チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

アンカー効果に気をつけよう!買いそびれたと思ってはいけない!

2020年4月9日記述

大きな嵐はひとまず去ったようです

S&Pのチャートでは

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◇RSIが50を越えて明るさ、買う気が戻ってきました。

◇現在高値から19%下の位置にあります、ほぼ半分戻したことになります

◇50日線に近づいてきました。

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今はかなり微妙な位置にいる

現在の位置はS&Pで直近高値からー19%、直近安値の2200からは25%上にあります。

一時期は35%も高値から下落してどうなることかと思いましたが意外に早くしかも大きく戻してきました。

 

こうなると基準になる値段が直近安値に変わります。

 

人間というのは勝手なものですね。

下落の最中には「自分の含み損はどこまで増えるんだろう」とさらなる下落を心配していました。

 

順調に上がってくると今度は「買いそびれたかな?」と安く買えなかったことを後悔します。

 

現在に至るまで買い場はなかったと思う

上のS&Pのチャートを見て、いつが買い場だったでしょうか?

私はなかったと思っています。

 

先週までの上げは「リバウンド」と考えられます。

「すわ上昇軌道に戻った」と早とちりして「買出動して再度の下落で大あわてして手放す」ケースはよくあることです。

実際に先週は下げて「やはり来たか」とも思わせました。

 

どうやら「買ってもいいかな」と思えるのは今週の3日の上昇を見てからになります

 

それでも今日のもみあげさんの記事を見ると4月末に大きな下落の可能性があると書いてあります。

[B! 投資] 【米国株】4月末から2番底の可能性?ラマダンとセルインメイに注目! - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-

 

確かに現時点でのチャートでは「2番底」の可能性は少ないと思いますが「ちょっと調子よく上げすぎていて実体とカイリしています」

だから大きな調整が来ても不思議ではないです。

 

つまり「デフェンス」をなしにして攻めるわけには行きません。

 

「買いそびれた」と思うと「買わされてしまう」

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」といいますが本来は下落局面では「デフェンスで失点をしのぐ」のが第一目標です。

 

うまく失点しないで通過できたらまずそのことを喜ぶべきです。

 

しかし人間の欲は限りがないので「安い時期に仕入れられなかった」ことを後悔するのです

 

 安い時期の株価が基準=アンカーになるからです。

これはアンカー効果といって投資家心理の一つです。

 

有名なのは自分の買値がアンカーになるケースです。

 

「もっと上げる前に買わなくちゃー」と焦ると「買わされてしまう」ことになります。

 現在は下げすぎた修正がされている状態

昨日の上げは大きい方から

ラッセルの4.6%、ダウの3.44%、S&Pの3.41%、ナスダックの2.58%です。

つまり下落が大きかった順に戻しているのです。

 

戻した段階からさらに「上に行くかどうか」は今後の経済がいつ再開できるかにかかっています。

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現在の下落率はどのくらい?

 まず指数で見ると

4,9   高値 現在値 下落率
ダウ   29568 23433 20.7
ナスダック   9838 8090.9 17.8
S&P   3393 2750 19
ラッセル2000 1715 1191.7 30.5

◇実体経済の痛みを考えると適正より割高という声も多いようです。

実体経済の痛みがどのくらいなのかがまだわからないからです。

 

現時点でわかっているのは「FRBがじゃぶじゃぶ資金を供給している」ので投資資金としてだぶついているという点です。

 

これからあらゆる投資機会に流れ込むと思われます。

 

リーマンショック時はそれは原油と金でした。その後債券と不動産。

 

今回は原油は需給は最悪ですがどうなるでしょう?

とりあえず現在は上げてますね。

 

だから石油会社も上げています。

資産の一部として10%ほどを金、金鉱山、石油メジャーを仕込む予定ですが高く買うつもりはないので買い増すのは下げた場合だけですね。

 

バフェットが手放した航空会社も今週はバク上げしています。

しかし上げたと言ってもまだ低水準です。

4,9   高値 安値 現在値 高値の何倍 安値の何倍
デルタ DAL 63.44 19.1 23.23 0.37 1.22
ユナイテッド UAL 96.08 17.8 27.51 0.29 1.55
アメリカン AAL 35.24 9.09 11.33 0.32 1.25
サウスウエスト LUV 58.83 29.15 34.3 0.58 1.18
S&P   3393 2200 2750 0.81 1.25

 

下はバフェットが一部手放したデルタ航空DALのチャート

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このまま上昇すればダブルボトムの好形です。

もっともダブルボトムは2番めが下の方が理想ではありますが。

 

「PANさん」は月曜日の寄り付きで買ってらっしゃいましたね。4社とも。

ユーチューブで見ました。

まさにピンポイントの底で入ってますね。さすがというか見事です。

 

チャート的には半分戻しは「可能性」のでまだ伸びしろはありそうです。

しかしPANさんもおっしゃってましたがあんまり長く持っていると「チャプター11で倒産」の可能性も高いです。

数週間勝負でしょうか。

 

出来高が増えているのは資金が潤沢になったヘッジファンドなどのプロが買っていると思われます。いい稼ぎ時ですからね。

試して見たい方は自己責任でどうぞ。

 

私の買いまし銘柄について書く予定だったのですが長くなったので記事を改めます。

候補は全く変わっていません。

ETFがVOO、QQQ、VGT

個別がMSFT、JNJ、UNH、NEE、V、MAです。

 

 

それではみなさんの投資の充実を願って記事を〆ます。

 

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