【米国個別株】トータル利益より勝率を追う投資家心理に気をつけよう
わかりやすく、面白くを目標に書いていきます
米国株の日が浅い方、方針が確立していない方、迷っている方、成績が今一つの方、これから参入を考えている方、・・・を対象に基本から書いているシリーズになります。
専門的なことや個別株のそれぞれの銘柄についてはより詳しい記事があります。
ダブってもいけないので私はもっぱら「基本から考える、洗い出す、考え直す」ことをやっています。
そして体系的に保存型別ブログ「チンギスハンの安心の資産運用」に「リタイアに向けて失敗しない投資術」シリーズにまとめています。
もっともまだ5記事でとまっています。仕事が遅すぎますね(笑い)
もみあげさんやYUTAさんのようにテキパキとこなせる方の爪の垢なり腸内フローラなりをぜひいいただきたいもんです。
リタイアして時間があると思って気が緩んでいるのですね。
だからテキパキ動けない。多分。
なので朝はやく起きてブログを書くようにしました。まだ三日目だけど。
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今手作りウッドストーブの3つ目を作ってるんですね。
初めの2つは土日で試運転をしてよく燃えました。これが小。材料費はダイソーの貯金箱2つで220円、ウッドガス方式で煙が出にくいです。この中に一回り小さい缶が入っていて二重構造になっています。その間を上昇気流が昇る仕組みです。木が多くてよく見えませんが内側の缶の上部の穴から空気が吹き出してガスを燃やしてほのおになっています。
↓が大、材料費はガソリンスタンでもらったペール缶2つでゼロ円
煙突もつきます。これは煙突をとってお湯を沸かしているところ。TRADストーブという形式で木炭が生産できます。途中で燃料補給は上をとらないとできないのが欠点。横の穴から小さいのは入ります。隣に家が建った時の建築用材の端をもらったのを燃やしました。よく燃えます
底から上がってきた木ガスが上の四角形から入った空気で完全燃焼する仕組みです。
ペール缶を切ってもう一つのペール缶に重ねています。底にはドリルで穴を空けてます。
↓が製作中の3つ目、材料費はホームセンターの塗料缶2つで約700円。
これは内缶の底に穴を開けたところ。小と同じくウッドガスストーブになります。
温められた空気が上の穴から流入して中の不完全燃焼の木ガスを燃やす仕組み
本当はもう一回り大きい缶が欲しいのだけど。
工学部出身なのに写真のとおり「作りが大雑把で雑」なのが特徴です。(笑)
「こら、油売って、時間稼ぎしてないで本題に早く入れ!」という声が聞こえそうです。そうです、スミマセン。
昨日のおさらい
1 SPインデックスを下回るアクティブファンドが80%以上ある。
2 個別株がインデックスを下回るのは「優秀なもの、キズのないものを選ぶ」ことが原因だ。
3 「人気のない」銘柄を買う作戦に「ダウの犬」があり成績は50%よりいいようだ。
4 人気がある銘柄は期待値が実態より大きくそれで期待値を越えられないのが原因とシーゲル博士は分析した。
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今日の出発点
期待値が実態以上に高くない銘柄群を選べばインデックスを上回るはずだ
シーゲル教授はそれでハイテクや石油が流行の時代に「生活必需品」などの地味で高配当な銘柄群に投資することでS&Pを上回ることを明らかにしたのでした。
しかし時代は変わり現在では「生活必需品」やヘルスケアやマクドなどは「不人気銘柄」とは言えません。
だから当時のシーゲル博士の提案どおりにやってもS&Pを上回るかどうかは疑問です。
さらに手間や税の問題もあります。
手数料はVOOは何と3証券ともに「無料」になるそうです。ヤッター!
それぞれの方に腹案があるでしょうがその前に確認するというか「やっかいな問題」があります。
これはシーゲル流に限らず個別株全部に当てはまる問題ですので先にそれをやっつけておきましょう。
それは
勝率を求めるか、トータル利益を求めるか?
ここがクリアできていないと「安易に個別株に進出」するのは危険です。途中で方針を見直さなければ行けないからです。
野球で言えば「打率型」か「ホームラン、打点型」かということですね。
つまり10つ全部勝って10勝0敗を目指すのか、6勝4敗でもトータルで上回ればいいのか、という2択です。
あなたはどちらですか?そしてどう思いますか?
ほとんどの素人はこの壁が越えられない
カリスマと言われる素人?投資家・トレーダーはほぼ全員が「トータル利益追求型」です。「5勝3敗くらいで十分」という方が多いように思います。
♣短期の方が多いが本質的には短期も長期も原理は同じ
私を含めて多くの素人はこの壁を越えるのは大変です。
5勝3敗で平然とはしていられません。
通常がそうなので時期によっては3勝5敗の時もあるでしょう。
とにかく負けることが嫌なのが素人
損切りができない原因もこれだとされています。
損切りは「自分の負けを認める行為」だからです。
本当は早く負けを認めたほうが損害は小さくなります。
頑固に粘っていると取り返しのつかないレベルの損を負います。
プロはもちろんできるでしょう。
「自分の買値」になんの意味もないことは十分承知でやっているからです。
相手がS&Pでなければハードルはうんと低くなる
SPインデックスを相手にすると80%が負けますが損得ゼロを基準にするとハードルはぐっと下がります。
だからそれを基準に考えましょう。
それにしても、この5勝3敗の3敗の部分を受け入れる必要があります。
長期に渡れば勝率はうんと高くなりますがね。
だから理論的にうまくいくとかいかないとかより先に、自分が「トータルで上手く行けば枝葉末節にはこだわらない」というプロ気質があるのかどうかの方が問題です。
実際は勝率を追うのが多くの素人の実態
私は昔通貨FXをやっていた時期があります。多くは豪ドルでのスワップ狙いだったのですがトレードもしました。
研究してなんとか80%くらいの勝率にはなりましたが「損はしませんでしたが利益」は生みませんでした。コスパ悪すぎでトレードはやめました。
素人特有の「利確は早すぎ、損切りは遅すぎ」のわなにはまっていたのです。
利益がのっているうちに「利確」をしたいのは「投資家心理」です。
同様に「損切りを遅らせたい」のも投資家心理です。
これらの投資家心理は「勝率を高める行為」と言い換えることもできます。
利確をすれば勝率はあがります。利益を追い求めているとマイナスに大幅下落でマイナスになる場合もあるからです。
「もうけがあるうちに売っておけ」の心理です。
また損切りを嫌うのも損を確定して勝率を下げる行為ですから。
待っていれば反転して、確率は高くないですが、負けにならないかも知れません。
損切りしない対象を選ぶ
これらから逃れるためには「自分を強くする」以外では
「勝率が気にならない対象」「利確・損切りをしない対象」に投資するのがベストです。
この観点からは米国S&Pにまさるものはないでしょう。
自分が勝率が気になるタイプかどうかはやってみればわかる
例えば5つほど買って一つが不振、下落した時に「どう思うか」「どう行動するか」であなたの心理のレベルがわかります。
結果がふつうの人であったとしてもそれ自体は「恥ずかしい」ことではありません。
「常識人」「付き合いやすい人」とも言えるからです。
自分の特性を早く知ってそれに適合した投資法を採用するのは「成功への最短距離」です。
適正がなくて米国株インデックス投資を実践して「すっからかん」なることはありえません。売らなければ、持ってさえいれば全員が儲かっている状態です。
勝率を追えば平凡な成績になる
インデックスが物足りなくて「個別株」をするにしても「勝率を追えば」成績は平凡なものになります。
とがった投資をしてインデックスを大きく上回ろうとするなら「5勝3敗」を受け入れる必要があります。
そんなに都合のいい「フリーランチ」はないのです。
そして自分の素質がまだ未知数なら「少額で実践」して確かめれば簡単です。半年もあればわかるでしょう。
「より有利な銘柄探し」はその後でも十分間に合います。
無駄話もあり長くなりました。「インデックスを上回る個別銘柄投資」は次回にします。
ここまで長い話にお付き合いくださりありがとうございます。
それではみなさまの投資の成功を心から願っています。
今回の内容と関連した動画は→https://youtu.be/3REUNSRpi_U
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