V,MAと言えども個別株、保有できない可能性はある
V,MAが無料の決済にシェアを食われる可能性
ブログ村で人気ブロガーの「ピッフィー」さんがビザ、マスターは安心して保有できないという記事を書かれて
V・MA株を安心して保有できない理由。SBG傘下のペイペイは、ビザ・マスターカードを使わず決済可能! | ピッフィーの株式投資Diary
それに対して保有者の立場から「和製バフェットさん」が関連記事を書かれています。
ピッフィーさんのビザ、マスターカードを安心して保有できない理由を読んで。 | 和製バフェットのシークレットポートフォリオZ
私もV、MAともに保有があるので対応を書いておきたいと思います。
結論から言うと
どんな個別株でも保有できなくなる可能性はある
だから銘柄に惚れるのは厳禁
というものです。
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実はビザ、マスターのうらやむような決済利益は攻撃の対象とされて過去にも同じような記事が出たことがあります。
米国ではSQスクエア、PCOMペイコム、PayPal・・・等の企業が手数料が安いあるいは無料のサービスを提供してビザ、マスターはだめになるというものです。
米国以外では中国でアリババのアリペイやテンセントのウイーチャットペイがすでに成功して大きなシェアを持っています。
私は確かにそのとおりだと思い保有のVビザを124ドルで利確しました。
2018年の初めのことです。100ドルで買ったので利益は出ましたが、今では「不要なことだった」と思っています。その後米中貿易摩擦もあり株価も伸び悩みましたが今では私の売値よりも50ドルも上にあります。
その後の参入はMAを買ったので(買いコストは202ドル)ビザを再び買ったのは今年の6月で買値は171ドルです。
私のどこが問題だったのでしょうか?
なぜVやMAは将来の懸念にも関わらず上昇し続けたのでしょうか?
一見余裕に見える優良企業もギリギリの戦いをしている
広いワイドモートを持ち余裕で戦っているかに見える超優良企業でも知れば知るほどギリギリの面があります。特に将来性については株式市場は近い将来だけを織り込む習性があるとみています。
だから競合相手が現実化するまでは、収益に影響がでる可能性があるまでは上昇するのでしょう。
技術的、情報的に将来を予測するのは不可能
と思っています。私に関してはですが。
ITに詳しい人は技術的な面から探るのはいいと思います。
しかし、素人の私なんかでは技術的な優劣は判断がつきません。
ワイドモートを失った時の対応を用意しておく
あらかじめ予見するには高い能力が必要で困難ですが、同時進行では株価が下落するので知ることができます。
最近ではJPMの決済参入で下落しました。そのまま続落はなかったです。
とはいえ反発も限定的でやや軟調な展開が続いています。
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長期上昇トレンドが転換すれば売却しなければならない
5年のチャートをみてみます。
次は2年です。
現時点では長期上昇トレンドは続いているように見えます。
ただし下のチャートでは75日線を割り込んでいます。
かなりの弱気が見て取れます。
VやMAが安値で買えるチャンスはめったにない
V、MAが新しい決済に取って変わられ将来がないと思うのでなければ押し目は買いチャンスです。
私はJPMやウェルズ・ファーゴも自行の暗号通貨を発表するらしですが、それらの決済はまだ実用的ではないと思います。
だから下げ止まりが確認できれば追加買いをします。まだサースからの転換の枠が残っているので。
個別株への対応の確認
永久保有が理想ですが個別株である以上撤退の場合があるのは仕方ないです。
戦いでも撤退が一番難しいと言われています。
戦死者の80%は勝負の決着がついたあと撤退する時に、あるいは戦場に取り残されて発生するというデータがありました。戦闘能力がないから被害が拡大するのですね。
遊牧民が不利とみればさっさと戦場を離脱するのは賢明な作戦です。
株式投資でも大きい被害は撤退のまずさから出るように思います。ソースは自分です。
1 銘柄、会社に惚れない
バイアスがかかって情報を冷静に判断できません。
高い配当がもらえるというのも強い保有のバイアスの一つです。
だから高配当目的の場合は撤退をどうするのかが要素が一つ増えて複雑になります。
シンプルを望むのであれば「配当金」を投資の目的から外せばできます。私はそうしています。♣投資指標としては大事。
2 チャートでのトレンドの判断は難しい
ちょうど今のVやMAは長期トレンドの転換なのか一時的な下落なのかの判断がつきません。
ほとんどの場合は一時的な下落です、だから11年も上昇を続けているわけです。
長期トレンドの転換の場合はあとになってあの時ピークアウトして下落が始まったんだとわかるわけです。
話は変わりますが韓国が2017年の9月に経済がピークアウトしていたそうです。
2年経ってやっとわかったのですね。
だとするとムン大統領が就任してからとった「25%の最低賃金上げ」「金利引き上げ」などの政策は逆方向だったですね。
来年は1%成長も危ないとアリましたが私はマイナスとみています。
すでに物価はマイナスに突入してデフレ進行中です。
結論→チャートだけの判断では遅れる可能性がある。
3 個別管理でリスク管理を徹底
私の提唱するロットごとのリスク管理では、チャートでの判断が遅れても対応が可能です。
直近で高値で買ったロットは下落とともに売却ラインに達するからです。
例えば先日買い増したVの176ドルのロットの損切りラインは158ドルです。
これがトータル管理だと、初めの買値が安くトータルでのコストが安いと売るラインはずっと下になり、それだけ鈍感になり対応が手遅れになる可能性が高くなります。
「何か、ごちゃごちゃとめんどくせいなあー」と思われる方はインデックスならリスク管理は不要でオススメです。
面倒なリスク管理あっての個別株ですから。
MAなんかは初めの買値は200ドルですからかなり下です。しかしその前のがラインに達することでライン設定を変更して利益を十分に確保して売ることも可能です。
5回位の買い増して来ているなら、高いラインを2つ切ったくらいで全部切ればトータルではかなりのプラスでしょう。
これが「トータル管理」だと損益分離点までは行動しない可能性が高いです。
結局は原価を割ってから行動を起こすのでトータルでは損になります。
最後に
決済についての技術的なことはわかりませんが、無料サービスにも欠点があり有料サービスのV、MAを駆逐するかはわからないと思っています。
アリババやテンセントは本業があり、ペイサービス自体での利益は求めていません。
JPMも自行の顧客向けサービスと説明していました。
米国ではアマゾンなんかが一番無料のペイとの親和性がいいでしょう。
本業を持たない企業の無料決済への参入、拡大は難しいと思います。
利益が上がらなければ追加投資はできないし、不正利用の保証もできません。
FBのりブラの構想も当局に潰されたし、道はそんなに簡単ではないです。できるとしても時間的な期間が必要だとも思っています。
とはいえ、無料の決済サービスは誰もが望んでいることなので実現する可能性はあります。
私も7月からぺいぺいを使ってますがとても便利です。クレジットカードより安心感があります。5千円以内しかお金を入れないので不正利用がしにくいと思うのです。
チャージして使われば問題ですが。Yahooカードだけで入金してます。あとコンビニと。スマホを落としたらヤフーカードを止めればいいですよね。
地元では楽天ペイしか使えないところが多いですね。
楽天ペイもつくった方がいいのか思案中です。
以上です。
それではみなさまの良い投資を!
追伸 趣味で下手な動画をあげていますが、ありがたくも218人の方に登録いただきました。やはり聞いていただけるとやる気が出ます。いいね評価やコメントもお願いします。
今回の動画は→どうぞ御覧ください。 https://youtu.be/XeeQtzLLoks
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