チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

米国がけん引した今年の株高を地域、分野で見る

米S&Pが年初来30%上昇と異例の年となった

昨日も書きましたがリクエストもあったのでまとめました。

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<地域別では米が突出している>

チャートでは

上から米S&PのVOOが30.3%全世界VTが24.6%欧州VGKが20.6%米以外先進国VEAが18.9%米以外全世界VXUSが18..8%新興国VWOが16.7%でした。

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また配当を含めたトータルリターンは次のとおりです、yahoo finance(米)です。

12,28        
銘柄   YTD% 配当 経費
VT 全世界 26.92 2.23 0.09
  先進国 27.97 2.31 0.04
VOO 31.81 1.88 0.03
VEA 米以外先進国 21.94 2.99 0.05
VXUS 米以外全世界 21.42 2.92 0.09
EWJ 日本MSCI 18.75 1.51 0.47
VWO 新興国 20.18 2.71 0.12
VGK 欧州 23.9 3.37 0.09

♧先進国はVOOとVEAを時価総額割合で計算

♧日本は日経225では21%ほど

 1 米国S&Pが米以外全世界を10%引き離して突出している

2 しかし米以外もがんばったと思う

3 日本も日経では21%ほどで米以外の先進国と同じレベル

4 懸念の新興国もしっかり伸びた

5 ブルームバーグによると米S&Pの来年の伸び率のコンセンサスは+4%だそうだ

もみあげさんの記事で知った リンクは

アナリスト予想まとめ!2020年米国株投資戦略はヘルスケアセクターに期待! - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-

 情報早いんで助かってます!

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 米国の分野別・目的別ではハイテクが49%の驚異の伸び

銘柄   YTD% 配当 経費
VOO S&P 31.81 1.88 0.03
DIA ダウ 25.45 2.03 0.17
QQQ ナスダック100 39.84 0.75 0.2
VGT 情報技術 49.09 1.15 0.1
VHT ヘルスケア 22.49 1.89 0.1
VDC 生活必需品 26.09 2.48 0.1
VPU 公益 23.93 2.89 0.1
VYM 高配当 24.3 3.06 0.07
SPYD 高配当 18.26 4.35 0.07

 1 ハイテクが49%と驚異の上昇!

昨年暮れの下落がハイテク中心だったこともあります。

2 他の分野もそれぞれ健闘しました。

ハイテクが大きく伸びてそれがS&Pに23%含まれており引き上げるので低く見えますが、しっかり伸びています。

1年の比較チャートでは

上から情報技術のVGT、S&PのVOO、ピンクが生活必需品のVDC、黄色公益のVPU、紫がヘルスケアのVHT

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○10月からのハイテクとヘルスケアの伸びは凄まじい

○ヘルスケアは上記のもみあげさんの記事のブルームバーグ予想によると2020年にもっとも注目のセクターだそうだ。

○ヘルスケアは民主党のリベラル候補の躍進が伝えられて9月まで伸び悩んでいた。

♧日本と同じような国民皆保険の導入や薬価の大幅な引き下げが嫌気されていた。

中でも医療保険を手掛けるUNHは大きく影響を受けた。なじみと人気がいまいちだけどダウ銘柄です。

下はUNHの2年チャート

チャート画像

投資指標は株価295.9ドル、予想PER20.74配当1.46%

とS&Pと同レベルの予想PERでこれだけ上昇してもなお割安に思える。

♧私も保有があります。むかし100ドル台で買って220ドル240ドルで買いましをしています。ただし9月の220ドルでは買い増しを見送った残念な経緯があります。そして好決算を経て急上昇。270ドルで再び買いチャンスでした。高く見えたのですね、アホでグズな私には、トホホ!

あれよあれよと言う間に300ドル間近で買いにくくなってしまいました。

教訓(自分への)

買いそびれても、その株価は忘れて新たに買い増しは実行すべし!

 

セクターローテーションの再度のやり直しが起きた

来年からの「景気後退」が意識されてハイテクが鈍化していたのが再び調子づいています。これも多くの人の予想とは違いました。

トランプが再び優勢になりヘルスケアも息を吹き返しました。

♧民主党のバイデン氏になっても大丈夫そうだ。民主党左派以外ならOK

逆に景気後退を意識されて買われていた、公益、生活必需品が伸び悩んでいる感じです

 

→予想して、先回りして、セクターを渡り歩いても予想通りには行かない

と今回は言えました。

アナリスト予想の2020年のヘルスケアセクターはどう思いますか?

ついでにヘルスケア大手を書きますと、まだ割安ですね(SBI証券)

JNJ 145.97ドル予想PER20.91配当2.6

PFEファイザー 39.32ドル予想PER11.59 配当3.86%

ファイザーのこの低PERは何なんでしょうね?

わかる方教えて下さい。保有ありますんで、安いし問題なければ買いまししたいですね。

ちなみに2年チャートは

チャート画像

すごい形してますね、ツチノコのような(笑)失礼

ヘルスケアとしてはダウ銘柄だしPERも低いし配当も高いしで注目されると思うのですが・・・調べてないので

これだけの高配当なのに「高配当志向」の方の記事にもあまり登場しませんね、なぜなんだろう?不思議です。なぜか私は持ってますが。

ヘルスケアではJNJ、UNH、PFE、AMGNアムジェンがあります。

AMGNは241.53ドル予想PER18.51配当2.65%

2年チャートは

チャート画像

へー、急上昇してますね!

PER的にはまだ割安水準ですからまだ上がってもおかしくないです。

 

ヘルスケアはVHTだけどナスダックも有望!

AMGNはナスダックです。かなりバイオなどはナスダックが多いです。

ハイテクだけでなくヘルスケアでもナスダックはS&Pより優位が続く可能性が高いですね。

そうするとヘルスケア分野ETFのVHTもいいけどナスダック100のQQQだとハイテクも入っていてより幅広くカバーしてますね。

 

私は今「VOO+VGT」で進めているし他の方にも勧めています。

しかしより幅広くカバーする「VOO+QQQ」もとても有力と見ています。

なのでバランスを取る意味でもQQQを買う可能性はあります。

一応お知らせしときますね。年齢高めの方はVGTと迷ったらQQQがオススメです。

若い方は好みの方で。

 

以上です。

高かろうが景気後退が予想されようが「着実に投資をすすめた人」に恩恵が多かった一年でしたね!

私もこれを教訓に精進、実行をします。

 

みなさんの投資の成功を心から祈りながら記事を締めます。

長い記事にお付き合いくださいましてありがとうございました。

 

今回の動画は→https://youtu.be/MBpjbC0SjBU

コメントなどよろしく!

 

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