【VUG】【MGK】大手成長株が全部入っていて魅力的、2020年もハイテクは好調予想!
タイムリーなコメントを頂きました。
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VOO | VUG | MGK | VGT | ||||
対象 | S&P500 | グロース | メガグロース | 情報技術 | |||
ファンド純資産 | 520B | 99B | 5B | 27B | |||
設立 | 2010,9,7 | 2004,1,26 | 2007,12,7 | 2004,1,26 | |||
経費 | 0.03 | 0.04 | 0.07 | 0.1 | |||
銘柄数 | 500 | 280 | 115 | 327 | |||
収益成長率 | 10.9 | 23.5 | 24.8 | 12.1 | |||
株価収益率 | 22.2 | 30.5 | 30.3 | 26.6 | |||
配当 | 1.8 | 0.95 | 0.85 | 1.1 |
分野構成 | VOO | VUG | MGK | ||
情報技術 | 22.8 | 38.6 | 41.5 | ||
ヘルスケア | 14.2 | 8 | 16.9 | ||
金融 | 13.1 | 13.4 | 12.5 | ||
コミュニケーション | 10.4 | 19 | 20.6 | ||
一般消費財 | 9.8 | 4.5 | |||
資本財 | 9.3 | 13.6 | 11.8 |
◇ ハイテクの情報技術とコミュニケーションの合計はVOOの33%に対してVUGが58%、MGKが63%と倍近くなっています。
それだけ成長分野を強調しているのですね。
◇大きな違いはヘルスケアの割合です。VUGはVOOより少なめ、MGKはVOOと同じレベルです。ヘルスケアの保有を優先すればMGKが有力です。
<データ3>構成銘柄トップテン
VOO | VUG | MGK | VGT | ||||
MSFT | 4.4 | MSFT | 8.7 | MSFT | 10.5 | AAPL | 17.5 |
AAPL | 4.3 | AAPL | 8.2 | AAPL | 9.9 | MSFT | 15.9 |
AMZN | 2.9 | AMZN | 5.7 | AMZN | 6.9 | V | 4.3 |
グーグル | 3 | GOOGL | 6 | GOOGL | 7 | MA | 3.8 |
FB | 1.9 | FB | 3.7 | FB | 4.4 | INTC | 3.7 |
BRK | 1.6 | V | 2.4 | V | 2.9 | CSCO | 2.8 |
JPM | 1.6 | MA | 2 | MA | 2.4 | ADBE | 2.2 |
JNJ | 1.4 | HD | 1.8 | HD | 2.2 | CRM | 2 |
V | 1.2 | CMCSA | 1.5 | CMCSA | 1.8 | ORCL | 1.9 |
PG | 1.2 | ACN | 1.9 |
◇大所の顔ぶれは同じですがVGTにはAMZN、グーグル、FBがないです。
◇VGTはアップルとMSFTがとにかく多い。
これを「偏重」と見ればVUG、MGKが有力です。
<データ4>過去10年のリターン成績は?
左がリターン%で右が1万ドルを投資した時の現在の資産です
% | 1万ドルは | 1万ドル | 1万ドル | 1万 | ||||
10年リターン | 14.7 | 32971 | 14.6 | 39049 | 14.8 | 39815 | 17.4 | 49832 |
5年リターン | 11.7 | 17359 | 13.2 | 18595 | 13.8 | 19088 | 20 | 24955 |
3年リターン | 15.2 | 15301 | 19.3 | 16959 | 20 | 17297 | 27.8 | 20892 |
1年リターン | 31.5 | 13146 | 37.3 | 13725 | 37.5 | 13753 | 48.7 | 14867 |
◇10年ではVGTは5倍になってるんですね!
◇VGUとMGKはほぼ同じです
<データ4>過去5年のチャートを確認
上からオレンジがVGTで143%の上昇、青がQQQで113%、紫がMGKで85%、濃い青が
VUGで81%、ピンクがVOOで60%です
いかがだったでしょうか?
「お気に入り」が決まりましたか?
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ちょっとだけ整理すると、VOOは別格として(全く個人の感想です)
1 VGTのメリット・デメリットは
カバーしてない、AMZN、FB、GOOGLとかあってもいいから攻める
→それでも個別株を買うよりは安心できる←ここ重要
VGTは他のETFの比較というよりハイテク個別株の代わりという性格が強いと感じます
だからカバー率が気になる方には適さないと思います。
リターンはMSFT、V、MAを単独で買ったときには劣りますがそれは「安心」と引き換えなので仕方ないですね。その代わり他のETFより成績はいいです。
◯向いている人
ハイテク個別はちょっと・・・だけどハイテクをダイレクトに取り込みたい。カバー率の低さは気にしない
◯向いていない人
カバー率が気になる人
2 VUG、MGKのメリット・デメリットは?
成長分野を幅広く取り入れたい人にピッタリ
QQQの市場の制約が気になる、コストがやや高いのが気になる方にもOK
VGTのアップルとMSFTへの偏重が気になる方にもOK
VUGとMGKの比較ではVUGが基本的な選択になると思います。
時価総額が大きく、経費が安く、銘柄数が多くより分散されているからです。
リターンもほぼ同じです
MGKはヘルスケアが多いです。構成を見て好みならこちらもオススメ。
銘柄数、コストともに大きな問題ではないです。
2つでは迷ったらVUGがいいと思います。
3 QQQとVUG、MGKとを比べると
◯コスト的にはヴァンガード系が安いです
◯過去のリターンはQQQがかなりリードしています
◯QQQは単なる分野ETFではなくてナスダックの市場ETFという性格を持ちます
◯分散という点では大差ないと感じます
QQQは情報技術とコミュニケーションの合計が66%とMGKの62%VUGの58%よりやや多めになっています。
いかがだったでしょうか?
QQQはインベスコでヴァンガードではないので私にはHPが見にくくて最新の情報を得られなかったので載せませんでした。時期が違うと比較資料としてはバツでしょうから
わかる方は教えて下さい。
川崎太郎さん、いかがでしょうか?
おっしゃるようにVUGなんかは私もとても魅力を感じます。
ハイテク個別の代替として買ったのでVGTを持っていますが、VUGも文句のつけようがないETFだと思います。QQQとの優劣は私もよくわかりません。
それではまたコメントください。
みなさんもいかがだったでしょうか?
ついでに2020年もハイテクは好調だそうですからお伝えしておきます。
GSの資料ですね。ツイッターで教えてもらいました。ソースはGSだそうです
「T.Caster2.0@private invesutorさん」です。とても詳しく調べておられて助かります
2020年のS&P500の売上成長率は+6%、利益は+9%、そのほとんどをハイテクが牽引!
2020 | ||
売上高% | EPS% | |
S&P500 | 6 | 9 |
AAPL | 6 | 11 |
MSFT | 11 | 13 |
FB | 22 | 36 |
グーグル | 18 | 15 |
JPM | 2 | |
AMZN | 18 | 26 |
BAC | 10 | |
MA | 14 | 18 |
V | 11 | 15 |
T | 0 | 2 |
◇S&P全体では売上6%、利益9%は素晴らしい成長が予想されている!
◇しかし内訳はハイテク大手の伸びが大きいのでハイテク以外の分野はそうでもないです
◇2020年も2019年に続いてハイテクが牽引する年になると予想しています。
ちなみに上位各社の2019年のトータルリターンは
2019年トータルリターンGS | ||
2019 | リターン | PER |
S&P500 | 31 | |
AAPL | 88 | 23 |
MSFT | 57 | 29 |
FB | 57 | 23 |
グーグル | 28 | 26 |
JPM | 46 | 13 |
AMZN | 23 | 80 |
BAC | 46 | 12 |
MA | 56 | 35 |
V | 43 | 30 |
T | 44 | 11 |
アップルなんか驚異的な伸びでしたね。
もっとも一昨年暮れの大きな下落を回復した分もあるので割り引いて考える必要はあります
PERを見てもアマゾン以外割高感はないですね。アマゾンは以前は300超えでした
EPSが10%以上伸びるのなら現在の最高値を「割高」と見るのは「機会損失」かもしれません。
またまた長くなりました。
それではみなさんの投資がうまくいくことを願って記事をしめます。
今回の動画は→https://youtu.be/jumqbEicKeE
どうぞ御覧ください。
訂正 動画の黒板の今年の予想のMAとVが逆になっていました。MAが上です。
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