チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

分野選びを間違っていないか?インデックスに勝てない理由

引き続き米国株基礎固めのシリーズです。

米国株を一から確認しています。

前回までのおさらいをすると

「個別株はなぜインデックスに勝てないか」

「インデックスを下回っている人が多いのはなぜか?」

→「あなたがいいと思うのを選んでいるから」が答えだとしました。

 

しかしそれでもインデックスを上回る個別株を探したいと思う人は多いでしょう。

そこで前回はその前に個別株投資で陥りやすい投資家心理として

「トータル利益よりも勝率にこだわりやすい素人が多い」というテーマでお送りしました。

今回は「分野選びを間違っていないか?」というテーマでお送りします。

まずS&Pインデックスの構成を見ると

S&P500ETFのVOOの資料では各分野のシェアは

Information Technology 23%
ヘルスケア 14%
金融 13%
Communication Services 10%
一般消費財 10%
資本財 9%
生活必需品 7%
Energy 4%
公益 3%
不動産 3%
Materials 3%

 となり情報技術とヘルケアが多くなっています。

もし情報技術とヘルスケアがインデックスより成績が良い場合は、それらを外した構成ではインデックスに負けることになります。

リターンは分野で大きな差がある。ハイテクが圧倒的にいい

なので各分野のリターンを見てみます。5年で見ると

  分野 5年
VOO S&P500 10.9
VGT 情報技術 18.9
VOX 電気通信 3.7
VHT ヘルスケア 9.6
VDC 生活必需品 7.3
VAW 素材 5.9
VIS 資本財 9.6
VCR サービス 11.1
VFH 金融 11
VDE エネルギー -4.7

S&Pを大きく上回っているのが情報技術、いわゆるハイテクで1.8倍になっています。

しかし他はS&Pと同じくらいか低いものが多いです。

金融、ヘルスケア、サービス、資本財、生活必需品なんかが割と健闘しています。サービスはアマゾンが牽引しました。

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個別株投資がインデックスに負けやすいのは分野選びが間違っていた

と言えるかも知れません。

ハイテクはリターンも大きくシェアも大きいからです。

ハイテクの割合が23%以下のポートフォリオは「負けやすい」構成と言えます。

(上手い人がやればその限りではないです、ここではあくまで確率での話です)

逆に言えばハイテクの割合が23%以上であればインデックスに「勝ちやすい構成」といえます。

 

あなたのポートフォリオはどうですか?

 

もちろんそれぞれの分野で優れた銘柄を選ぶ技術や能力があれば劣勢を跳ね返すことはできます。

 

しかし易しいのは、よく伸びる分野から選ぶ方法です。

 

ハイテクETFのVGTを組み入れることで簡単にS&Pに勝つことができる

この方法を使うと簡単にS&Pを越えるポートフォリオを作れます。

私が推奨している「VOO+VGT」連合軍がそれです。

50:50で組み込んだとするとたいてい負けません。

勝ってる方はすごいことです。コメントとかツイッターとかでぜひ教えて下さい。参考にしたいです。

 

5年チャートで見るとこんな感じ 上がVGT下がS&P

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♣参考までに ETFの構成比

VOOの上位5社と割合は

MSFT4.4%AAPL4.3%AMZN2.9%FB1.9%BRKバークシャー1.6%

VGTは

AAPL17.5%MSFT15.9%V4.3%MA3.8%インテル3.7%

です。MSFT、AAPLが上位なのは同じです。

リターンがS&Pより低い分野ETFにも意味はある

フォローしておきますと「リターンがいい」だけが投資の役目ではないので、以前書いた例えば「高配当ETFのVYMやSPYD」は配当取りという目的があります。

同様にヘルスケアのVHTなどにもバランスをとる、分散するという役目があるので意義はあります。

ただしS&P自体がかなり分散しているのでVOOとの比較になります。

補足 S&Pインデックスやダウが自動的にバランスが取れる仕組み

♣S&Pインデックスは米国の上位500社の時価総額割合で構成されています。ですから時代が代わり産業構造が変わればその分野の企業の時価総額が大きくなるので自動的に「インデックス」に反映される仕組みです。

ダウは単純に株価を積み上げるのでやはり同様に「伸びる産業」を自動的にインデックスに反映することができます。

どちらも銘柄の入れ替えもあります。

 

だから産業の変化によって自分で入れ替える必要はないです。

逆に言えば分野ETFは「産業構造の変化に弱い」と言えます。

 

今日のテーマは以上です。以下は雑談です。

1 祝米株高値更新

みなさんの「含み益もさらに積み上がったことでしょう」

市場に居続けることの大切さ、恩恵を実感できる展開ですね。

とはいえ調子に乗っての無計画な投資はしっぺ返しが来ますから

「調子がいいときほど慎重に」という誰かの金言を守りましょう。

 

2 ウッドストーブ2号機で塩サバを焼きました

 全く私的で恐縮です。

キャンプ用のウッドガスストーブを作ってます。昨日は2号機を作りました。

これが出来上がり

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材料はホームセンターの塗料缶2つで5百円

中に一回り小さい缶が入っています。

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木の枝や枯れ葉を入れました。すごくテキトー、相変わらず雑です。

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これが燃えているところ、周囲はブロックとレンガで囲っています。ツイッターには燃えている動画も載せてます。

 

上の穴から暖められた空気が出て燃焼していない木ガスを燃やす仕組みです。

だから煙は少ないです。写真で見えますか知らん。

原理はこちら(たけしの寝言さんのブログより)

2つの缶の上部は密閉されています。

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「いや、あなたストーブ好きだね?」

「はい田舎は五右衛門風呂で小さい頃から火を燃やすの好きでした」

「だから学校では石炭ストーブに火を付けるの得意でしたよ」・・・冬はマイナス10度くらいになってた。

「朝早く行って代わりにストーブに火をつけてました」

「ずいぶんありがたがられました、特に女の子からは、テヘヘ」

 

「自分語りはいいから早くサバ行って」

次に塩サバを焼きました。炭火でね。暗くてピンぼけですが。

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千葉産だったです。とうとう半身食べちゃいましたよ。

酒は地元の「天宝一」おいしいんですよ。しかも安い。上撰が1390円。

上機嫌で食べて飲んだことでした。

おいしいですね、日本の食べ物は、いやー最高です。「ニッポンバンザイ」

というわけで昨日も無事「勝利しました」

以上余談でした。

 

みなさまの投資の成功を心から願っています。

 

今回の動画は→https://youtu.be/Mq1PkZlhUp0

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