チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

「結婚はコスパが悪い」は秀逸だ、デメリットを一言で表しているからだ

祝福されている新郎新婦のイラスト(結婚式)

結婚しないあるいはするつもりがない若者がよくいうこの言葉は考えてみれば良くできています。

古、来結婚についてことばたくさんありました。

「結婚は人生の墓場だ」とか

しかしこれは結婚してみての「その人の感想」であって理由ではありません。

 

さらにパートナーを非難しています。

相手も同じく不満を持っていることが多いでしょうから、喧嘩になります。

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「コスパ」という価値観は実は優れている

以前の結婚に対しての経済的な価値観は「なんとかなる」という曖昧なものでした。

女性が仕事を持たなかった時代では、夫が稼いで来たお金をいかに有効に使うか、残して貯めるかは女性の腕次第でした。

そして、女性はバカな男よりも「無駄遣いをしない」と勝手に決めていたのです。

 

確かに以前はそういう家庭が多かったのでしょう。

しかし現在では女性も仕事を持つのが当たり前で、したがってデートも「割り勘」がデフォルトだそうです。

わたしなんかには考えられないですね。

「これ私の分」と言って出されると、「この人自分との距離はこれ以上近づけたくないんだな」と勝手に思ってしまいそうです。

 

女性の方が経済的にしっかりしているという資質もデータもない

男はムダに金を使うから早く世帯を持って「堅実な奥さんと暮らすと金が貯まる」というのが昔の見方です。

 

しかしそれは女性が稼がなかった時代に仕方なかった戦略です。

実は女性に稼ぐ力がないわけでもない代わりに「経済的にしっかりしている」わけでもないのです。

 

このことは女性が稼ぐようになって表面化しました。

しっかりためている人もいるでしょうが、それは男性も同じ。

 

キャバクラやギャンブルで散財する男性もいますがブランド品やホストクラブに金を使う女性もいますのでこちらもイーブンです。傾向としてはまだ男性の方が金遣いが荒くて下手なようですが。

 

統計的にも学術的にも女性が「堅実でしっかりしている」というデータはないです。

力仕事が多くて女性の職業が限定されていたために起こったことです。

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結婚以外でも「コスパ」で選ぶことは一般的だ

「コスパ」で結婚を考えるひとを異端視する人も多いです。

「愛情」をないがしろにしているというわけです。

 

しかし愛情だけでは結婚生活が成り立たないことは昔からくどいほど力説されてきました。

だから実はそれほど奇異ではないです。

表現が「コスパ」という歯切れのいい一言で済むようになっただけです。

 

結婚とか恋愛以外ではコスパが一番重要視されるのは当たり前のことです。

これは普段の買い物を始め飲食でもサービスでも同じです。

 

また企業は人を採用する時には「自分の会社にとってコスパ」がいい人を採用します。

同じ給料なら長時間働かせたほうが「コスパ」がいいので長時間労働のブラック企業が誕生します。

対して労働者はそんな企業は辞めて他に行くのが最適ですが日本では「新卒一括採用」というカルテルを組んでおり、大手企業に途中からは入れなかったので「ブラックの温床」となっているのです。

対して転職がしやすい欧米ではブラック企業は存在しにくいです。

そんなことをすれば「コスパ」のいい有能な社員からさっさと辞めてしまうからです

また日本では特に大企業は社員を辞めさせることが難しいのでコスパの悪い社員が居座ることになります。

労働の流動性を高めれば労働者も会社もコスパがよくなると指摘する人は多いです。

コスパを高めることは自分にとっても有益だ

そんな信念を持つ相手と結婚をするには「自分がコスパ」がいいことを証明しなければなりません。

ブランドモノで固めてデートに行くと、逆効果になる可能性が高いです。

 

こういう信念の人は結構「狙い目」でブルーオーシャンかも知れません。

結婚したら実は「借金があった」「ギャンブル狂だった」「浪費癖があった」ということはなさそうです。さらに「浮気」「不倫」もコスパが悪いのでしないでしょうし。

 

例えば女性なら自分の美しさ、可愛さ、魅力に磨きをかけるだけでなくもう一つ「余計な要素」が増えるのでめんどうではあります。

しかし、相手にとってコスパの高い人間になることは自分の市場価値を高めることになり、また自分自身にとっても有益です。

同棲してみてから結婚というのもうなづける

最近の若い方では「半年か一年一緒に暮らしてみて上手くいったら結婚」みたいなスタイルがあって驚きました。しかしこの方式で結婚した人たちはうまくいく確率が高いようです。

私の知り合いもこの方式で結婚しました。何でも女性の両親が薦めたそうです。さすが関西人、現実的。今では2人の子供も生まれて家も買って堅実にやってます。

 

DVなどの気配があれば一年も一緒にいれば「出尽くして」リスクが減るというわけですね。

 

従来の基準とは別の価値観も加えてパートナー探しをするのは結婚後の「がっかり」「そんなはずじゃあ」が減っていいことですね。

 

追伸 ツイッターで似た内容を書いたら「ウチではコスパは最高だ」というようなコメントをいくつかいただきました。素晴らしいですね。みなさんの意見や経験もコメント下さい。これからの人のパートナー選びの参考になるでしょう。

 

今日は以上です。

それではみなさんの良い投資を!

 

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