チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

QQQとVGTの優劣比較。QQQがVGTよりいいとのコメントを頂きました。

QQQ推しのコメントを頂きました。

スポンサーリンク

 

ツイッターでです。バリュー投資家「鎌倉見物」さんより

f:id:tingisuhan:20191219135502j:plain

 

f:id:tingisuhan:20191219135534j:plain

おっしゃるとおりですね。QQQの方が業種は広くカバーしています。

 

QQQはナスダック指数のETFといえる

ダウがDIA、S&PがVOO、IVV、SPYなど山程あるのに対して、ナスダック指数に連動するETFはQQQしかありません。

だから非常に貴重でかつ大きなETFです。

厳密にはナスダックの上位100社をカバーするナスダック100指数に連動しています。パフォーマンスはナスダック本体より少しいいのでこれからはQQQのチャートを使います。

VOO、QQQ、VGT3つを比べると表にしました

  VOO   QQQ   VGT  
銘柄数 500   103   327  
経費 0.03   0.2   0.1  
時価総額 520.28   82.86   26.96  
配当 1.88%   0.79%   1.15%  
予想PER 19.2          
実績PER 22.2   26.2   26.6  
リターン            
5年 52.84   99.3   124.5  
2年 19   33.1   44.2  
1年 25.4   32.1   41  
YTD 27.2   35.2   43.8  
組入銘柄上位   %   %   %
1 MSFT 4.41 AAPL 12.3 AAPL 17.5
2 AAPL 4.33 MSFT 11.6 MSFT 15.9
3 GOOGL 3 GOOGL 8.9 V 4.3
4 AMZN 2.86 AMZN 8.7 MA 3.8
5 FB 1.85 FB 4.9 INTC 3.7
6 BRK 1.6 INTC 2.8 CSCO 2.8
7 JPM 1.59 CMCSA 2.2 ADBE 2.2
8 JNJ 1.39 PEP 2.1 CRM 2
9 V 1.22 CSCO 2.1 ORCL 1.9
10 PG 1.17     ACN 1.9
テック割合 23%   46%   100%  

テック割合はQQQにはアマゾンなどのサービス分野がこれにプラスして21.5%含まれる。

QQQとVGTはどちらも問題は全く無いです。

下はQQQの構成比(なまずんさんのブログより引用)

QQQのポートフォリオのうち46%はIT関連

どちらもハイテク割合がS&Pより高いのが特徴です。

パフォーマンスはVGTが少し上回る

次に過去5年のパフォーマンスを他のと一緒に見てみます。

上からVGTの125%QQQの100%グロースETFのVUGが70%VOOが54%バリューのVTVが39%です。

f:id:tingisuhan:20191219141222j:plain

大雑把に言ってハイテク割合が高いほど、リターンが高くなっています。

ただしこれが将来も続く保証はありません。

 

そうすると分野が分散しているQQQの方が分散効果は高いと言えます。ペプシも入ってますし。

またナスダック100指数は入れ替えもあるので長きに渡って保有ができます。

整理しますね。その上で判断はご自分でなさってください。

1 ナスダック市場を買うならQQQ、ハイテク個別の代わりならVGT

2 パフォーマンスはVGTが少し勝る。

2 業種が多いのはQQQ→分散が効いている。

3 長期間調整が要らないのはQQQ

4 年間手数料は」気にするレベルではないですがVGTが少し安い。

となります。

オマケ

QQQには3倍バージョンの「TQQQ」と3倍ベア型の「SQQQ」があります。

急落でヘッジしたい場合は「売る選択」の他に3分の1の額でSQQQを買う選択もあります。

どちらにしても入れ替える必要はない

新規に買う、積み立てるETFを変更すればOKです。

私の場合

ハイテク個別株からの乗り換えだったので素直にVGTを選択しました。それまでに投資もあったし。QQQも検討しましたがVGTにしました。

QQQが向いている方

情報技術に偏るのが嫌な方

S&Pよりリターンが大きいETFが欲しい方

VGTとのリターンの差は気にしない方。同じく手数料、配当も。

長期に渡っていじりたくない方。

VGTが向く方

ハイテクを素直に取り入れたい方

人気の株がほぼ入っているので個別より断然安心

高いパフォーマンスを求める方。

産業構造の変化があれば対応できる方

 

スポンサーリンク

 

筆者の感想

「VOO+VGT」をオススメしてきましたが「VOO+QQQ」もオススメです。

ハイテクに的を絞っているのがVGTの特色ですが、もう少しマイルドで幅広いのを望むならQQQは最有力候補です。

これは好みなのでどちらがいいかの判断は決めていただくしかありません。

迷うのならQQQの方が「指数ETF」なので無難でいいと思います。

 

どちらにしても今ある投資を売る必要はないと思います。

その理由は上記の成分表にもあるように多くの銘柄と構成は重なっているからです。

 

以上です。最後に、「バリュー投資家鎌倉見物さんのアドバイスのおかげでこの記事を書くことができました。感謝です

 

それではあなたの投資がうまくいきますように心から願っています。

 

お知らせ 保存型ブログ「チンギスハンの安心の資産運用」の「リタイアに向けて失敗しない投資術」に新記事をアップしました、どうぞ御覧ください。

【出口戦略】なぜ売らない作戦・永久保有は素人に向いているか?【リタイアに向けて失敗しない投資術7回目】 - チンギスハンの安心の資産運用

またその記事の関連動画は→https://youtu.be/ennU8OMeuok

みなさまのおかげでチャンネル登録を514人の方にいただきました。ありがとうございます。コメントもよろしくお願いします。

 

お願い 下をクリックして応援いただければありがたいです。またコメントもください。はてなの方はブックマークもよろしくです。

 にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村 米国株ランキング

スポンサーリンク

 

 

www.tingisuhan.com

www.tingisuhan.com

www.tingisuhan.com

www.tingisuhan.com