現金比率(投資比率)のアンケート結果の報告です
現金比率のアンケート結果の報告
現金比率(投資比率)の希望と現在の状況をツイッターでアンケートしましたので報告します。
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まずアンケートの内容は
1 望ましい現金比率について
A 望ましい現金比率はいくらとお考えですか
4択でお願いします
1 10%以下
2 25%程度
3 40%程度
4 50%以上
いかがでしょうか?
あなたならどうお答えになりますか?
かなり小刻みにしたのは投資をなさっている方対象なので投資比率は高め=現金比率は低めの方が多いかな?と考えたからです
そして結果は
いかがでしょうか?あなたの予想と合っていましたか?
<感想>
◇10%以下でいい、つまり投資比率が90%以上という積極派が22%もいらっしゃいました。すごいです。
◇25%程度というのは将来の下落も考えるとその時に積極的な投資をしようという積極派もいるでしょう。攻撃と守備のバランスがとれた布陣ですね。
◇40%程度というのは区切りの関係で22%と少なくなっていますが60%を投資というのはこれまた将来の大幅下落での買いをにらんだ人もいると考えると納得の割合です
◇50%以上を現金で保有したい方も15%いらっしゃいます。
♡この中でどのくらいの方が将来の大幅下落に備えての現金保有かはわかりませんが、かなり「積極的に投資していこう」という姿勢を感じました。
私のフォロワーの方が主な回答者なので前向きな方が多かったのかも知れません。
投資をしている方が多いでしょから。
2 現在の現金比率について
いかがでしょうか?
あなたの割合はどこに属していますか?
<感想>
◇10%以下、つまり90%以上のほぼフル投資の方が4分の1もいらっしゃることに驚きました。投資の世界も着実に進歩していますね!
◇25%、40%、50%以上と希望よりは下にずれている、現実には現金多めになっています。
つまり希望する投資比率には現実には達していないわけですね。
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希望の投資比率に達していないわけ
これはそれぞれによって事情が違うので一概には言えません。
しかし、このところの急上昇でなかなか「買い場が見つからない」ことも原因の一つにはあると見ています。
米国株から入った若い方はどうかわかりませんが、日本株の経験があり米国株に参入された方は「割安で仕込む」習慣が根付いているからです。私もです。
米国は日本より「利益確定売り」が少ない
米国株でも適用できる株や場面もありますが、割安狙いでは買いにくい株の方が多い感じを受けます。
日本株では頻繁にある「利益確定の売り」が少ないからです。
これはずっと右肩上がりで「保有してさえいれば資産が増えた」米国株と、右肩上がりでなく20%ほどの上昇で利益を確定するのが主流だった日本との差です。
今でも株式投資の基本は「安く買って高く売ること」と書いてある本をよく見ます。
またそうでなくて持ち続ける投資法は山崎元さんの「ほっとらかし投資法」と言われて人気ですが、わざわざほっとらかしと言わなければならないほど今までは少数派だったのです。
「ほっとらかし」というのは無責任に聞こえますが、管理しながら見守るという意味に取ればそれが米国株ではデフォルトの投資法に思います。
MSFTやアップルを20%ほどで利確した人は悔しい思いをしたことは確実だからです
AAPLは過去1年で90%のリターンです。
利確するために売り場を探す必要はなかったのです。
下は過去1年のアップルのチャート
これは何も1年に限ったことではなくて過去10年で見ても同じです
途中で山や谷がありますがずっと保有するのはもっとも確実で大きな利益を得る方法です。10年で配当を除いても15倍ほどになっています。
こういうチャートをあとから見ると山で売って谷で買えばさらに効率を高められると誰しも思いますがうまく実行できるのはほんの一握りです、たぶん2,3%。
残りの人は「手放したまま」になってずっと保有している人に大きく負けるだけでなく投資がそのままとんざしてしまいます。
さらにこれだけ伸びても現在の予想PERは23.4と割高は感じません。
株価319.6 配当0.96%
→結論
日本流の利益確定手法は米国株では効率が悪い
山崎元さんの方法がベストです。
これはアップルに限りません。
S&Pやナスダックのインデックスもそうです
下はナスダックの1年チャート
安値を待つ方法だと昨年の10月以降は買い場が見当たりません。
そうこうするうちに株価はするすると上昇してますます買いにくくなります
アップルと同じく10年チャートで見ても同様です
アップルには及びませんが10年で5倍弱になっています。
途中で売って利益を確定してさらには税金まで払う必然性は全く無いです。
「ずっと保有」「永久保有」が正解ですね!
ちなみにナスダック100のETFのQQQはナスダック総合よりも成績はいいです。
2009年3月からではナスダック総合の600%に対してQQQは742%と20%以上伸びが大きくなっています。
ここでも上位100社のリターンが中小を含めた全体よりもリターンが高いことを示しています。
♧100社に入らなくても十分大きいが上位の巨大企業に比べるとという意味です。
自己ルールでの「高値買い」の方法も取れると投資が進みやすい
長期的には「割安」で買うことの有利さはほとんどありません。
それよりも投資が進んでいないことの方が被害、デメリットが大きいです。
長期的には対象がS&PとかQQQとか同じだと、成果は投資額に比例するからです。
そう考えると「割安」をねらっての買い一本では「投資が進まない」デメリットがおおきいです。
自己ルールを決めての、10%上がったら買い増すとかの、高値でも買えるシステムづくりがぜひとも必要です。
これは日本株の経験がなかったりする方の方がスムーズに進みそうです。
私達年寄りも負けずにマスターしたいですね(笑い)
今回は以上です。アンケートへのご協力ありがとうございました。
他の方の状況は関係ないとはいえ、さらに自分の投資をすすめるうえでの励みになりますね。
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