今回の暴落は違う→いつもそう言われるけど+まだ悲壮感が足りない
高すぎたり安すぎたりすると「今回は違う」といわれます
「今回は違う」
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日本が株バブルで「高すぎる」と言われた時、米国のITバブルの時こう言われました。
特別な理由があって高い株価も正当化できるというわけです。
結果は御存知の通り、やはり高いものは高すぎたのです。
バブル時の日本は予想PERが70くらいもあったのです。
ITバブルはそれ以上で利益もなくてしたがってPERすらない会社が.comとついていれば買われたのです。だからドットコムバブルと言われますね。予想PERがやはり50から100の会社がごろごろしていたのです。
♣今回はMSFTのように中身がある会社でしかも将来の伸びしろがある会社がPER30台で「高い」と言われていましたからITバブルとは水準が違います。
それらと比較すると今回の米株の高値は見かけ上は確かにダウで29000を越えていましたが金利を考えると十分に説明ができるものでした。
だから高すぎたので現在調整しているという見方は当たらないと思います
あと2019年にはもう景気は減速していたのに株価だけが不自然に上昇したので下落の余地が大きいという言い方をする人もいます。
確かに米S&Pのepsの対前年度比成長率は2017年16.2%2018年20.5%2019年1.9%と大きく失速しています。
トランプ政権の減税などの効果が2017年2018年に出たのでその分通常に戻りました。
高い水準を維持できたのは十分立派だと思いますがね。
それに2019年の株価の大きな伸びはepsの成長期待ではなくFRBの緩和策にともなった「金融相場」でした。
「実力以上に買い上げられた」というのは半分当たっていますが、金利が下がれば株が上昇するのは昔からそうだったので2019年が特別ではないです。
→「米株が高すぎる水準にあった」というのは後づけの理由。
また「景気後退になる時期に来ていた」という説明もよくされますがそれは常に言われていることです。
昨年の夏も盛んに言われて株価が低迷しました。
「今回の暴落は違う」という意見
という意見もあります。
リーマンは抜け出せたけど、今回はもう対策が効かない。という説です。
つまり株価はもう高値には戻らないという意見です。
リーマンの時は多くの人が「今回はもうだめかもしれない」と思いました。
そして多数の人が絶望して株を手放したので高値から58%安という安値になりました。
「やっと出てきたか」という感じですね。
どうも今回の暴落は下落の数字の割に「悲観」が足りないな、と感じていました。
「もう資本主義は終わりだ」「世界経済は終わった」
みたいなことをいう知識人がいっぱい出てこないうちは「底打ち」はないなと思っているからです。
偉い先生たちがもっともらしい理論で「いかに今までが間違っていたか」「異常だったか」を力説して、かなりの人達が納得して同調して「株なんかのくそったれなもの」を見境なしに、損得関係なく手放さないと底を打ちません。
「絶望」が底打ちには必要です。
過去の暴落では将来を悲観して、あるいは大損で自殺者が多く出ました。
今回はまだ聴きませんね。
不謹慎ですがまだ「絶望」には至っていないのでしょう。
現在ダウが高値からー35%の水準です。S&Pは32%、ナスダックは30%です。
価格ではもうかなりの下落ですが、悲壮感ではまだまだの気がします。
→やはり今回も経済も株価も復活する!
と思いますね。少なくとも私は信じています。
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「株を持ってた」とは恥ずかしくて言えないくらいがいい
多くの人が株を手放して、株式投資から離れてその話題に触れないように努めます。
家族でも「なかったこと」になります。
そしてまだ保有している人がいると「楽して金儲けをたくらむ懲りないギャンブラー」として認定されます。
雰囲気で言えば「仮想通貨」をやっている人みたいな感じでしょうか。
株投資の中でも最下層だった私
リーマン時は多くの人が株式投資をやめました。
暴落時の社会のヒエラルキー、格付けは(脚色、偏見あり、笑)
A 株に手を出さなかった人
→先見の明がある。あぶく銭に目をくれずに仕事に集中する好感が持てる人。まともな人。常識人。
B 株を手放した人
→一旦は「楽して金儲け」を試みるも過ちに気づいて更生した人
C まだ株を持っている人
→一攫千金を夢見てギャンブルに手を出して大損をしているどうしようもない人、バカ、変態、ドジ、クズ
D 私
→それ以下
私は株持ちの中でも最下位でした。理由はその時保有していたのが「中国株」だったからです。
「中国なんてまともじゃあないよ」
「そのうち会社も国に、共産党に取り上げられて株は無価値になるよ」
「◯◯さん中国なんか信じてるの。即刻売ったほうがいいよ」
と株をしている人からさえもさんざん言われたものです。
70%以上は2007年に手放しており残していたのは「高配当株」だけでした。
「江蘇高速」などの高速道路株などの公共株だったのです。
配当が4%以上あり株価が数倍になっていたので、リーマンで下落したあとでも買値からすると10%以上の高配当の株だったのです。高配当株が手放せないのは実感しています
それにそもそも江蘇省が経営母体でトップは共産党なので「取り上げる」必要はもともとないのですがそんな感じでした。むしろわざわざ作ったのですから。
図だと
一般人>>株式投資人>私
だったのです。
今でも仮想通貨を何千マンも持っていればきっと「即刻売りでしょう」と言われるでしょうが、そんな感じですね。
もっとも仮想通貨では配当は1円もありません。
→つまり当時と比べると「バカにされ方」がまだ足りないな
と感じているんです。
どっちかというと「安いから買おうか」「始めようか」という人も結構いますからね
それはツイッターでも株式投資の人に囲まれてるせいかもしれませんね。
アンケートお願いしています
今ツイッターでアンケートをお願いしています。
内容は
今回の下落からの立ち上がりのあなたの作戦を教えて下さい。4択でお願いします。
1 下げの大きい銘柄ねらい
2 優良銘柄ねらい
3 高配当銘柄ねらい
4 インデックスETFねらい
複数お考えの方がほとんどだと思いますがツイッターでは最大が4択なのでこうしました。
残り時間が少ししか無いですが参加出来たらしてください。
ツイッターは「チンギスハン@米国株凡人投資家」@tingisuhan01です。
投票できないかたもどうぞこの機会に考えて見てください。結果は明日公表します。
予想もしていてください。
ドル高は続くか?
コメントを頂いています。
今回はリスクオフなのに円安ドル高が進んでいます。
今までリスクオフでは円高が進行していたので奇異な感じがします。
大きな動きになっています。
コメントにあるように日本からでは円高の方が投資は有利になりますね。
では「今後円高になるか?」を言われると
為替の予想は難しいのであまりしないのですが
いずれ円高になる可能性は高いと思います。今よりはですが。
その理由は
(1)原油下落で経常収支が黒字が拡大しそうだ
(2)ドル需要はだんだん収まるだろう、解約が進むから
日本株部分を売ってドルに替えるのもだんだん収まると思う。日本のコロナは比較的軽いから。
(3)日本企業の実需の円買いがある。
どのくらいの水準かはさっぱりわかりません。
だから対策としては、将来の円高も想定して
1 持ちドルがあればそれから先に消費する
2 ドルに替えるのはギリギリまで待つ。円から株を買うのもいい。
さらにドル高がどんどん進めばごめんなさいですがドル需要もずっとは続かないと思うんですね
為替と関係ないけど株価の方はコロナさえ収まれば米国の方が回復は早いと思う
これはまたにしますね。
今回は以上です。いろんな説がこれからも出てきて株式投資にはアゲンストの時期が続きます。しっかりと基本を確認して気持ちが揺るがないようにしたいですね。
それではみなさまの着実な投資の進展を願って記事を〆ます。
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