チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

下落からの立ち上がりのアンケート結果、インデックスの最大の長所は?

先日お願いしていたアンケート結果をお知らせします。

初めに①本当は複数を選択したいという方が多かったです。その詳しい内訳を書かれた方もおおかったです。

②私がしたアンケートなのでフォロワーの意見に偏りがあるというご指摘もありました。それはあるかも知れません。一つの資料としてお使いください。

 

とりあえず結果発表です。

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いかがだったでしょうか?

あなたの予想と当たりましたか?

またあなたはどれを選びましたか?

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自分の方針が固まるのは行動につながる

「次の暴落では買うぞ」と思っていてもなかなか買えないものです。

そんな中でポイントとなるのは3つの要素です。つまり

①どんな銘柄を(対象)

②いくら、数量、金額(量)

③いつどのように買うか?(時期)

です。

今回のアンケートはそのうちの①を決めるものです。

 

それぞれについて私の考えをまとめました。

1 下げの大きい銘柄をねらう

難易度は高いですがリターンは大きいでしょう。

決まった時の満足感も大きいでしょう。

 

今回なら航空業界、金融、石油、不動産といったところでしょうか。

 

→複雑過ぎる

しかし凡人にはちょっとむずかしいと思います。

銘柄選定、買う量、時期、全てが一筋縄では行きません。

ということでここまでにします。

2 優良銘柄を狙う

私も狙っています。だからこれはよくわかります。

ほしいけど高かった株が安くなるのですから嬉しいですよね。

 

それにそんな株ならもう持ってたりして内容もかなり知っているでしょうから、初見というわけではないですね。

 

問題は近場ともっと将来の見極めですね。

理想は目先の業績が悪くて将来の復活が期待できる場合です。

1ともダブルかもしれません。

しかしたいていは人気株は下げが小幅ですね。

下は参考までに私のチェックしている銘柄などです

  高値 現在値 下落率
VOO 311.5 210.74 32.3
QQQ 237.4 170.7 28.1
AMZN 2185.9 1846.09 15.5
JNJ 154.5 119.89 22.4
MSFT 190.7 137.35 28
AAPL 327.8 229.24 30.1
GOOGL 1530.8 1068.21 30.2
V 214.1 146.83 31.4
NEE 283.3 191.75 32.3
UNH 306.7 206.59 32.6
MCD 221.9 148.49 33.1
MA 347.2 211.42 39.1

◇クレジットカードは延滞率上昇、不払い率を受けて下落が大きいです。

◇UNHはこれを機に「医療制度が改革されるかも」という不透明さがあるそうです

◇MSFTは私の本命です。落ち込みが少なそうな印象です。

 

なので不安なく買上がれる対象は私の場合は多くないです。

MSFT、JNJ,NEEくらいでしょうか。MA、Vはどのくらいの落ち込みかが想像がつきません。

 

ここにはないですがWMTは好調だそうです。

 

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3 高配当銘柄を狙う

私は現在は配当は考えないようにしているので詳しくないです。

昔は好きだったし、今でも配当自体は好きですが(笑い)難しいので距離を置いているのです。

そんな私の意見ですが

普段より難易度は増している

と思いますね。

 

その理由は次の点です

1 これは高配当株だけではなくて全てに言えますが業績の見通しが立ちません。

2 したがって利益の分前である「配当」もまたわかりません。

過去の実績通りに支払われるか、またそれが健全な形なのかは難しいです。

3 ETFではその中身に対する理解が必要

の3点です。

逆に理解ができればチャンスと言えます。

高配当で人気のSPYDは高値から44%下落して中身が分かる人には投資のチャンスです

 

逆に中身がわからない方、自信が無い方が手を出すとさらなる下落で不安になって投げ出すかもしれません。

個人次第ですね。

 

→高配当投資の方は多いので記事も多いのでよく研究して理解してから投資をオススメします。配当の高さだけで選ばないことが大切と思います。

 

私は詳しくないのでこのへんで。

4 インデックスETF

今回の下落でインデックスに対する評価は大きく分かれています。

プラスの意見は

「インデックスだから安心して保有できた」「個別株なら売っていた」

というのが多いでしょうし

 

マイナスの意見は

「足を引っ張られて思いの外下落が大きい」「立ち上がりも鈍いだろう」

だからインデックスでないほうが成績は良いだろう。

 

という正反対の意見です。

私は例によって「インデックス推し」ですが、どうぞ色眼鏡なく聴いてもらえれば嬉しいです。

 

下落でインデックスを買う最大のメリットは?

それは「失敗しないこと」だと思うんです。

大きな下落からの買いは新たな出発です。

野球やサッカーで言えば序盤です。

 

そこでは「大きく成功すること」よりも「失敗がないこと」の方が凡人にはより適していると思うのです。

 

スポーツでも序盤は基本的にディフェンスを固めて失点を防ぎますね。

 

その点VOOなどS&Pインデックスは適しています。

試合を壊す心配はありません。

 

時期を間違ったとしても、つまり買って下落しても問題はないです。

量はインデックスで確保

混乱期に量も質もタイミングもとなると複雑になり結局買いが「予定より少ない」ことになります。

ほとんどの人があとではそう思うでしょう。

 

質は切り替えで対応

初めから確信がある銘柄なら問題ないですが、様子を見たい場合はとりあえず「VOOで埋めておく」作戦が有効です。

上昇トレンドが鮮明になって企業の業績見通しがはっきりすれば優良銘柄は大きく伸びていきます。

最初から買っておけば全部取れます。

しかし途中からでも、最初の上昇は取り逃がしますが、取り入れは可能です。

 

ベストなのは5つくらいの有望株を底付近でしっかり買うことです。

しかしそれを実行できるのはごくごく一部の人と思います。

 

インデックスとの併用だとぐっとハードルは下がります。

とりあえずインデックスが全部でも何の問題もないです

実際の買いはまだまだ先になると思う

現在はコロナばかりが注目されています。

だから感染者がピークを打つと株価も急激に戻す可能性はあります。

 

その時期がいつになるかはわかりませんが、それによる反発は取り逃がしてもいいと思っています。

急に反発すると「しまった買っとけば良かった」という気持ちにはなるでしょうが。

 

急ぐ必要がないと思う理由は実体経済への影響が全く数字で出て来ていないことです。

GSとかJPMが予測を出していますが、またセントルイス連銀の総裁も予測を出していますが、まだ幅がとても大きいです。

 

そこそこ実態が見えるのは4月からの1Q決算でしょう。

この決算ではあまりのひどさに「大荒れ」になる可能性があると思っています。

たいていの会社は「悪決算で大きく売られる」展開と思います。

 

内容が良くないのはわかっているはずですがそれを実際に数字にされると失望するのは必至です。あるいは空売りの材料にされるのでしょう。

 

だからそれらの数字が出て相場が落ち着いてからでも遅くないと思うのです。

落ち着かずに下落が続く可能性もあります。

下降トレンドに入っているので下落するのは自然な流れです。

いったん個別株から離れておくのも良い方法だと思う

いったん決算を避けて個別株を手放して決算後に買い直す方法はありそうです。

♣ただし手放している間に急騰した、チンさんのせいだと言わないでね

 その間に上げたらドンマイです。

 

今日のもみあげさんの記事やユーチューブでみた「PANさん」の動画では米国での緊張感・危機感は相当なものです。日本にいる私達は「K1の試合が、オリンピックが」と危機感が米国とずれているようです。

PANさんの売却撤退はさすがの行動力だと思う!

すべてのポジションを手仕舞う予定だそうです。2月の売りも的確で素早かったですが今回もさすがの判断力、行動力で感心します。見習いたいものです。

 

動画の中でインフレにも触れておられてこれは私にも危機的に大事です。

株式だけでなく「これからの生活防衛」として基本から見直す必要を感じています。

 

とはいえ最終的にはインデックスを中心とした米国株が中心になることは同じですがそのプロセスは柔軟な対応が必要と考えています。

 

「もみあげさん」の今日のブログにもありましたが、今回の下落は①深くて②長い、たちの悪いものになる可能性があります。

 

今保有のもの、新たに買うものは10年は値が戻らないくらいの気持ちでいる必要があると感じています。また株価ももみあげさんの記事にもありましたが現時点の半分になる可能性はあります。

 

だから永久保有ができないものについては一旦処分するのも有力な手段です。

再度買う時にその銘柄を買いたいと思うとは限らないと思うからです。

 

インデックス以外はもう一度点検しようと思っています。

2月にも点検して2つ処分しましたがさらに点検です。なにしろ自分には甘いので(笑)

 

これからの「生活防衛戦略」については別に記事にします。

 

ここまで長い文をお読みいただいてありがとうございます。

 

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