下落での売りは本能なのでミスではない!避難する方法と永久投資の比較
米国株大暴騰、史上最大の1985ドルの上げ幅!
①米政府の非常事態宣言、500億ドルの緊急手当、石油の備蓄の買い支え②FEDの資金供給などを好感して前日の下げをほぼ取り戻しました。
チャートを見てみるとダウです。
今週は月曜↓瀑下げ、火曜↑バク上げ、水曜↓瀑下げ、木曜↓瀑下げ、金曜↑バク上げ
と毎日入れ替わる激しい展開でした。
トータルとしては1500ドルほどの下げになっています。
昨日は長い下ヒゲ付きの陽線で形がいいです。このまま反転してもおかしくないです。
とはいえ、企業業績は確実にダメージがあるので
「買遅れた」とか思う必要はないです。
心理的に悲観して売られすぎた分をこれから戻すのでしょう。
さてこの一週間は乱高下しましたが昔から「素人は乱戦に弱い」とされてきました。
その理由と対策を考えたいと思います。
対策と言ってもがっかりされるといけないので初めに言っときますが私の対策は永久投資で乱高下中は「動かない」です。計画的な買い以外はということですが。
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下落で売るのは本能なので仕方がない、あなたのミスではない
今回の暴落でいくつかのコメントを頂きました。その中には
「下落に耐えられずに売ってしまった、情けない」というのもいくつかありました。
しかし下落で売るのは本能なので当然の行為だと思っています。
人間なら同じ行動をとるのでご自分を責める必要はないです。
防衛本能がある
株価が急落すると「資産がなくなってしまう」という感覚におそわれます。
だからチャートを見ているとその防衛行動として「売り」を選択するのですね。
あとから考えると「なんてオレはばかなことをしたんだ」と後悔します。
もし「売らずに永久保有」の方針を立てておられたのなら確かに問題です。
しかし特に方針が決まっていなかったのなら、その場面に遭遇すればだれでも同じ行動をするでしょうから自分を責める必要はないです。
→売らない永久保有戦略は有効
売りで数々の失敗をしてきた私は最終的にこの方針に決めています。
これで「売りの誘惑と失敗」から逃れることが出来ているからです。
しかし売りをすべて「悪」と思ってはいないです。
「売買で利益は得ない」という方針なだけです。
だから永久保有に確証が持てない銘柄は損得に関わらず売って処分しています。
みなさまでも今回の件で「売り」で失敗したと思われたら「売らない永久保有」作戦をオススメします。
全部でなくていいですよ。「永久保有」を決めた銘柄だけでOKです。
一気に転換は難しいですからね。
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下落前に市場から避難する方法は有力だと思うがどうか?
大幅下落の前に市場から退避できれば被害に合わなくてすみます。
この方法は永久保有より効率がいいように思えます。
機動力があり実行できる方はこちらも選択肢です。
そのことについての3月1日の記事はこちら
市場から退避する作戦と永久保有を比べると次のようになります
1 難易度は
永久保有が楽。退避作戦は行動力が必要です。
ⅰ 下落が始まるタイミングは割とわかりやすい
S&Pではこちら
◇ 上記だと200日線を割った3000くらいが売りタイミングになります。
高値から10%安いくらいの水準です。
だから高値から10%安に逆指値を置いておけば自動的に切ることは可能です。
◇再び買うポイントはどこだろう
その後の反発で200日線を越えていますが出来高が減っているので本物とは言えません。
だから現金で持っているはずですね。買いは今後のどこかになります。
現金化は効率がよい
今後どう動くかわかりませんが、売った価格よりは安く買えそうですから一旦売る戦略は効率はよさそうです。
危機を避ける目的ならまだ現金で持つだろう
チャートはいい形とはいえ来週の月曜が買出動のタイミングかどうかはわかりません。
この手法をとっている方の意見が聴きたいものですね。
米国株でこの作戦を取っている方って少ない気がします。
「どにゃるど」さんは名手ですがちょっとレベルが高すぎてついていける気はしません
ユーチューブで見るシリコンバレー在住の「PAN」さんは近いかも知れません。今回も-10%で現金化されてましたね。
他にご存知の方は、あるいは「自分がそうだ」という方は教えて下さい
高配当株戦略の方はこの方法と相性が良さそうに感じるけどあまり売買している方は見かけませんね。むしろ高成長株投資派に多い感じ。どうしてだろう?
マークミネルヴィニの戦略に学ぶ
米国の方では全米トレードチャンピオンに何回もなり本も出しているマークさんが参考になります。
本は「成長株投資法」2800円、と「株式トレード、基礎と原則」4180円
ツイッターは@markminervini、ブログもあります。
<参考になった点>
私は売らない方針なのでそこは違いますが学んだ点は多いです。
要約を書きますと
1 魅力ある成長する株はPERが高いこと
割安の低PERの銘柄が好みだった私には新鮮でした。
オニールさんも同じことを言っていますが、マークさんはより実践的。
→高値でもこわがらずに買ってできるだけ長く保有して企業の成長を取り込め。
買う株価については
「安値を探さずに適正な価格で買え」と言っています。
底値で買う目標を戒めている。
2 ロングですべてを稼ぐ
トレードの名手でありながら相場の変動で利益を上げることは求めていない点
これはツイッターで知りました。
その理由について彼は
「ロングでは必ずうまく行くのにショートをやる理由がない」
つまり企業の成長でしか稼がないということですね。
今回のような乱高下では「現金化して避難、何もしないこと」「買いには早すぎること」をツイートしています。
→手法はちょっと違うけど会社の成長が利益の源という点は共通しています。
3 今回のコロナショックについて「甘く見るな」と警告
2月28日のツイートで「会員のみんなはすべて現金化したはずですね」
「今回のコロナ問題を軽く見てはいけません。すべての大幅下落は最初は容易に見えるものだ」と警告しています。
♣私の要約しかも自動翻訳なので原文を見てくださいね。
マークさんの手法はすべてをシンプル化して
「暴落時だけ市場から離れる」方法ですね。
私がこの方法を採用しない理由
私は下落時も売らずに市場にとどまる方法です。
1 売買の回数が増える
売って買い戻すという2回が確実に増えます。
簡単な人には簡単なのでしょうが私にうまくできる保証はありません。
→私は設定していないが売買する人は高値から10%の逆指値は使えるアイテムと思う
楽天証券さんにも採用お願いします。
2 含み益が消える
一旦売るとチャラになって一からの出直しになります。
今回の場合だと10%か20%安く買えて株数が増える可能性はありますが常に一からというのはやはり「達人」でないと負担が大きい気がします。
3 投資が進まない
一旦崩すのでその分投資が減ります。まだ目標には遠いので一旦バックするのはたとえ効率が多少良くなってもデメリットにも感じます。
4 売る必要がない
マークさんのショートじゃあないけど、長期保有で利益を得るには売る必然性はないです。もし買い損なうとその方のマイナスが大きいです。
買ってずっと保有は長期では「必ず成功が約束されている」方法です。
わざわざ複雑な行動を取る必要はないと考えています。
→よりシンプルに行きたい
以上2つの方法のメリット・デメリットを比較してみました。
同じ永久保有の仲間が増えるのは嬉しいけどどうぞ自分に合う方を選択してくださいね
以上です。それではみなさんの投資が進むことを願って記事を〆ます。
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今の所毎日あげています。登録者も2070人になりました。ご意見もください。
https://www.youtube.com/channel/UCwkX4TPq0Iwrzbi6UhU0riw/
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