【コロナショック】次のフェーズに入った!債券に続き安全通貨円への避難始まる
債券は高値更新中→債券に資金が集まる
長期金利が過去最低水準の1.103%に低下して債券が高値更新中です。
下はAGGと並んで代表的な総合債券ETFのBNDのチャート
2月に入って2%の上昇で高値を更新中です。RSIは82と株式の低さとは逆の状態
年間配当は2.67%ですから手取りでも2%ほどで十分な気がします。
今後しばらくは低金利が続くと考えるとよい選択です。デューデリ期間は6.3年標準偏差は3.1
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「低金利が続くに決まっている!」と断言できる方は米国債と確実で期間も18年ほどの長期国債ETFのVGLTもあります。
年間配当は2.3%です、標準偏差は11.1もあるので上下動は覚悟する必要があります。
円高が進む
コロナは東アジアが中心と見られていたのでその地域の通貨である日本円は買われにくかったです。しかし全世界への拡大が確実視されるようになり円高が進んで来ました
現在108.06円まで進んでいます。月曜に日本株の下落は確実ですね。
現在の上昇相場の起点となった昨年10月の水準に戻っただけですけど。
<今後の円高の要因>
◯日米の金利差縮小
◯キャリー・トレード手仕舞い
◯安全通貨への逃避
◯不景気の進行
これらはまだ途中なのでさらに円高が続く可能性は高いです。
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いつもの大幅下落時のパターンをたどっている
第Ⅰ段階 事件問題化、マイナス材料の会社が売られる
↓
第Ⅱ段階 大きく上昇してきた株が換金で売られる、債券上昇
↓
第Ⅲ段階 業種、会社に関係なく売られる。現金化、市場離脱、債券へ逃避
安全通貨への逃避←今ここ
問題点と対策は?
1 コロナの今後がわからないこと
対策 自分で勝手に決めて動かないこと
2 米企業の業績見通しが不明なこと
対策 今年よりも大きく減りそうな会社、業種、赤字になりそうな業種は避ける
逆に影響の少ない公益などは有力と思っている、今は全部売られているが
3 円高が進んでいる
さらに進行も考えられる。今の水準でいいなら一部分をドルに替えておく→MMFに
4 どこまで下がるかがわからない、買い場がわからない
対策 私もわかりませんが、自分で勝手に決めて行動すると後悔しやすいので買うなら「更に下げても大丈夫」「売ることは決してしない」と決めて買うのが後悔がないと思います。
当面ナスダック優位は変わらないと思う
チャートを確認します。まずS&P500
長い下ヒゲ付きで悪くない形
金曜にもかかわらず下げ渋りました。
0.82%の下落です。
長い下ヒゲを付けて戻して終わる展開でした。
セリクラとは言えませんが(あるいはそうかも知れないが)出来高も増えて終わりました
♣セリクラ・・・セリング・クライマックスのこと。悲観が最高潮に達して多くの場合は底になる。出来高が大きいこと、下げ幅、値動きが大きいことが特徴。
昨日は下げ幅も出来高も不十分でセリクラとは言えない感じです。
高値から14%下の水準です。昨年の10月の上昇の起点に戻りました。RSIは19と20を割る過去に見ない売られ過ぎの水準
ナスダック
◇昨日はわずかながらも上昇して終了。RSIは25と空前の低さながらもS&Pより高く相対的には強いと感じる。
◇長い陽線で一旦200日線を割り込むも上げて200日線の上で終了。
◇まだ昨年の起点よりは高い水準にいる
◇高値からの下落率は-14%とS&Pと同じ率、標準偏差がナスダックの方が高いことを考えればむしろ下落幅は小さい
→ナスダックの比較優位は続いている
大手ハイテクはおおむねプラスで終了
昨日はMSFTの2.42%高をはじめ、MAの1.38%V、0.98%GOOGL1.85%とプラスで終えた
アップルはー0.058%だったがやはり製品の比重が多いせいか?
MSFTは前日-7%と売られすぎた反動もあるが業績見通しの下方修正の原因がサプライチェーンの遅れなので納得がいく理由だったと思う。
むしろコロナの影響はもっとも軽微なグループに属すると思う。
買いまし候補に変わりはない。
最後に一番深刻なダウをみます
長い下ヒゲで悪くない形。
昨日1.39%の下落でした。
◇RSIは17.2とさらに下値を更新しました。
◇高値からの下落率は16%と3指数の中でももっとも大きい。
◇200日線のかなり下方にあり昨年の起点を大きく割り込んでいる。
→選りすぐりの優良30社だがそれでも簡単ではない。
ラッセル2000
下はラッセル2000のETFのIWMのチャート
◇高値からの下落率は16%でダウと同じ
4指数のまとめ
1 現在の強さ関係は
ナスダック>S&P500>ダウ>ラッセル2000
は変わらないと思う
2 今後の位置関係もやはり同じように動くと思っている
理由はコロナの影響の受けにくいのはハイテク大手だと思うからだ。
その他では公益、
公益は今の所一緒になって売られている。今後業績の質を見るようになれば比較優位だと見ている。ETFのVPUの記事も書きます。
フェアじゃあないので情報技術100%のETFのVGTのチャートも上げときますね。
◇昨日は0.88%の上昇
◇RSIは28.9と低いながらもS&Pやナスダックより高い
◇高値からの下落率は21%と一番高い
◇昨年の起点よりはまだかなり高い位置にいる。200日線よりも高い。
最後の最後に公益のVPUのチャートは
◇高値からの下落率は14.3%とS&Pと同じ
ムードは悪いとはいえ、高値の是正は着実に進んでいます。
まだまだ荒い展開が続くでしょうが「自分の方針を確認する」ことをこの週末にしたいと思います。
それではみなさんの揺るぎない投資を願って記事を〆ます。
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なぜか「ユーチューブの方がブログよりわかりやすい」とのコメントも多くいただきます。ブログがヘタってことですね。ながら聴きでもご利用ください。
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