思うのは間違いだと思います。
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3月23日の安値がアンカーになっているから
それなのに私達が「買い逃した」と思うのは3月の最安値がアンカー価格になっているからです。
下落する時はその前の高値が「アンカー価格」になり「もう20%も下落したから安い」と思いがちです。
上昇の時はその前の安値がアンカー価格になって「もう30%も上昇した」と思ってしまうのです。
しかし3月の安値ではプロでも買えないでしょう。現実的な価格ではありません。
その後のリバウンドで買ってもその後の下落で「ヤバい!2番底来た!」と慌てて「損切り」したことでしょう。
つまり最高にうまくやったとしても先週の4日のどれかで買っていれば「達人」と言えます。
→だから「買いそびれた」と思う感情は全くの「ムダ」「間違い」「プラスにならない」と思います。
このまま上昇を続けて最高値更新にはならないと思う
今回の株高はFRBの「非常手段」「不適格債購入」などによってもたらされたものです
健全とは言えません。
なのでこのまま順調に最高値更新にはならないでしょう。
そんなことになりそうならFRBが「やりすぎた」「サービスしすぎた」と感じて「口先介入」で抑えにかかるのは見えているからです。
なので50日線をにいてからは「利確も出て」上下しながら進む、と見ています。
「現在より下げることがあるか?」と言われれば「ありえる」と思います。
ただし
3月のような大幅下落はもう来ない
と思っています。これは以前のブログに書いたとおりです。
「大幅バーゲンセール」を待つ作戦は空振りに終わる
可能性が高いと思います。
なので買う場合は「何回にも分けて」小口に買うのが「現実的」と思っています。
手数料はそのぶんかかりますが精神的には楽です。
本来の買対象を少しずつ買い増ししようと思う
バーゲンを狙っていくつかの対象を検討しました。
SPYDも有力でしたが「銘柄入れ替え問題」を超えられずにいます。
もちろん織り込んでいる方にとっては有力なETFなのでお気になさらないでください。
歳で「ストレスに弱い」のです。
ということで買いの対象は本来のものになります。
<買対象のデータ>
予想PERのところはETFについては標準偏差シグマです
4,15 | 現在値 | 下落率 | 上昇率 | 合目 | 最大下落 | 予想PE |
VOO | 260.92 | 16 | 28 | 53 | 34 | 15.2 |
QQQ | 211.86 | 11 | 25 | 62 | 29 | 16.2 |
VGT | 234.54 | 14 | 26 | 56 | 32 | 18.1 |
JNJ | 146.03 | 5 | 31 | 80 | 28 | 15.7 |
MSFT | 173.7 | 9 | 28 | 69 | 29 | 26.3 |
NEE | 242.38 | 14 | 33 | 60 | 36 | 25.4 |
UNH | 270.5 | 12 | 39 | 68 | 36 | 15.1 |
V | 174.62 | 18 | 29 | 50 | 37 | 30.7 |
MA | 270.72 | 22 | 33 | 47 | 41 | 33.4 |
◇ETFが優先買い対象
◇JNJ、MSFT、UNHは予想PER的には割安に感じる
<QQQのチャートは>
◇すでに50日線を突破しています。
◇RSIも60とかなりの強気、ちょっと強気過ぎる気もするけれど。
◇S&Pやダウとはずいぶん違いますね。
やはり3指数はあるいはS&Pとナスダックだけは見ていないと漏れますね。
私の方針
1 分けて買う
2 結果的に、一時的に高値買いになっても気にしない。
3 一辺倒にこのまま上げるとも思わないのであせらずに行きたい。
4 とはいえこの先の下落を期待して買わないのもやはりリスクがあると思うので「上昇中のベタな買いになる」が少しずつ買っていきたい。
♣今多くの人の心理は「下げてくれれば買いやすいのに」だと思う。こういう時は「多くの人の願いに反して動く」と言われます。だから案外「下げは期待できない」と思っています。
いつもながらの自己中心的な内容になり恐縮です。ブログは自分のまとめ、日記としての意味もあります。
それではみなさまの投資の充実を願って記事を〆ます。
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趣味でやってます。なので前回のように需要が多いものではない時もあります。前回は「SPYDの銘柄入れ替えはどうなる?」でした。
耳には苦いでしょうが、だから視聴も伸びませんが「長所ばかりでなくあらゆるリスクを検討する材料」になればと思います。「嫌われ役」ですが、年寄の私が引き受けるのがいいかなと思いそういうのも上げています。
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