チンさん凡人投資家

投資歴40年ですが達人ではないです。特別な才能がない普通人がリタイア後の資産を株式投資で失敗なく確実に作れる方法を発信しています。お金のかからなくて楽しいリタイア生活も発信中。

インデックス利用で「割安株」「安値買い」から脱却したメリット

シニアなのでかなり保守的ですが私のルール・方針は

ダイバーさんよりご質問をいただきました。

 ダイバー     
チンギス・ハンさんはポートフォリオ全体の中でインデックス、個別株、債券、現金などの比率をどのように決めてられますか? もし過去にすでに掲載済みであればすみません。

 

コメントありがとうございます。

私は現在67歳でもうリタイアしています。

これからの年齢に限りがあり計算もできるのでかなり保守的な投資になります。

したがって若いみなさんにはそのまま当てはまることはないでしょう。

なので軽い参考にしてください。

 

 <私のルール・方針・考え>

1 株式投資の割合は50%までです。

2 インデックス中心です。インデックスは永久保有です。VGTはVOOに準ずる自己ルール。

3 個別株の割合は0~50%。長期、できれば永久投資を目指す。しかし上昇トレンドが転換すればリリース。

4 個別株は時価総額千億ドル以上の大型株でインデックスの1.5倍以上のリターンが見込めるもの。大型株の理由は値動きが激しくないからです。

10倍株、20倍株は目指さない。別枠で少額で買うことはするかも。

5 債券比率は決めてません。

国内債券の保有があります。今年買いました。長期金利が-0.25%とかの高値なのでさらなる買い増しはしてません。債券は金利と価格が逆になります。

米債券はMMFとVGLTです。株を買う前の待機としてMMF、長期保有でVGLTです。

楽天ではMMFから米株が直接買えるので。

VGLTは更に上昇するとみています。現在長期金利1.685%です。1%を切ると思うのですが(長期金利に大まかに反比例する)ドル転してまで買うかは微妙です。

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現状は公表できないくらいとっ散らかってます

インデックスの割合を増やすべく定期買いとかはしているのですが割合としてはなかなか進みません。

また以前の投資もまだ少し残っています。

銘柄ではBA、UNH、UL、AMGN、PFEそして問題のJNJやMOの保有もあります。

BA、UNHについては買い時には買い増しもしてきました。

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現在増やそうとしているのは「超秘密の銘柄群」の9つです。

VOO、VGT

MSFT、V、MA、MCD、NEE、SBUX

長期債券のVGLTです。

このうちSBUXは10月の決算までは買わない予定です。

 

とはいえ日本円の現預金・債券が大部分を占めています。

日本のリートが少し。3466ラ・サールロジ投資法人

これから投資を始める方、始めたばかりの方と同じ状況です。

一緒に勉強して投資を進められてばうれしいです。

自分の売買についてはその都度報告します。

そのうちどーんとポートフォリオを公表できるようにがんばります。

途中で大きな方針転換がありました

2016年の秋に米国株に参入しましたが途中で大きな転換をしています。

それは「割安株」「安値買い」からの脱却です。

1 参入当初は「高配当株投資」を目指していました。

リタイアを翌年に控えて「収入の確保」を目指したのです。

1年ほど経ってこの方針を転換します。理由は

(1)実際にリタイアしてみて必要なかった。

年金(10万)+別収入家賃(6万)ほどで十分だとわかったからです。

実際には年金で足りています。家賃収入は修繕用に積み立てています。

(2)配当の再投資・申告が面倒

めんどうがりの私にはこまめな再投資や申告での外国税還付は面倒でした。

税制上取り崩すのと比べて有利なわけでもないです。現金比率が高い者には配当の取り扱いはやっかいです。

(3)私の能力が足りていなかった

高配当株投資は多くの人を魅了しますが私のように合わない者も多くいます。

性格的、能力的にです。私の場合は両方です。

◆難しい理由・・・低PER株は取り扱いが難しい。

高配当銘柄は低PERであることが多いです。下落している場合も多くその取扱は予想以上に難しいです。

「割安株」投資は下落する確率も高く難易度が高いです。

インデックスを使えばより易しい投資が可能

インデックスを使えばそれらの多くの難しさを取り除けます。

インデックスにはさらにもう一つ大きなメリットがあります。それは

「安値で買う」必要がない

よく株式投資は「安く買って高く売る」のが原則と言われます。

しかし素人にはこの実行は難しいです。

 

なぜなら「安い時」は市場のマインドが冷えており「買いたくない時」だからです。

さらにその銘柄だけが安いなら、さらに安くなる可能性が高いです。

「トレンドは転換しない限り継続する」からです。

 

「高く売る」のはさらに難易度が高いです。

上昇トレンドの途中で売ればそれ以降の利益を手放すことになります。

これが素人が大きな利益を得られない原因のトップにあげられます。

 

日本株では買値から20%上昇したら売り、みたいなルールを決めている人が多いです。しかし「自分の買値には合理的な意味はない」のでお薦めできません。

 

消去法で高値から10%下、5%下に「逆指値」を設定するのは現実的です。

精神的な抵抗感がなく自動的に売れます。

しかし、上昇トレンドの中で5%、10%一時的に下落するのはよくあることです。やはり長期の利益を取り逃す可能性は高いです。

結論

利益目的では売らないのがよい。

高く売る必要がなければ「安く買う」必要もまたありません。

適正ならOKです。

インデックスでは売らない方針ですし。

さすがに高値を買うのは避けたほうがいいと思っています。

自分の基準ではS&Pは予想PER17~20が適正価格です。

将来をどう見るかにもよりますが。

現在は18で適正。将来も大丈夫と見ています。

 

そうするとインデックスについては「定期買い」はOKだし、時期を見ていつでも適正価格ならOKになります。

安い時期に買うのは当然有利でOKですが、さらに安くなることが多いのは織り込んでおく必要があります。

個別株の買いについては長くなるのでまたにします。

 

以上です。自分のこと中心で失礼しました。

それではみなさんの良い投資を!

今回の動画は→です。https://youtu.be/agxG8FxPtiU

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