チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

暴落時に私達はどうすればいい?【だれでもできる米国株第33話】

米国株はどの位置にいるのか?

話はそれますが本題の前に、たぶんみなさんが、そして私が気になるのは「米国株は割高ではないか?」「バブルに差し掛かっているのではないか?」「買って大丈夫か?」

についてです。今日のもみあげさんにも適切な記事がありましたね。

【米国株】米国株はバブルなのか?3つの視点からの考察! - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-

今ツイッターでアンケートをお願いしています。

米国株の割安・割高水準についてあなたの考えを聞かせてください。4択です。

1 割高

2 やや割高

3 適正・許容範囲

4 わからない

 あなたはどう思いますか?よければツイッターでアンケートください。

ツイッターは「チンギスハン@米国株凡人投資家」です。@tingisuhan01でも。

ついでにフォローいただけるとうれしいです。

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相場は常に行き過ぎる

のでどこまで行くかはだれにもわかりません。

また適正の範囲についても意見が分かれます。

この前記事にした長期金利からの上乗せプレミアムで見ると、HPはこちら

株式・FX市場 アーカイブ | 株式会社フジトミ

現在は

◇S&P500が過去の平均が長期金利+3.631%のところ3.417%で平均よりやや高め

しかし過去の許容範囲の3%から4%の範囲に入っていてしかもまだ余裕がかなりあります。

◇ナスダックは過去の平均が2.169%のところ1.923%でやはり平均より高め。

許容範囲と見られる1.5%から2.5%の範囲には入っています。※許容範囲は筆者策定

こちらもまだかなりの余裕があります。

割安で買おうと思っていた人はこのところ買えてないだろう

はっきりしているのは「割安水準ではない」ことです。

そしてこの状態は2019年からずっと続いています。もっと言えば2017年の春には「割高」と言われていますからそれ以来、一時的な下落を除けば買えていないことになります。下は過去5年間のS&Pのチャート

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◇下落した時は

◯2018年の2月に金利上昇で下落

◯2018年10月から金利上昇で下落、長期金利は3%水準

金利がさらに上昇するなら株は高すぎると見られたのです。

そして本格的な下落相場とだれもが思いました。買いにくかったですね。

→過去3年で「割安で仕入れられた機会はほぼなかった」です。

この時に買った方は

(1)下落時に買うルールを決めていた→今日やります

(2)割安時にだけ買いを狙わない方

が多いようです。統計を取ったわけではないですが。

素人が割安水準でだけ仕入れるのは難しい

割安時に一気に仕入れるのを夢見ますが、それだと割安時の買いにくい時に一気に買うことになり、素人・凡人のできることではないです。

少しずつ買うなら、割安時も、適正時も、やや割高時も買えばならせばいい感じに適正になるように思います。今が割高という意味ではないですが。

 

アンケートの結果がでたらまた報告しますね。

 

前回暴落時に株価が下落する理由について書きました。

前回のまとめは

1 将来の業績が下方修正されることで大きく下落する→長期投資家には被害はない→買い

2 暴落時は機関投資家は決算の都合上、短期目線なので「売りまくる」のが基本路線

→マスコミがそれを悲観的に報道→パニックを引き起こす→素人は一番売ってはいけない時に投資家心理で売らされて来た

3 業績の悪化分よりも「心理的要因」で必要以上に下落する。「需給も一方的になるから」→割安なので買えれば素敵!

4 暴落時は前もっての「自己ルール」を決めておかないと動けない

 

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暴落時の素人・凡人の適切な行動

1 最悪を避ける

素人にとって最悪の行動は「底値で売る」ことです。

それが最悪な理由は

(1)それまでの投資がぶち壊しになる

(2)損が出る

(3)心理的なトラウマになりその後の投資ができない

 

ととにかく最悪ですね。

逆に言えばこれさえ防げば合格!と言えます。

 

「そんな行動をする人はいないだろう!」とみんな思いますよね。

しかし過去の暴落時をみれば多くの人が「底付近」で手放しているのです。

 

だから対策を立てる必要がありますね。

何があっても「売らない」永久投資は凡人にぴったり

この方針だと最悪期に売ることは避けられます。

 

そのあとの買いは損があるわけではないので自分の目標次第になります。

2 暴落時に買うにはどんな方法がいい?

現金があれば安い時期は仕込むチャンスです。

とはいえ長期投資ではそんなに大きな違いはないです。

だから気を楽にもって臨むべきだと思いますね。

 

つまり→大底は狙わない

ということです。

 

現金比率が高く投資が予定通りに進んでいない方は

「仕込めればそれで十分」

という割り切りが大切と思います。

安さを追求しすぎると「しっかり買う」という目標の方ができなくなります。

1 質と量では量が大事

つまり①できるだけ安く買うという質と②たくさん買うという量では、投資を進めたい人に取っては②の量が大切になります。

2 「大底で一気に買う」は狙わない

出来たら達成感はすごいでしょうが、難しいし、すべきでないと思っています。

売買しない永久投資ではそんな無理をする必要がないからです。

3 買う量は前もって決めておく

方法1 %で分けて買う

500万円の投資を5回に分けてすると

直近高値から5%下落で100万円10%下落で100万円

15%下落で100万円、20%下落で100万円・・・と買っていく方法です。

2018年の10月からの下落でこの方法を適用したとすると

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直近高値が2925ドルです。

5%刻みだと

1回めは2778ドルでドスンと下がって少し上がった時です。

2回めは2639ドルで2回めにドスンと下がって上昇に転じたあたりです。

3回めは2507ドルですが12月のクリスマスに向けて大きく下げて上昇に転じたあたりですね。

あとは上昇に転じましたからのこりの200万円は2019年に入って上昇トレンドを確認してどこかで買うことになります。

 

機械的に逆指値を設定する方法は精神的負担が大きい

面倒なことをしなくてもマネックスに続いてSBIでも逆指値が使えるようになりましたから、逆指値を設定しておけば「簡単じゃね?」という意見もあるでしょう。

 

もちろんそれもいい方法ですし、あとからチャートを見れば問題ないです。

 

しかしその時点にいる人はきっと違った印象をもつことでしょう。

 

「急落の途中で機械的に買う」ストレスできっと設定を外す方がほとんどでしょう。

ストレスを感じない方はもちろん問題ないです。

 

「落ちるナイフを素手でつかむな!」という格言もあります。

 

短期的な下げ止まりで買っても大丈夫な理由

「爆下げの時に買う人なんかいるのか?」

と思いますがそれがいるんですよ。

 

はいだれでしょう?

 

はい、空売りした人たちですね。

売った分を買い戻して利益確定させます。

 

だから急落のあとでも買いは入るのです。

 

逆に言えば一時的なリバウンドなのか本当のトレンド転換かはわかりません。

 

だけど売買で利益を見ざすのでなければ関係ないです。

 

だから急落して下げ止まり、反発したところは「買っていい」のです。

 

一旦下げ止まっているので精神的にも楽です。

 

その後トレンド転換すれば「安く買った」ことになります。

また再度下げに転ずれば、再び買いのチャンスになります。

 

方法2 アクシデントでの下落では期間で買う方法も有効

価格で買う方法はそれなりに難しいし神経も使います。

アクシデントの場合は起こった日から

1週間め、2週間め、3週間め4週めと買う方法があります。4週目くらいではもう行き先がわかります。

 

今回の新型肺炎での下げを見てみましょう

結果からすると最初の1週間だけしか下がりませんでした。

1月27日の下落が起点になります。

1週間目は2月3日(月)またはその前の金曜の1月31日です。

その後は関係なく上昇トレンドに戻りました。米国株の強さを表しています。

 

この方法はどのように相場が動くか想像がつかない時に有効です。

値動きだけではわからないからです。

 

結論、まとめ

1 大底は狙わない

2 計画を立てておく

3 全体として計画通りに仕込めれば成功

4 %で下げたら金額を決めておいて買っていく方法

5 アクシデントなら期間を決めて買う方法も有効、4週目くらいまでに大底を打つことが多い

6 トレンド転換を確認したら、計画の残りの資金は価格に関わらずつぎ込む

 

それではみなさんの投資の計画がうまくいくことを願って記事を〆ます。

 

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