【だれでもできる米国株第3話】米国株を選ぶ理由は?長期投資に向いているから素人・凡人にできる!
第三話です、経験者の方は確認にどうぞ!
ズバリ素人・凡人に有利なこと!
「弘法筆を選ばず」といいますが素人・凡人の私達は「筆を選びまくっても」許されるはずです。
というか「市場選び」こそがカギを握っていると思います。
投資法はその次です。
では始めましょう!
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あなたは米国株についてどう思ってますか?
「時価総額が大きい会社がそろっている」
「コカコーラとかマクドとかアップルとか知っている会社が多い」
「どんどん上がっているイメージ」
「世界で一番大きな株式市場だって聞いたよ」
逆に
「日本から買えるのかなあ?」
「税金とかめんどくさそう?」
「情報とかないんじゃない?」
「日本株で十分でしょう?日本人なんだし」
・・・
いろんなイメージがありますね。
弘法大師じゃあないけど、上手な人は「市場を選ばず」かも知れませんね。
しかし、凡人には「米国株」はとても有利です。
申し訳ないけど日本人にはポピュラーな日本株と比べさせてもらうね。
理由1 長年では右肩上がりの成長を続けてきた。
下はNYダウのチャートです。
平成の30年でダウは10倍以上になりましたが、時期も悪かったですが日経平均は未だに高値の6割程度です。
その間円高も進みましたがそれを差し引いても大きな違いがあります。
そしてその差は現在も進行中です。
米国株にも大きな下落の試練が2回ありましたから何事もなく順調とは言えませんが、それをならせば右肩上がりです。
2回の大幅下落はITバブルの崩壊とリーマンショックです。
これらの暴落への対策も考えなければいけませんがそれは次回にして今回はとりあえず
「米株は長期では上昇している」
という点を利用しますね
ここで「長期とはどのくらいの期間か?」
という問題があります。
上記のチャートを見ると、最悪のタイミングで一気に投資した、最悪の最悪で考えますと、2000年の投資は回復するまで7年かかっています。
リーマンショックの時には5年かかっています。
だからこの2回を参考にすると
「最悪でも7年持ち続ければいい」となります。
しかし、長期という言葉が誤解されやすいので長めに
「10年の投資なら成果が出やすい」くらいに気長に考えるのがいいのではないでしょうか。
私は20年以上というのを提案しています。
20年以上の投資ならそんなに神経質な問題ではなくて数倍になっているからです。
ここでは「複利」というのが大きな力を発揮します
複利についてはまたやりますが
でも出し惜しみするのも何なんで一つだけ便利な方法をご紹介
♧かけて72の法則
これは資産が2倍になるまでの期間と利回りの法則です。
法則と言っても単なる掛け算です。
複利で増える場合は
金利X年数=72になれば2倍になります。
米国株は年名目8%くらいなので
8%X❏=72で9年で2倍になることが期待されます。
そうすると20年では2倍X2倍でざっと4倍になるのですね。
厳密に計算すると4倍より多いですが。
いかがです。暗算でできるので便利でしょう?
2 低迷する日本株が私達に影響したこと
長期保有の習慣が定着していない
20%で利益確定して売るのが一般的だった
バブル以降日本株は低迷したために「株式投資は儲からない」「損をする」「上がっているうちに早く売らなきゃあ」という風潮ができました。
私も先輩から「20%上がったら売るのが原則だよ!」と教えられました。
♧利益を目的に売ることを「利益確定」と言います。
実際に日本株では上がった株は「利益確定」の売りで下がるケースが多かったのです。みんなが同じ行動をとると下がりますね
今でもそうでしょう。NHKでもそのことは報道されています。
「高値警戒感から利益確定の売りが広がり日経平均は値下がりしました」
と言ってます。
なぜこのことが問題なのか?
素人・凡人にとって一番簡単に株式で利益を得る方法は「長く保有すること」です。
20%の値上がりで売っていたら「大きく資産を増やす」ことができません。
つまり日本市場は素人・凡人が資産を増やすのに適した市場では今まではなかったのです。
ここ10年の最近ではどうか?
日経平均の10年のチャートです。
安倍総理になってから円安、金融緩和の恩恵もあり2.5倍ほどになりました。
しかし変動はかなりのものです。
素人・凡人がじっと持っているのはなかなか難しく感じます。
米国のS&P500と比べてみましょう。
こちらは10年で3倍ほどになっています。
注目してほしいのはチャートの形です。
こちらの方が変動が小さくて素人・凡人には安心して持てると思いませんか?
ここまででまとめさせてもらうと
ふつうの素人が資産を増やすには
1 単純に右肩上がりの市場に投資して
2 長期間保有すること
が確実で安全な方法です。
それに適した市場は日米で比べると、30年前から見ても10年前から見ても米国市場だと言えます。
♧他の国の市場は省略しますが米国の伸びが一番大きくて安定しています。
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理由2 市場の規模が大きい、世界の55%、日本は2位で8%
米国の株式市場は日本の約7倍の規模があります。
といっても日本が小さいわけじゃあありません。堂々の世界2位です。
とはいえ7倍の差は大きいです。
市場が大きければその分安定する。
長所があります。
世界中からよりよいリターンを求めて資金がやってくるわけです。
そして彼らは過去には成功してきました。
その中にはサウジの王族もいますが日本の年金のお金もあります。
米国株に投資するのは日本の国もしていることでそんなに特別なことではないです
私達も一緒にやりましょう!
そして日本だけでなく各国の年金基金も米国に投資しています。
そのやり方は「長期に渡って保有してリターンを得る」という私達素人のベストの方法とまったく同じです。
とにかくキーワードは「長期投資」ですね!
別の言い方では一旦投資したら「売らない」ということです。
私も「永久投資」を提案・実践しています。
補足 日本株が良くないと言うつもりはないです。だけど
(1)日本株だけに目を向ける必要はない
(2)日本株は単純な右肩上がりではないので難しい
(3)日本株では買って持ち続ける「長期投資」の戦略が難しい
という点はあります。
だから素人・凡人が日本株を対象に成果を上げるのは確率が低いといいたいのです。
上下動が激しい分、売り買いが得意な方には便利な市場かも知れません。
売買で大きな富を築いたカリスマ投資家の記事が投資雑誌に載っています。
♧日本株をされていた方は、私もでしたが、今までの①常識②考え方③投資法はいったん引き出しにしまった方がやりやすいと思います。難しく考えるくせがついていますから。
米国株を選ぶ理由はまだありますが、長くなりますからここで一旦終わりますね。
ここまでのまとめをしますと
1 米国株は右肩上がりの成長をしてきた
2 だから買ってずっと長期保有する作戦が一番簡単でリターンが大きい
3 単純な方法なので素人・凡人が実行しやすい
→結論 米国株が素人・凡人には向いている。
でした。
いかがだったでしょうか?
納得してもらえたでしょうか?
他のところを上げている方も多いので参考にしてくださいね。
今回はここまでです。
補足 シリーズのタイトルですが「だれでもできる米国株」ではじめましたがちょっと長いかなと思い「米国株バンザイ」としていました。
しかし「ちょっとそれは・・・」というご指摘もいただいたので元に戻しました。
「ちょっと米国株を煽っている」というもみあげさんからの貴重なご意見もいただきました。
ツイッターでアンケートさせてもらったら72:28で「だれでもできる米国株」でした
ツイッターの「私的なアンケート」で申し訳ないです。便利ですね
今回の動画はこちら→https://youtu.be/bXjgS4lIRMA
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