チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

景気後退・大幅下落で凡人の私が買える方法、底までの前半だけど

今買うのに問題はない

景気後退入りしても何年かすれば利益も回復すると考えている派なので現在買うことに問題はありません。

将来の適正水準については昨日検証したとおりです。

結論は、これからの業績の悪化を織り込むと現在の株価が安いとは必ずしも言えないが適正範囲と思う。

数年して業績が回復すれば現在の株価水準になる。

→これからの下落は投資を進めるチャンス

と捉えています。

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買ってさらに株価が下落したらどうするの?

という質問をいただきました。

これからのコロナの広がりや業績見通しの下方修正などにより株価がさらに下落する

可能性は十分にあります。

→だから底を確認してから買うのが一般的ですが

 

それでは投資が十分に進まない恐れがあります。

理由は私の小心者の性格です。

底を打って急上昇する株価を見ながらしっかりと買えるとはとても思いません。

したがって下落中のこれからが「量」を仕込むのにはぴったりの機会なのです。

 

売らないので株価の下落よりは「買えない」「投資が進まない」ことの方が大きいのです。また売らないので当面の下落は関係ないです。

自分にピッタリの買い方は?

自分の性格とその対策を考えました。

1 決断力がなくビビリで小心者である。

→臨機応変に対応することはできない

→前もってすべての投資を計画して機械的に実行するしかない

2 銘柄を選ぶ能力がない

適切な個別株を選ぶ能力はないです。

→S&PインデックスのVOOを買う

分野ETFや個別株は下落と底を確認してから。

3 今後の見通しが立たない

これは私の性格ではないですが予測ができません。

下はVOOの日足チャートです

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つかまえるのは大変です。画面を見ながらだと注文を入れるのがこわくなります。

したがって高値からの下落率で区切って機械的に指値を入れます。

5年ではこんな感じです

◇チャート的には52週の長期平均線より下でお買い得感はあります。

→本当はepsの下落が見込まれるので見た目ほどお買い得ではないですがね

◇長期上昇トレンドはいったん崩れているのでさらなる下落も可能性がある

◇数年の下落、低迷相場の可能性もあります。

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ということで計画を練っていました。

とにかくシンプルを目指しました。

モデルは

こんな感じ 1万ドルにしています。そこはご自由に転換してください。

  高値 現値終値 安値終値    
VOO 311ドル 247.64 226.48    
下落率% 買株価 投資額 累積額 平均買コスト 高値から
20 249.3 ドル ドル ドル  
22.5 241 10000 10000 243.9 0.784
25 233.3 10000 20000 238.1 0.766
27.5 225.5 10000 30000 234.4 0.754
30 217.7 10000 40000 229.9 0.739
32.5 209.9 10000 50000 225.2 0.724
35 202.2 10000 60000 221.4 0.712
37.5 194.4 10000 70000 217.4 0.699
40 186.6 10000 80000 212.8 0.684
42.5 178.8 10000 90000 208.3 0.67
45 171.1 10000 100000 204.1 0.656
47.5 163.3 10000 110000 199.6 0.642
50 155.5 10000 120000 195.1 0.627
52.5 147.7 10000 130000 190.3 0.612
55 140 10000 140000 185.7 0.597
57.5 132.2 10000 150000 180.7 0.581
60 124.4 10000 160000 175.8 0.565
62.5 116.6 10000 170000 170.7 0.549
65 108.9 10000 180000 165.4 0.532
67.5 101.1 10000 190000 160.1 0.515
70 93.3 10000 200000 154.6 0.497

◇計画を作るに当たりユーチューブで見ている「兼業投資家PANさん」の方式を参考にさせてもらいました。自分も同じように考えていましたが70%安までは想定してませんでした。甘いですね。この買い方を「PAN方式」と自分の中では名付けました。

panさんは利益確定される方式ですが共感できる点が多いし、何よりシリコンバレーにお住まいでIT企業にお勤めなのでハイテクなんかの事情にとてつもなく詳しいです。

ハイテク投資の方は視聴おすすめです。

感謝です。氏は2018年の秋の下落相場ですでに実行されていたのを動画で見て知っていました。

panさんは初め10%刻みにされていました。

それでは「ちょっと大きすぎるなあ」と思っていたら最近の動画では5%を推奨されていました。

私は小心者ですのでさらに細かく2.5%刻みで行きたいと思います。

 

panさんはもう10%と20%の買いはされたそうです。さすがに行動力がある!

私はまだ計画段階です。VOO以外で一部は買いましたが。

 

<表の見方>

高値を311ドルとしてそれからの下落率で買います。

すでにー20%は越えているので省きました。

最後は平均買コストの高値からの位置です。

<メリット>

1 確実に買えること。

初めにすべての指値をしておく。panさんが-70%まで表にされていたので計算しましたが私は-50%以内とみているのでそこまでの指値になります。

2 値動きが気にならない

値段を見て買うのではないので株価は気になりません。

3 投資が着実に進む

自動的に買えます。

4 配当もある

VOOなら配当も少しあります。税込み2.05%ほどです。私は配当を目的とした投資はしていませんが(要素が一つ増えるので)付録でもらえるのはやはりうれしいです。

<デメリット>

1 下落中は含み損を抱える

上記の表で時価と平均買コストの最後の値との差が含み損になります。

見なければ、あるいは気にしなければ関係ないです。

2 下落の前半分しかカバーしない

底からの立ち上がりはこの方法ではカバーしていません。

底を打ってからは資金に余裕があれば、QQQ、VGTあるいは個別の買いを進めたいと思います

<迷った点、難しい点>

1 量を一定にするか増やすか

底に近づくに連れて量を増やしていくほうが計算上は効率が少しいいです。

panさんは底付近では増やすとされてましたね。

2 対象を一つでいくかQQQも入れるか?

実はこれはまだ結論が出ていません。VOOは決定ですが一つでいくのか2つあるいはVGTを加えて3つでいくのかです。1つの利点はとにかくシンプルになること。

→QQQ、VGTは底からの立ち上がりで買う方法もある。

3 出口戦略

売ることはしないのでその点は問題ないのですが、私の年齢もありカブにも乗るので「もし私が亡くなったらどうする?」の出口戦略を考えないといけません。

VOOならそのまま株で妻に相続が自然に思います。利益が出ていれば税は発生するでしょうが。含み損の場合はどうなるのだろう?調べてもよくわかりません。

まあ最悪売れば問題ないですね。

→どうなってもVOOなら保有がOKです。

4 金額

どこまで下げるかが現時点では全くわからないのでこの方法での投資金額の総額もわかりません。だから一回の投資金額も迷いますね。

浅かった場合は予定額の残りは立ち上がりで投資する必要があります。

→この問題は後回し。

イメージとしては半分くらいをこの方式で投資できればいいなと思っている。

わかりませんがね。

 

まだ実行してもいないのに出しましたが同じように計画されている方も多いでしょうから参考までに出しました。

 

それでは皆様の投資が順調に進むことを願って記事を〆ます。

 

ユーチューブのご案内

https://www.youtube.com/channel/UCwkX4TPq0Iwrzbi6UhU0riw/

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