チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

【VGT】ETFの指数は誰が決めている?

コメントをいただきました

 

マツダ さんより  
こんばんははじめましてマツダといいます。 アホみたいな質問で申し訳ないのですがVGTって指数連動ETFなんですか? 自分でネットで調べたところ「MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックス」という指数に連動しているようなのですが、この指数と構成銘柄の%は誰かファンドマネージャーが決めているのでしょうか? 自分の感覚として「機械的に決められた、または(偶然にも)同一の株式市場に上場している銘柄群」が指数で、人(ファンドマネージャー)の手が関与したら指数ではないという感覚でいます。
 

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<ご返事>
コメントありがとうございます。
いや、アホみたいなことは全然ありませんよ。
指数連動といいますが、指数そのもののことを私達はあまり知らないですから。
 
結論からいうと「指数」がいくつもあるのですね。
そしてレベルがあるように思います。
 
米国で重要な指数(インデックス)といえばS&P500、ダウ、ナスダックがあります。
これにも入れ替えがありその決定には人間が関与しています。
その意味では一番重要で「動かない」と思われている指数でも人間の関与はあります。
さらにS&Pにしてもダウにしても公的機関が決めるわけではなくてそれぞれスタンダードアンドプアーズという会社だったり市場だったりします。
 
ダウはCMEグループですね。
QQQはナスダックの上位100社で構成されています。
 
MSCIは株式の指数を組む代表的な会社です。営利企業です。
世界の株式をいろいろな形で指数化しています。
 
日本で一番売れている「先進国インデックス投信」もMSCI先進国インデックスがベンチマークですね。
 
MSCIの社内での決め方は知りませんが、大事な指数を一人でいじることはなくて会社の決定になります。
だから個人の意志が反映することはないと思います。
 
ただVGTでは今回のようにインフォメーションが独立したために情報技術指数からグーグル、フェイスブックという大所が抜けました。
 
このような大きな改編はダウやS&Pやナスダックではないでしょうから、分野ETFのほうが改編リスクは高いといえます。
 
今回の改定はいいように捉えれば「より的を絞った」といえますし、悪く取れば「分散がなくなった」と受け取れます。
 
グーグルとフェイスブックが抜けたことに関してはここ2年の株価がVGTを下回っていることからリターン的にはプラスに出ています。ただし長期的な影響はわかりません。
下は比較チャート、上からVGT、QQQ、GOOG、VOO、FB

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VOOはS&P500ですが市場には関係ないので一番無難な指数と言えます。

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私は現在はVOO+VGTでやっています。
将来的にQQQを買う予定はあります。
景気後退などで株価下落リセットの際はナスダックに連動したQQQの方が分散はされていますからその時は買う予定です。
 
しかしVGTを手放すことはしないです。というより買い増しは常に考えています。なかなか順調にできていませんが(笑)
 
補足 ヴァンガードなどはMSCI以外の指数を使うことも多い
MSCIは世界で一番権威がある指数の会社なので使用料金も「強気」です。
なのでバンガードは高額使用料を嫌って別の指数会社のものも使っています。
 
それで影響がある場合もあります。
韓国はMSCIでは新興国扱いですが、ヴァンガードが採用するFTSEでは先進国扱いです。
なのでヴァンガード新興国ETFのVWOには韓国が含まれません。
他の新興国投信はMSCIなので注意が必要です。
 
韓国はMSCI新興国指数の15%を占めているのでちょっと影響はあるかもしれません。
 
しかしMSCIは指数では最も信頼できる会社なので少数の人間が恣意的に動かす心配はしなくていいと思いますよ。
 
また何でもコメント下さい。
 
それではマツダさんの投資が今後うまく行くことを心から願って記事を終えたいと思います。
 
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