チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

チャート的にはナスダックが強い

予想に反して大幅続落、下落順はダウ>S&P>ナスダック

過去7回では3%を越える大幅下落の翌日は平均1.7%を越える反発があったそうです。

下落は1回しかなかったそうですが、今回は大幅下落でした。

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下落の大きい方からダウが3.15%、S&Pが3.03%、ナスダックが2.77%でした。

月曜も加えるとダウが6.71%、S&Pが6.38%、ナスダックが6.48%です。

通例上昇が大きかった方が下落も大きいはずです。実際にシグマも大きいです。

しかし今回は少し違うようです。

 

ちなみにナスダック100のQQQは3.86%+2.72%=6.58%

情報技術100%のVGTは4.09%+3.18%=7.27%です

他の指数と比べて下落幅が大きくないと思いません?

 

S&Pは昨年秋の起点から5%高い水準、ナスダックは10%の余裕

チャートを見ると

S&Pは

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50日線を割り込んでいましたが反発できずにさらに下落して年初の水準は割り込んでいます。昨年秋からの上昇の起点をめざしています。あと5%ほどの余裕があります。

RSIは28と見たこともないような低い数字なのである程度の反発は必至ですが、それで収まるかはわかりません。

 

ダウは買わないので省略してナスダック100のQQQを見ますね

ナスダック100にはナスダックのうち金融は入っていません。ハイテク中心です

ナスダック総合指数とそんなに差はありませんが少し今まではリターンは良かったです

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◇RSIは34と低いですがS&Pより高いです。

◇50日線を割り込みましたがまだ50日線に近い状態です。

◇年初の価格に戻りました。

◇昨年秋の起点までにはまだ10%ほどの余裕があります。

 

ここまでみるとチャート的には

ナスダックがS&Pより強い

と思います。

長期金利は1.33%と下落して利下げ1回を織り込んだ

現在のFF金利は1.5%から1.75%ですから、10年債が1.33%というのはすでに3月の利下げは織り込み済みになりました。

 

FRBは昨年の秋に予防の利下げと量的緩和を月額6000億ドル行うとしました。

つまりFRBは2019年4Qには米経済がピークアウトする可能性が高いと見ていたわけです。

6月以降の量的緩和は続く

量的緩和の期限は今年の6月ですが、米経済がピークアウトしそうなのでその後も続けられるでしょう。

FRBの手持ちの余裕は多くない

「FRBの持ち玉は少ない」と言われますが、利下げがこの3月を入れてあと6回、それと量的緩和になります。

 

とはいえ世界の中でこれだけの持ち玉があるのは米国だけなので、今回の景気後退も米国が一番影響が小さくかつ立ち上がりが早い可能性が大きいです。

 

震源地のアジアは長引きそうです。

特に中国は持つかどうかが心配なレベルと思います

♧閉ざされた社会では「もっとも強気な指導者」が支持を集め権力闘争を勝ち抜き権力を独占してきた歴史があります。しかし強気一辺倒なので変化には弱いです。

 

中国との結びつきが強いドイツを中心に欧州も大変です。

 

消去法でみても株式投資の対象は米国が最有力です。

 

FRBが手持ちの玉で景気を持続させられるか?

金融緩和は相当織り込んでしまっているので、金利下げも量的緩和継続も新鮮味はありません。

だとすると将来に対する不透明感が勝るので「株価を悲観する人」が増えるので株価がさらに下落しても不思議ではないです。

 

さらに米企業では2019年4Qでは業績に大きな差が出ていましたね。中小企業のepsは対前年度で減少に転じていました。

 

今後業績が良くない業界、企業を中心に下落が大きいと思っています。

 

長期金利の低下で金融は苦しいですね。

またコロナが拡大して人やモノの流通が停滞すると小売や航空会社は外食はダメージを受けます。

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消去法で公益、大手ハイテクが強いと思っている

epsが悪化しやすいのは固定経費がかかりマージンが少ない業界です。

小売とか製造とかサービスとかです。

 

 

景気後退の影響が少ない公共,大手ハイテクを優先的に仕込もうと思う

公共はわかったけど「大手ハイテクは危ないんじゃあないの?」

と言われそうです。

確かに標準偏差は大きいので変動幅は受け入れないといけないです。

 

しかしコロナで世界経済がシュリンクする中で比較的epsの落ち込みが少ないです。

チャートでも強さが裏付けられています。

 

その昔先輩から教わりました。

「暴落時はリバウンド狙いで下落幅が大きい株を買おうとする人が多いけど、損をしたくないならそれはやめたほうがいいよ」

「同じ業界でなら下落が小さい株を買うんだ」

「みんなが手放したがっていないことの証拠だからね」

「そういう株は立ち上がりが早いんだ」

 

と逆ばりをねらう私を戒めてくれました。

 

今回に当てはめると

大企業>中小企業

ナスダック>S&P

と思うのです。これは私の勝手な見方ですよ。

S&Pが一番優秀な分散が効いたインデックスだとは十分わかっています。

 

しかしここ当分はQQQやVGT、そして公共のVPUやNEEを買うのはいいかなと思っているんです。VOOも買いますよ。

あとMSFTやVやMA、UNHの買いましもそれなりにしますけどね。

UNHはサンダース好調でこの2日で13%も下落して買いましできないでいます。

 

サンダースだとアメリカそのものの経済がすっかり変わりそうです。

共産主義みたいに理想が先行してうまく行かないと思いますがね。

 

しかし泡沫と言われていたトランプが大統領になったくらいなのでサンダースがなっても不思議ではありません。可能性はうんと低いと思いますが何が起こるかわかりませんからね。

 

サンダースが大統領になればUNHだけでなく米国経済は大混乱必至です。

その時は米国株は叩き売られるでしょう。長期的には買いと思っています。

だからその時でも保有は続けたいですね。

 

株価スプレッドは上限に接近→買いサイン

最後に先日から書いている長期金利への株式上乗せ%からみる割高水準ですが

フジトミさんのサイト→株式・FX市場 アーカイブ | 株式会社フジトミ

長期金利が1.33%と下落したことで(債券は上昇)

◇S&Pでは3%から4%が目安ですが

2月25日で3.99%と4%の割安買いサインに接近しました。過去の平均も上回りました

◇ナスダックは1.5%から2.5%が目安ですが

2月25日で2.48%と上限に接近中です。こちらも過去の平均を上回っています。

♧過去に目安の4%を突破してさらに進んだこともありますので絶対の目安ではないです。最近では2019年8月15日にS&Pで4.18%になっています。

 

公共ETF【VPU】はこんど詳しく書きます。皆さんの投資の進行に役立てば幸いです。

 

ユーチューブのご案内

ながら聴きもできます。ご利用ください。内容も少し違います。

https://www.youtube.com/channel/UCwkX4TPq0Iwrzbi6UhU0riw/

 

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