チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

凡人はミスを少なくすることが成功へのポイントです【だれでもできる米国株第13話】

 

投資で大成功を目指すならハードルは高い!

「人にうらやましがられる成績を収めたい」「投資のカリスマになりたい」という希望なら投資も他のスポーツなどと同じくハードルは高いです。

 

やはり才能や能力も大いに関係すると思います。

 

スポンサーリンク

 

普通の成功なら才能に関係なくだれでも達成できるのが株式投資の特徴

だけど、成功の定義をもっと下げて現実的なものにするとハードルはぐっと下がります

 

投資期間さえ十分に、私は20年以上としていますが、確保できれば「先進国インデックス投信」あるいは「米S&Pインデックス投信」への投資で、ドルでも日本円でも構いませんが、一定の成果が上がることがわかっているからです。

 

世界戦争が起きるとか、隕石が地球に衝突するとかのアクシデントは考えないとしてですよ。それは投資では解決できないことですから。

 

普通の成功で満足するかどうかが最大の分かれ目

つまり誰でもできる簡単な方法で最低ライン、これがかなり高いのですが、のリターンが保証されるわけです。

 

あとはこのラインで満足するかどうかが最大にして一番厄介なポイントです。

 

一歩でもこの強固な、難攻不落な城から出て戦うとすれば、そこは猛獣や怪獣、強敵がうようよと食い合うレッドオーシャンだからです。

 

そこでの勝者はごくわずかの割合です。このことについては後で詳しく見ましょう。

勝者以外は今風に言うと「養分」になるのですね。

 

ちょっと極端過ぎましたかね。

一番高いレベルではそうです。

 

もう少しマイルドな、素人でも実践できる投資はあります。

しかし先進国インデックスほど簡単ではないです。

 

簡単な方法が確立される前はみんなミスのオンパレードだった!

しかしそんな素人にも容易で安全な方法が一般的になったのはここ最近です。

商品の拡充や手数料の下げも最近さらに加速されています。VTも0.08%に下げられるそうです。

 

世間の投資に対するスタンスも「ギャンブル」→「必須科目」へと大出世です。

政府もイデコやニーサで後押ししています。

もっとも政治家にもまだ古い考えにとらわれている人は多いようで、ニーサなんかみてもいかにもしみったれて「小出し」にしています。積み立てNISAなんか期限を設けずにスパッと「永久保有OK」とすれば済むことです。みんながそれを望んでいます。

 

5年とか20年とかの期限をつけるのは「長期投資」を勧めていないことになります。

かれらの投資の意識がその程度なのでしょう!

 

とにかく以前は、投資に対する世間の姿勢もさることながら、投資する人自身もひどいレベルでした。私も当然そのひどいレベルの一人です。

 

だからあまり思い出したくないのですが

過去のミスを検証してみました→自分の才能とは関係なかった

数々のミス・失敗を思い出してノートにつけました。

そうしたら重大なことに気づいたのです。

 

当時はそのミスを「自分の才能が足りないせいだ」と考えていました。

 

しかし今チェックすると才能とは関係ないと結論しました。

 

原因はすべて自分の「勉強不足」だったのです。

つまり十分理解していないのに投資をして失敗していたのですね。

 

もっとも当時はみんなそうでした。投資で資産を作った方が少数派なのです。

 

みんな利益を求めて「もうかる株」「もうかる売買」に明け暮れていたんですね。

 

今でもそのジャンルは投資雑誌、ネット記事では一番人気です。

スポンサーリンク

   

まず自分の目標の成功のレベルを設定する

株式投資には魔物が住んでいます。

「ほどほどでいい」と思って始めても誰かが「これでこんなに儲かった」と言われると「どうやったんだろう?」と興味が湧きます。

 

そして初心を忘れて「レッドオーシャン」にこぎ出して行って「自分の才能のなさ」に気付かされるのです。

 

そしてそんな痛手を受けた人たちが元の出発点に立ち戻って「地道な投資」を再び始められる確率は高くないでしょう。再出発できる人は度量があります。

 

だから自分の目標とする「成功」をきちんと設定して紙に書いておくことが大事です。

 

誰にでも保証されている成功レベルを確認する

能力や才能を必要としない投資での成功レベルを具体的に見てみます。

先進国投信に年に100万円投資した場合の将来の金額を計算してみます。100万円というのは計算上の都合です。自由に換算してください。

もっともイデコと積み立てNISAの枠で年60万ほどありますからそれにボーナスを入れていけば不可能な数字ではないですね。日本円でもドルでもOKです。

年に6%のリターンを見込みますと◯年後のあなたの受取額は

株式積立投資計算表  
年数 6% 元本 含み益
10 1318 1000 318
15 2327 1500 827
20 3678 2000 1678
25 5486 2500 2986
30 7906 3000 4906
35 11143 3500 7643
40 15476 4000 11476
45 21275 4500 16775

25歳の人が70歳までこれを続けると2億を超えます。投資金額の4倍以上になります。このころには含み益が膨大なので株式投資のリスクなんかは全く感じないでしょう

 

また例えば60歳とかで追加投資をやめても本体は成長を続けますからこの表よりはすこし少なくなりますがリターンはその後もあり続けます。

 

株式投資を全く知らない人に話すと「ウソだ」と言われそうです。

しかし、現実です。

 

問題はこの数字をどう受け取るかという「受け手」つまりあなたの方にあります。

♧私的には、年金以外にこれだけあれば、そして健康であれば十分幸せなリタイア生活ができると思います。配当としてリターンを受け取りたければリタイア前後に「高配当型」へ転換すればいいです。

資産額と幸せが比例するとは思わないです。ある程度以上は変わらないと思います。

考え方によりますが。特に日本では金持ちはしっとされるので前面には出せませんね。そうすると余計に資産の幸せ度への相関関係は低いと思います。

ベンツで行ってもフィットで行ってもちゃんと同じ場所に着きます。乗り心地は全然違うでしょうが。

しかしこれは私が何十億と資産がある人の生活を知らないからかも知れません。

ビジネスクラスやグリーン車を常用する人の気持は私にはわからないのでそういうブログを探してください。あっ投資名人の「MAGAさん」がユーチューブ動画されてます

「住友遊投資家の日常」というチャンネル名です。カナダバンクーバーの豪邸事情とかタイ・プーケットの豪邸とか、不動産投資とかその他いろいろ勉強になります。

テレビのセレブ番組より断然オススメです。興味のある方はぜひどうぞ。

 

「これで十分だ!」と思えばすぐ紙に書いて「初心」として保存すべきです。

 

あとはこのラインを基準にしてさらに上回る投資を研究するのはOKです。

 

そして結果として大成功するのはOK

と思いますね。人間欲が先に立つとろくなことがありませんが、無欲だと思わぬすばらしい結果が生まれます。

 

最初から大成功を目指すのは確率が低い理由

しかし特に若いうちは平凡なものには興味がわきません。

まず他の人とも同じ結果というのは「自尊心」が保てません。

 

そこで上記の平凡なブルーオーシャンから漕ぎ出した場合を見てみましょう。

FXでの成功者の割合は?

このことを見るのに一番いいのはFXの世界です。

FXは参加者の損得の合計がゼロになる「ゼロサム」と言われています。

これは参加者が増えても変わりません。暗号通貨とは違います。

 

株式は長期ではリターンがあるので「プラスサム」ですが短期になるほどゼロサムに近づきます。だから短期で株式を考えるとFXに近くなります。

 

さてFXで1年で利益がある人の割合はどのくらいと思いますか?

勝つか負けるかだから50%のイメージがありますよね。

 

フランスでのデータがありました。1年間のトータルでは11%だったのです。

3ヶ月では30%でした。

期間が長くなると割合が下がるのですね。

 

残念ながらより長い期間のはなかったです。

日本の調査で5年連続して利益を挙げている人は1%以内というのはありました。

 

そして利益を挙げている人もかろうじてプラスという人が多くて満足のいく利益は上がっていなかったです。

 

一体利益はどこに消えたのでしょう?

 

はいちゃんと儲かっている人がいました。0.1%ほどの人に利益は集中するそうです。

ゼロサムでも才能はあるようです。というかゼロサムだから能力がダイレクトに反映するのでしょうね。

 

1年で見ると90%の人が「養分」になったわけです。FXをやめる人も多いでしょうが、新たな参入者も多いです。

株式投資も短期だとFXに近い

株式投資がプラスサムといってもそれは長期で見た場合の話です。

1年で6%インフレ率を入れて8%ほどの投資も、1日に換算するとわずか0.02%の有利性です。

これは1万回ゲームして5001回勝ち、4999回負けるくらいの有利性しかありません

これで成果をあげるには「才能は不可欠」でしょう。

 

これを見ると株式での短期中期のトレードが才能がある人以外すべてに不向きとわかります。

ここでの凡人への教訓は

1 ゼロサムには参加してはいけない!マイナスサムは論外ですひどい順に宝くじ、ギャンブル、カジノ

2 売買そのものも極力少なくするのがミスを抑える対策だと思います。

買うのは必須なので「売らない」つまり永久投資です!

より安全度を高めるための買い替えとかの売買は別ですよ。

 

売買を繰り返してミスを犯す他に「銘柄選び」でのミスがあります。

それは別記事にします。

 

今日のまとめと結論

1 現在はETFなど投資に有利な武器が増えて格段に成功しやすくなった

2 だれでもかなりの成果は約束される

3 それで満足するかどうかが分かれ目

4 自分の投資の成功目標を紙に書く

5 これ以上のレベルの成功を求めるとレッドオーシャンにこぎ出して養分になる可能性高し

→FXではほとんどの人が養分になっている

→株式も短期で見ればFXと似ている

→ゼロサムには参加しない!

6 売買をするのはミスになる確率がある、自分の判断が外れる可能性は多くある

7 売買はできるだけ少なくするとミスを減らせる

 

ここまで長い記事をお読みくださりありがとうございました。

 

「みんなで一緒に成功しよう!」をこのシリーズのキャッチフレーズにしています。

これは「同じ投資手法をしよう」という意味ではありません。

それぞれが自分にあったベストの投資をするのが目標です。

シリーズの役割は「それは便利」「知らなかった」「そんな事があるのか」という

基本を押さえて土台をつくることです。経験者の方はチェックに使ってください

 

今回の記事が役に立ったと思われたら下をクリックして応援お願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村 米国株ランキング

スポンサーリンク

 

 

www.tingisuhan.com

www.tingisuhan.com

www.tingisuhan.com