チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【米国株大暴落】わからない点ではリーマンと共通!ETF中心に投資予定!

ダウ2352ドルの大暴落!サーキットブレーカー発動!

リーマンショックと同じ点は「わからない」こと

リーマンでは「サブプライム債券」の中身が組成した投資銀行以外、購入したプロでもわかりませんでした。だから債券の格付けはあるものの一気に「信用」がなくなったのです。

それを大量に保有していた金融機関の信用不安につながり大混乱になりました。

金融機関の株はシティなんか1ドルになりましたからね。

 

今回わからないのは「コロナの広がり」とそれに伴う経済活動、あっさり言えば企業の儲けです。

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コロナの方は時期はともかくいつかは収まると見ています。先進国に限ればの話ですが

 

それにともなう経済活動への影響は全く未知数です

人やモノの移動が減るので経済活動が萎縮するのは明らかです。

私の住む地方都市でも、感染者は出ていないけど街はひっそりしていますからね。

 

昨日カブツーリング行きました。バイクの集まる喫茶店に行ったらいっぱい来てました

バイクは関係ないようです。単独行動の利点ですね。

 

ともかく、影響は大きくかつ偏ると見ています。

だから4月の決算で予想より大きな下方修正をする会社は大きく売られると思います。今でも売られていますが、さらに大きくという意味です。

 

これはフタを開けてみなければ正確にはわかりませんが、影響が大きいと予想される会社への投資は避けたいですね。

 

ハイテクだと広告収入のグーグルやフェイスブックはMSFTやアドビよりも景気後退の影響が大きいと思われます。

 

投資はインデックス・ETFをメインに考えている

影響の濃淡がわからないので、そして決算を気にするのも嫌なのでとりあえずインデックス中心に買っておこうと思っています。

あとで置き換えてもいいですしね。

ずーとあとになればわかるでしょうから。予想をつけて動くと外れた時が動揺します

会社の業態を隅々まで知っているわけではないですから。

 

だから本命は鉄板のS&Pになります。あとはQQQとVGTですね。

 

高配当型もいいのですが今回の下落をみるとSPYDなんか下落幅が大きいです。

高値からの下落率でみるとS&Pが26.9%なのに対してVYMが28.1%、SPYDは36.1%と高くなっています。(3,13現在)

 

配当がいいのは魅力ですがちょっと様子を見たいですね。

混乱期とその回復期はなんと言っても信用とワイドモートのある大企業が有利です

ラッセル2000の下落率は34.5%とS&Pより7.5%も下落が大きいです。

立ち上がりではさらに差がつくことでしょう。

 

構成企業がこぶりな企業が入っている可能性はありますね。

大企業の集まりであるダウの下落も28.3%とS&Pより大きいので会社の大きさだけではないでしょうが。

もっともダウではボーイング一社で水曜の1464ポイントの下落中283ポイント寄与したそうですからダウの他の企業は弱くないのでしょう。

 

ちなみに現在の高値からの下落率はインデックスと分野では

  3,13 下落率
  ダウ 28.3
  ナスダック 26.8
  S&P 26.9
  ラッセル2000 34.5
S&P VOO 27.3
ナスダック100 QQQ 25.3
情報技術 VGT 27.7
公益 VPU 24.3
ヘルスケア VHT 20.5
高配当 VYM 28.1
高配当 SPYD 36.1

◇3指数はほぼ同じ、ラッセル2000の下げが大きい

◇ヘルスケアはサンダースさんの影響で上値が抑えられていた影響が強い

◇ここに来て公益の下げも大きい。選別なしに感情的に売られている証だ。

昨日はNEEネクストらエナジーもー13%の大幅下落。

 

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トランプ誕生時と比べると23%のディスカウント

S&Pの5年チャートです。

現在2480です。

トランプ誕生時の2016年11月が2250くらい。

2017年から2019年の3年間のepsの上昇は合計43%

そうすると現在の計算価値は

2250X1.43=3217になります。

 

ディスカウント率は

2480÷3217=77%です。

23%のディスカウントです。

昨日よりも進みましたね。

しかし割と高値からの下落率と似ていますね。

 

これには金利は加味していません。金利を加味すると30%以上のディスカウントです。

 

これからわからないことが多く、企業の業績の落ち込みも今年は強烈でしょうからまだディスカウントされる可能性もありますね。

おそらく今年のEPSの伸びはー23%では済まないでしょうから。

 

リーマンショックの2008年のー77.5%よりは小さいでしょうがコロナの広がりによってはS&P500で-50%近い下落もあるかも知れません。

そうすると短期的にはそのマイナス率を市場は意識しますね。

 

回復には時間がかかるかも知れないが買タイミングと思う

epsの今年、あるいは来年の見通しは全くわかりません。

しかしコロナが収束すれば回復に向かうことは確かです。

 

問題はどこが「心理的弱気のピークが」つまり「株価の底はどこか?」ですが

これはわかりません。

 

しかし悪影響がずっと永遠には続かないことを考えると、買い場と考えています。

 

底がわからないなら安値付近で買うのは有効な方法です。

もうS&PもQQQも高値から25%の安値は突破しました。

 

あとになれば最安ではないですが「安い方」にはなるでしょう。

 

今日プレマーケットを見ながら指値を入れようと思います。

 

初めから入れとかないのはそれ以下で始まると悔しいからです。

かといってうんと下に入れるのも現実的ではないですし。

 

個別株は決算で揺さぶられてもいい覚悟で!

永久保有かつ4月の決算でガイダンス大幅下方修正→大幅下落を覚悟しての投資になります。

私の現在の候補では下落率の大きい順に

  現在値 高値 下落率
MA 241.5 347.2 30.4
MSFT 139.06 190.7 27.1
NEE 208.89 283.3 26.3
V 160.08 214.1 25.2
JNJ 125.41 154.5 18.8
UNH 250.41 306.7 18.4

◇下落率が低いUNH、JNJは安心感がある。

不況の影響が少ないです。

同じく電力のNEEも燃料安は追い風です。

◇V、MAは消費減の影響は大きいと思う。

どのくらいの下方修正かは未知数→ガイダンスで売られる可能性はある。

◇MSFTも景気減速の影響はあるが比較的軽微と思う。→ただし素人の判断です。詳しい方は教えて下さい。

 

→わからないことが多いのでETFを優先ですね。

♡実際にはS&Pは混成軍なのでうまく個別株を選べばS&Pより有利な会社は選べる可能性は高いですね。

私は考えてませんが。

 

とりあえずそんなところです。

リーマンの時には一人ぼっちでいろんな情報を読み漁りましたが有益な情報は少なかったです。逆に不安を煽るものが多かったですね。

プロが書くとそうなりやすいのでしょう。インパクトがないと売れませんものね。

今回はこのブログ村などは優秀なブログが多いので助かります。

 

一緒に支え合って不安感を吹き飛ばして、しっかり納得が行く量を仕込みたいですね。

私はリーマン時は仕込みが小さくて悔しい思いをしたので今回はそういうことが無いようにがんばります!

 

それではみなさまの投資の進展を願って記事を〆ます。

 

追伸 以前の記事で「売るなら早いほうがいい、まだ9合目」と書きました。さらに昨日まだ8合目と言いましたが、ここまで下げると銘柄によりますが「保有」の方が後での後悔は少ないと感じます。

 

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気楽にやってます。どうぞ御覧ください。

 

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