チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【だれでもできる米国株第4話】暴落にどう対処する?売らずに済む株を持つ

みなさんは確認にお使いください。

今回は「暴落にどう対処する?」です

 

前回

素人・凡人には米国株で長期投資が向いている

20年をこえる投資では大きなリターン(4倍位)が期待できる

としました。

今回は長期保有の障害となる「暴落」に対しての対処です

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さてこの1995年からのS&P500指数のチャートを見てどう思う?

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2000年からの下落はITバブルの崩壊、2008年のはリーマンショックと言われているね。

「すごい下落してるね」

「持ってる人は不安になると思うな」

そう、だから多くの人が手放したんだよ。

そして

「今後もう一切株式投資なんてやめようと心に誓ってね」

 

「でも前回株式投資って有利だっておじさん言ってなかったけ?」

「なんで有利なことがわかってるのに売っちゃうんだろう」

「僕だったら絶対売らないな!むしろ有利だから買っちゃうね!」

 

うん、それは正しい行動だね。

しかし人間には防衛本能・投資家心理っていうのがあってそういうふうには感じないんだよ!

「またまた難しい言葉使って」

 

損をしたくないという気持ちがとても強いんだよ。目の前にボールが飛んできたら思わず目をつむるよね。あれと一緒だよ。

 

「じゃあそうならないように精神を鍛えなきゃあね、座禅とかして!」

 

座禅するのはもちろんOKだけどそれで投資家心理が克服できることはないだろうな。

 

「じゃあどうするんだい?」

「まさか暴落している時にはテレビも電波も来ない山奥のぽつんと一軒家で自給自足で暮らすとか?」

「それなら売ろうにも売れないよね!」

 

いいこと言うね。

マゼランファンドのファンドマネージャーをしていた伝説の投資家にピーター・リンチっていう人がいるんだ。全米1の伝説のトレーダーと言われているね。「株で勝つ」とか数冊の本があるね。

有名なことばは「90秒で説明できない会社の株は買うな!」とかね。

彼の本の中に「暴落を避けるには刑務所に入るのが一番だ」っていう部分があるよ。

まさに君の発想と同じ、センスあるね!

 

「てへへ、ぼくもそのピーター・リンチを読もうかな」

 

あとみんなが使っている10倍株のことを「テンバーガー」と名付けたのも彼だよ。

でもここでの結論は「ぽつんと一軒家に住もう!とか刑務所に入ろう!」じゃあなくて暴落への対処なんだよ、続けましょう!

 

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下がる前に、あるいは下げ初めに売る作戦はどうか?

「いいこと思いついた。簡単なことなんだけど、下がる前に売っとけばいいんじゃない!はい正解!」

 

見事!と言いたいところだけど、どうやってその「売るべき時を見つけるわけ?」

 

「それはきっといろんな方法があるんじゃない?AIもあるし、きっとあるね」

 

実は「売る時期がわかる」と考える人達もたくさんいるんだ。

チャート分析とかたくさんの情報を集めて研究している。

グループを作って、有料会員を集めて情報を発信している人もいるよ。

 

「ふーん、その情報が本当ならお金を払ってもいいな」

「例えばどんな人?」

 

米国ではたくさん居るんだろうけど、おじさん英語が上手じゃないからね。

知っているところではMark Mineruviniって人がいるよ。この人は全米トレード選手権で何回も優勝しているトレードの名手だよ。「成長株投資法」の本も出している。

実際のチャートで売買のポイントなどを解説してるよ。

有料会員向けにトレードの情報を出しているし、ツイッターでは無料でも発信している

一昨年の下落ではかなり前から下落を警告していたね。私が知ったのは下落当日だったけど、無料情報だったからね。

 

でも私は素人・凡人がその方向に行くのは賛成しないなあ

 

「なんで?」

 

理由は2つある。

一つは情報を理解するには高い能力が必要なこと、またそれを実行するのにもまた実行力が必要だし。

もし外れても責任とってくれるわけじゃあないしね。あくまでも確率が普通の人より高いというだけで。

もう一つはそんな難しいことをしなくてもうまくいく方法があるからなんだ。

それを使う方法と比べるといわゆるコスパが悪いと思うんだよ。

 

「それを先に言わなきゃあ」

 

素人・凡人にオススメの暴落対策

「暴落時も売らないで済む株を保有する」

「例えばどんな株?」

これにもいくつかの考え方があるんだ。

私のオススメは市場全体を買うインデックスETFだよ。

S&P500が一番多く使われるね。VOOとかIVVとかSPYとかたくさんある。

 

「へー、一つの会社の株じゃあ無いんだ」

 

そう500社の株が時価総額割合でパッケージになっている。

一つ3万円ほどで買えるよ。

日本円でも100円から買えるよ。スリム米国とかSBI米国とかね。

 

「どうして市場全体だと暴落に耐えられるのさ?」

 

それは一つの会社の場合だと不景気で売れ行きとか悪くなるとその会社の株を持つのが不安になるだろ?

 

「マクドなんかは不景気でも売上が落ちないって聞いたよ」

 

そうだね、そういう不景気に強い会社を買う作戦もあるね。どちらが自分が耐えやすいかだね。

私はインデックスのほうなんだ。

一時的に米国全体の業績が悪くなって株価も下落するけどやがて業績も株価も回復してきたからね。

 

「ふーん、僕はマクドとかスタバとかの方が不景気に強そうでいいなあ」

「その間に配当ももらえるし」

 

君は配当大好きだもんね。でも高配当でしかも不況に強いマクドみたいな株は暴落には有力な選択肢だね。下は1995年から2つの暴落時にマクドがどうたったかのチャートだよ

上がMCD下の青がS&P500

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変動が全体よりも少ないのがわかるね。リーマンショックの時にも全然下がってない!

上昇率は1990年1月からの30年でその時7.9ドルだったから今197.6ドルで約25倍の上昇

1995年からの25年で12倍になっているね。さらに配当も現在で2.5%あるし。

これを加えるとさらに上昇は大きくなるね。

 

「ほらやっぱりマクド最高でしょう」「さらに配当で楽しいし」

 

そうだね高配当銘柄には上昇以外のメリットが大きいから特集で取り上げようね。

君も大好きだし。

 

「そう早めにやってよ」「次の回くらいには」

 

うーん、リクエストなら仕方ないね、次回とはわからないけど。

 

しかしマクドはうまくいったしこれからもうまくいくと思うけど、そうはいかない会社も多いんだ。

そしてそれを見分けるのはなかなか難しいと思うよ。

 

だから市場全体を買う方法が基準になると思うね。

 

それに加えて自分で暴落でも持てるような、例えばマクドのような会社を持つとかを工夫すればいいんじゃあないかなあ?

 

とにかく「暴落でも売らない作戦」が一番シンプルでいいと思うね。

これからみんなで意見を交換しあって、励まし合えば、次の暴落は大丈夫だと思うよ。

 

準備は必要だけどね。

 

「僕はマクドとかに決めてる」

 

そうだろうけど、インデックスも半分くらいは入れといたほうがいいと思うけどなあ

 

「それはおじさんの考え、僕はマクド、それとスタバ、それと・・・」

 

それって結局自分の好きなもんばっかり選んでない?

 

「ばれてたか」

 

いいけどしっかり研究してから買ってね。おじさんにばっかり頼らずに。

 

「大丈夫!」

 

今回の結論は

1 暴落を避けるやり方もあるが難しい

2 素人・凡人には暴落でも持ちやすいインデックスなどを持つのがオススメ

3 不況に強い業種、会社の株は暴落に強い

でした。

 

いかがだったでしょうか?

確認になりましたでしょうか?

 

今回の動画は→https://youtu.be/CElUsj_t9dE

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