チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【緊急投稿】【本格下落突入】素人凡人投資家がやってはいけない2つのこと

日経平均2万円割れ、ダウ先物1256ドル安、原油28%安!

日経平均は5.07%安と2万円をあっさり割り込み、ドル円は102.1円と2.4円の円高でした。

さらにNYダウ先物は24534ドルと4.87%安の1256ドル安です。

原油に至っては29.75ドルと11.51ドル下落して28%の大幅下落となっています。

 

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原油はロシア、サウジ以外は原価割れでしょう。

ロシアのOPEC+からの離脱が一番悪い時に炸裂しました。

ロシアはシェアの確保を望んだということですが、強気ならサウジのモハンメド皇太子も負けてはいません。早速増産を表明して原油相場の底が抜けました。

 

2016年2月にもサウジショックがありましたが、今回はなんと名付ければいいのでしょう。

コロナショックで各国が協力しなければならない時に離脱ですからロシアは経済の混乱を望んでいるかにみえます。

「我慢比べなら負けないぞ!」ということでしょうか?

 

本格下落の火蓋が切って落とされた!

ドル円も一日に2円動くなんて異常です。しかも数分の出来事でしたね。

昨日FXでの円高へのヘッジを書きましたが(SPXSの記事とともにその後引っ込め中)その暇もありませんでしたね。

 

米長期金利も0.5%ともう一気の展開です。

 

一昨日下落の3合目という記事を書きましたが2日のうちに4合目には来ましたね。

 

今夜の米国市場では大幅下落は必至でしょう。

 

素人凡人として混乱期に気をつけたいことを書きます。

(この素人凡人は、素人で凡人の人という意味です。素人でも達人の方は入りません)

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NGの行動1 売るのは後悔しやすい

私も過去のミスというか後悔は売りの場合が多いです。

(1)急落で売るのは心理的な意味が大きい!

急落すると「さらに下がりそうだ」という気持ちに支配されます。

これはある意味防衛本能なので仕方ないです。

 

しかし売る理由が「株価の先行き不安」にあるならとりあえず行動しないほうがいいです

中身を入れ替えるのならそうとも言えませんがそれなら混乱の最中を選ぶ理由はないです

 

→長期投資・永久投資なら「売る必要はない!」

対象が正しければ必ず復帰するからです。

たとえ現在急落中の石油関連でもずっとこのまま原油相場が低迷するわけではないです

下は過去5年の原油価格(楽天証券)

月日はかかるでしょうが回復しますから今売る必要はないです。

 

◇売ること自体に反対しているのではないです。

現在S&Pで高値から12.4%安ですから今晩4%安くなってもまだ高値から17%安い水準です。つまり83%の地点ですから依然として高値付近と言えます。8.3合目ですからね。

♣私の以前の記事で

を書きました。5日前の記事です。これは売りを奨励したものではないです。

ただ、持つ気持ちがはっきりと固まっていないのなら「売る選択はあるよ」「そして値段はまだ90%で高値にあるよ」という意味でした。

 

「下落が始まってから言うことがぶれている」という意見もいただきました。私としては永久投資の方針は全くぶれているとは思っていないです。

私が方針を変えて売るのではないですし売りを推奨したのでもないです。

上記の記事でご判断ください。そしてご意見もお待ちしています。

 

NGの行動2 安いと飛びつくのは危険

上記に書いたように今晩の下落でもまだ高値から83%の地点です。

最高値からみると17%の下落ですが、これで下げどめが保証されているわけではないです。

心理的に20%下げた時に一番買いたくなる!

20%安で「安い」と思うのが平均的なようです。

だから長期的な買いの計画の一環なら問題ないですが、買う理由が「安い」ならさらに安くなった時に後悔します。

 

指標としては割安感が出ていますが肝心のepsが向こう1,2年は全く予想がつかないので下げ止まるとはわからないです。

 

→高値から-20%で買う計画なら問題ないが安さに釣られて買うと後悔するかもしれない。

 

→長期保有の方針ならとりあえず「売りはしない」です。

買いについては計画があれば実行、なければ「動かない」で問題ないと思います。

ただしあくまで凡人の私の意見ですよ。

 

「チンさんが言うから行動しなかったら上がっちゃったじゃないか」なんて言わないでくださいね。

あくまで自分の方針で動いてください。

 

おまけとして全く原因は違いますがリーマン・ショック時のチャートを見てみます。

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2008年7月から2011年3月までです。

最高値は14000ですから9月末に大きく下げ始めた地点が11500で高値から18%安の地点です。

それから急落していったん下げ止まった8400は高値から40%安の地点。

最下点は高値から50%以上安くなり太平洋の海溝のような形をしてますね、それまで買い進んだ人は「キモを冷やしたことでしょう」

底値付近での買いは度胸と方針を試されそうです。

 

詳しい買い行動についてはまたにします。

私はとりあえずQQQの20%安の190ドルに指値を入れています。様子見で少しですが。

 

それではみなさんが乱高下に心を強く立ち向かわれることを願って記事を〆ます。

 

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